シアトルの観光スポットと言えば、ダウンタウンにあるパイクプレイスマーケットが有名ですが、もちろんその周辺にも観光スポットはたくさんあります！
最近はシアトルと言うと、やっぱり「スターバックス発祥の街」というイメージが強くなっていますが、港街ならではの観光スポットもたくさんあるので、シアトルの雰囲気を満喫することができますよ。
今日はシアトルで人気のパイクプレイスマーケット付近にある、おすすめの観光スポットをまとめてご紹介したいと思います。シアトル近郊に住んでいる私でも、何度も訪れたことがあるおすすめの場所なので、ぜひシアトルに来た際には立寄ってみてください！
行列が毎回すごい！定番の観光スポット スターバックス1号店！
まずは絶対に立寄っておきたいおすすめスポットからご紹介します！パイクプレイスマーケットの一番賑わっているアーケードから、少し離れた道の向かい側に「スターバックス1号店」がありますが、ここはスタバファンならずとも一見の価値ありです。
というのも、ロゴが通常のお店と全く違い、あの人魚ロゴもレトロな印象です。そしてお店の混雑具合も一見の価値アリで、もしも行列が出来ていなかったら相当ラッキーですよ。
店内で販売されているドリンク類は、他の店舗と同じものですが、タンブラーやマグカップなどは全て1号店限定モノなので、お土産を買うには最高のスポットです！混雑を避けたい場合には午前中というより、朝の早い時間を狙って訪れましょう！
もし何か買って帰りたい方は、混雑していると緊張してしまって、ゆっくりと欲しいものが見付けられないかもしれないので、スタバ1号店に行く日はちょっと早起きして早朝に行ってみましょう！
スターバックス1号店のお土産や限定品グッズは、以下の記事で詳しくまとめていますので、ぜひそちらも参考までに読んでみて下さいね。^^
参考スターバックス1号店のお土産15選！限定タンブラーやマグ、エコバッグなどレアグッズが揃う！スタバファン必見！
スターバックス1号店の場所や行き方、店内様子などは以下の記事で詳しくご紹介しています。
参考スターバックス1号店を徹底解説！他スタバとの違いや店内、お土産になる限定品などシアトル観光名所をレポート！
世界で2番目に汚い場所にランクイン…ガムウォール！
パイクプレイスマーケットの中でも、ひときわ活気を放つ魚屋さん、またはマーケットのマスコットである、「金の豚のレイチェル」を目印にして進むと、下へ降りれる階段があります。（マーケットの LOWER FLOOR の階段ではないので注意です！）
その階段を下りると、すぐに分かるほど人がたくさんいる場所が「ガムウォール」です。こちらは暇つぶしに少年がガムを貼り付けたことが始まりと言われています。
現在では無数のカラフルなガムがベタベタと貼り付けられており、とてもフォトジェニックな壁になっていますよ。この壁を背に写真を撮る観光客が多いのですが、リュックの人は油断しないように！
ガムが完全に乾いているとは限らないので、背中のかばんにベッタリつかないように気をつけてくださいね…。ちなみにこちらの壁は不定期に一斉清掃されることがあり、行ってみたらガムが全くなかったなんてこともあるそうです。
あまり期待をせずに、マーケットの観光ついでに立寄る気持ちのほうがいいかもしれませんね！
ちなみにですが、このガムウォール、世界で2番目に汚い観光スポットになっています（笑）以前は1位だったそうですが、現在はアイルランドの「The Blarney Stone」に1位の座を奪われています。
「The Blarney Stone」とは、アイルランドにあるブラーニー城の城壁に造られた石で、この石にキスをすると口が達者になる（？）上手くなるなどのジンクスがあるようで、毎年この石に何と約400,000人がキスしているのだそうです。確かに色んな雑菌や細菌がくっ付いていて、清潔では無さそうですよね…（汗）
シアトルのシンボル的存在 スペースニードル
シアトルのシンボルで、パイクプレイスマーケットを抜いて、訪問者の多い観光スポットと言われています。
マーケットから徒歩でも行けますが、若干距離があるのでモノレールに乗って、ダウンタウンの街並みを足元に見ながら、アトラクション感覚で楽しむのもおすすめです。
スペースニードルは1962年のシアトル万博と同時にオープンした展望台で、高さは184ｍです。エレベーターに乗って展望台まで上がりますが、たった43秒で上るため、エレベーターの窓は一気に視界が開け、シアトルの街並みを望めます。
もちろん上がった先の展望台からは、さらに絶景を楽しめますよ！展望デッキにも出られ、360度のパノラマをのんびりと堪能しましょう！ワシントン湖やレイニア山など、シアトルの街と自然がうまく融合した景色をバックに写真を撮ってもいいですね。
展望台だけでなく、レストランもあるのでランチやディナーも楽しむことができます。お天気のいい日なら、こちらで食事をするものおすすめです。
子供も一緒に楽しめる！シアトル水族館
パイクプレイスマーケットから下っていったエリアは、ウォーターフロントという場所になります。まさしくその名の通りで、エリオット湾という穏やかな湾に面した場所で、レストランやお土産屋さんなどが立ち並ぶ、観光客に人気のスポットです。
その中でも一番大きな建物がシアトル水族館。この水族館は基本的には研究目的に建てられたものなので、皆さんがイメージするようなイルカやシャチのショーなどはありません。
しかし、エントランスから入ってすぐのところにある巨大な水槽は圧巻です。ダイバーがエサをあげていたり水槽の中に入っていたりするので、魚の動きも活発でずっと見ていられるほどですよ。
そして、ヒトデやウニなど海の動物を触れる水槽もあり、小さな子供達で賑わっています。可愛らしいラッコやアザラシなどもいるので、ショーがなくてもかなり長い時間楽しめる水族館です。半日は時間を取って訪れるといいでしょう。
シアトル名所を一気に周る！絶対おすすめのエリオット湾クルーズ
ウォーターフロントのエリアから「ARGOSY」という会社のハーバークルーズが出港しています。
約1時間でエリオット湾をまわり、シアトルのダウンタウンの美しいスカイラインや、オリンピック半島の遠景、港町ならではのコンテナ密集地帯などなど、シアトルの名所を一気に見学できるクルーズツアーです。
とくにシアトルを初めて訪れる方にはイチオシです。英語のみになりますが、ガイドの解説もあり詳しい説明やアメリカンジョークなどを聞くこともできますよ！
船内は完全自由席なので、お天気のいい日なら船のデッキ席で風を浴びながら景色を楽しむのがおすすめです。船内にはバーカウンターもあるので、ビール片手にシアトル見学というのも贅沢ですよね！
ちなみに船は3階建てで、お手洗いも完備の比較的大きな船です。しかもエリオット湾は非常に穏やかなので揺れも少なく、船酔いが心配と言う方でも安心して参加できますよ！（実は私は非常に酔いやすい体質なのですが、このクルーズは全く平気です！）
1時間のクルーズツアーは1日に何便もツアーが設定されているので、都合のいい時間に参加できるのも人気の理由です。
野球好き＆イチローファンにはたまらない！見学ツアーもあるセーフコフィールド
野球好きの方には言わずとしれた、シアトルマリナーズの本拠地です。2018年のシーズンには日本球界だけでなく、メジャーリーグ界でもレジェンド的な存在であるイチロー選手がマリナーズに復帰したこともあり、日本でも再注目されていますね！
このセーフコフィールドは開閉式の屋根があることで知られており、試合の途中で雨が降ってきても、すぐに屋根を閉めてくれるので天気の心配をする必要がなく非常にありがたいスタジアムです！
また、このスタジアムはビールが美味しいことでも有名なので、夏場の試合観戦はビールが飛ぶように売れますよ。
※アメリカでの飲酒は21歳以上になります。未成年が飲酒をすると旅行者であっても法的に罰せられますので、ルールはちゃんと守りましょうね。
もし時間があれば、スタジアム内の見学ツアーに参加するのもおすすめ。普通では入れないようなベンチやプレスルーム、インタビュールームなどスタジアムの裏側を見てまわることができます。
ホームゲームがある日には急に見学ツアーが中止になることもあるので、要注意です。ツアーの申し込みはインターネットやマリナーズのチームショップで受け付けていますよ。
人形オブジェのSAM（サム）が目印！シアトル美術館
ダウンタウンにいきなり出現する、大きな人型のオブジェが目印。よく見ると、このオブジェは動いています！
ハンマーを振り上げ、腕を下ろすような動きを繰り返しているので、「ハンマリング・マン」と呼ばれています。美術館の中をゆっくり見学する時間がなくても、このオブジェの写真は撮っておきたいですね！
実はこのハンマリング・マンは絶えず動いているのですが、9月の第1月曜日はレイバーデー（日本で言うところの勤労感謝の日のような日）というナショナルホリデーにあたるのですが、この日だけはハンマリング・マンも休むのです。アメリカらしいジョークがシャレていますね。^^
館内の展示は大変充実しており、世界各国の古代の芸術作品から現代アートまで、バラエティ豊かな作品が展示されています。日本美術も数多くあり、アジア美術のコレクションは全米でもトップクラスです。
ちなみにこの美術館は「Seattle Art Museum」という名称ですが、地元の人からは頭文字を取って SAM（サム）と呼ばれています。
ハリーポッターの世界が楽しめる？ワシントン大学
こちらはパイクプレイスマーケットの周辺というわけではありませんが、ダウンタウンの駅から電車1本で行ける、シアトル観光にはハズせないスポットなのでご紹介します！
1861年創立のアメリカ西海岸では2番目に古いという歴史ある大学で、ノーベル賞受賞者を数多く輩出している名門大学です。そして、卒業生にはブルースリーがいることでも知られています。
現在、医学やコンピューターサイエンス、経営学の分野ではアメリカでもトップクラスと言われており、日本からの留学生もたくさん見かけますよ。
ワシントン大学はお散歩やジョギング、サイクリングをしている一般の方も多く、非常に穏やかな雰囲気を楽しむことができる場所です。中でも図書館は圧巻で、重厚な外観、天井が高く本で埋め尽くされた一画は、ハリーポッターの世界が広がっており、観光客から人気のスポットです。
写真撮影などは自由にできますが、実際に勉強をしている学生さんもたくさんいるのであまり大声で話したりするのは控えましょうね。ワシントン大学のスポーツチームの総称である「ハスキーズ」というハスキー犬がモチーフになったグッズがお土産に人気です。
大学内や大学近くのブックストアで購入することができるので、記念に文房具やスウェットなどを買っていくのもいいですね！
その他のシアトル土産は、以下の記事が参考になります。シアトルはもちろん、パイクプレイスマーケット内でおすすめのお土産や店など、詳しくご紹介していますので、シアトルでのお土産探しにお役立て下さいね。^^☆
参考シアトルでお土産探し！必見！旅行業者が教える、おすすめショップや限定品など、喜ばれるお土産リスト！
参考パイクプレイスマーケットでお土産探し！旅行業者が教える！★厳選★シアトルを代表する観光スポットのオススメお土産屋５選！
いかがでしたか？
今回はシアトルのパイクプレイスマーケット周辺の観光地をご紹介しました。
シアトルのダウンタウン自体はとてもコンパクトで歩きやすい街なので、観光やお買い物にも便利な街です。ただ、坂道が多いので履き慣れたスニーカーなどで行動することを強くおすすめします！一日歩き回るとかなりヘトヘトになりますよ^^;
シアトルを訪れる際にはぜひ今回ご紹介した観光スポットに立寄ってみてくださいね！
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
また次回も宜しくお願いします★
