こんにちは。TechガールのUsLife編集部です。
今日は前回に引き続き、アメリカで育児中の方に参考になるであろう、アメリカの離乳食事情をまとめてみました。
これからアメリカで海外赴任される方や、子供を連れてアメリカにしばらく移住される方は、現地ではどういった食べ物を子供に食べさせればよいのだろう…と悩む方も多いかと思います。
私もアメリカでの離乳食開始時には、日本の離乳食と違っている点が多かったので、色々と戸惑った経験があります。
特に「ライスシリアル」という物を、赤ちゃんに最初に食べさせるという点については、朝食に出て来るような、あのサクサクしたシリアルを想像しており、当時もの凄く心配しておりました…。(あんなサクサクしたもの喉に突き刺さるじゃん、と真剣に思っていましたw)
で、その後、実際に買って食べさせてみると、日本の10倍粥とたいして変わりない食べ物だったので、ホっとした思い出があります。^^;
離乳食開始時の様子やアメリカでの離乳食スケジュールは、以下の記事でも詳しく書いています。
参考 アメリカの離乳食ってどんなの?進め方は?新米ママが息子に実践している方法をご紹介!
今回は、前回の記事の続きも含めた、アメリカでの離乳食の与え方や開始時期、アメリカならではの食材を使った離乳食のメニューや種類、ステージごとの離乳食、アメリカで評価の高いオーガニックのオススメの離乳食なども一緒にご紹介したいと思います。
アメリカで育児中の方、これからアメリカで子育てをされる方は、ぜひ参考までに読んでみて下さいね。
※今回もサンフランシスコに在住の1歳児を育児中のママに記事を執筆して頂きましたので、その方の記事を中心に、私(Techガール)の方でも一部情報付けたし、編集した形で公開させて頂きます。
アメリカの離乳食事情。開始時期は日本とほぼ同時期に
日本では赤ちゃんが5〜6ヶ月を過ぎる頃には母乳メインだった生活から少しずつ離乳食をスタートさせて食べ物に慣れさせていきます。
アメリカも離乳食のスタート時期はほぼ同じです。とはいえ、アメリカの食文化での離乳食メニューは日本のものとだいぶ違ってきます。
日本だとまずはお粥からスタートさせる人が多いと思いますが、うちの子の担当小児科医にそれを相談したところ「お米は栄養が無いからやめようね〜」なんて言われてしまい、その頃、まだ日本語の育児本片手にママ歴6ヶ月だった私はパニックになりそうでした(笑)。
国や時代が変われば、常識も180度変わってしまうのが育児です。
最終的にはお母さんの判断で赤ちゃんに合うものを選んでもらうのが1番ですが、少しでも参考になればと思い、私の経験をもとにしたアメリカの離乳食事情について紹介します。
アメリカの離乳食スケジュール
開始時期は生後4〜6ヶ月が一般的
私の通う病院は比較的ナチュラルな物を好む傾向にあり、母乳も1年弱は続けるように言われ、離乳食も急がない傾向だったので、生後6か月過ぎた頃から離乳食をスタートさせました。
一般的には生後4〜6か月でスタートと言われており、中には4か月の時点でお医者さんに強く勧められた日本人のママ友もいて「さすがに早すぎるんじゃ…」と悩んでいました。
ちなみにアメリカママの断乳の時期は、かなり人それぞれバラつきがあり、2歳、3歳になっても母乳を飲み続けてる子を結構見かけます。
私(Tech)の息子も、アメリカの小児科の先生には生後4ヶ月になった時点で、離乳食開始のスケジュール表を貰いました。ただ、私がまだ早いと判断したので、実際に開始した時期は生後7ヶ月になってからでしたが、アメリカでは割と早くから離乳食を開始するところが多いイメージがあります。
理由としては、アメリカ小児科学会によると、早い時期に離乳食をスタートした方が食物アレルギーのリスクを減らせるそうで、アメリカのほとんどの小児科では早期の離乳食開始時期を勧めているそうです。
※英語になりますが、アメリカの医療系情報サイト「WebMed」でも、赤ちゃんの食物アレルギーと離乳食開始時期について言及されています。
日本だと離乳食開始はだいたい生後6ヶ月位からで、食物アレルギーを心配する親御さんの殆どが、遅めに始める方が良いとの見方をされているかと思ったので、この辺りの考えも大分違うなと感じました。
食物アレルギーは早期開始でリスクを減らせる
アメリカで離乳食開始が早い理由ですが、遅く与えるよりも早く与えてしまった方が、アレルギーのリスクを減らせるということで、アメリカ小児科学会では生後4ヶ月位からの離乳食開始を勧めています。
日本では少ないけれど、アメリカではピーナッツアレルギーの子供が結構身近に存在しています。
もし、両親のどちらかがピーナッツやナッツアレルギー、また特定の食べ物に対して何かアレルギーを持っている場合、子供も同じ物質に対してアレルギーが発生する可能性が高いので、特にそういう方(High Risk)はピーナッツアレルギーの誘発を避けるため、生後4〜6ヶ月には離乳食を開始し、ピーナッツを何らかの形で少量ずつ与えることを推奨しているようです。
また、両親のどちらか、もしくは赤ちゃんがアトピーや湿疹、卵アレルギー、もしくは全部に該当する方は、ピーナッツアレルギーを発症する可能性が高いそうです。
元々は遅く与えた方がアレルギー反応を管理しやすいということで、アメリカでも遅めの離乳食開始だったのですが、最近ではガイドラインが変わって来ており、現在は生後4〜6ヶ月からの開始が勧められています。
また、赤ちゃんの食物アレルギーを予防する最善の方法としては、母乳育児を最低でも4〜6ヶ月は続けることなのだそうです。
私(Tech)の場合は、あまりにも哺乳瓶に対して無知だった為、搾乳した母乳やミルクを物を色々な種類の哺乳瓶で与えてしまっていたので、途中から息子が母乳を拒否してしまう、乳頭混乱になってしまい、生後4ヶ月あたりで突然おっぱいを受け付けなくなりました…T_T
そういう方は、自分の子供が何か特定の物に対してアレルギーになったりしないか心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、何らかの理由で母乳が飲めなくなった赤ちゃんに対しても、ママのおっぱいを飲んでもらう方法はあります。
私の場合は母乳が出ていたのにも関わらず、飲んでもらえなくなったので、しばらくは搾乳して母乳を与えていました。搾乳した母乳と直接母乳を与える場合は、哺乳瓶選びがかなり重要になります。
そんな方に最適な、おすすめの哺乳瓶がありますので、そういった心配がある方は、乳頭混乱をおこしにくい、ベストな哺乳瓶を準備しておきましょう。
詳しくは以下の記事をご覧下さい。おすすめの哺乳瓶は、まだ日本にいる方は日本で、アメリカにいる方でも Amazon で購入可能です。
早期開始が食物アレルギーになりにくい…と言われても、やっぱり生後4ヶ月で離乳食開始となると、戸惑いもあるし、親ならやっぱり心配ですよね。
異国での育児は慣れないことも多いし、日本にいる時より心配ごとも多いと思います。離乳食開始時期については、アメリカの掛かり付け小児科医とも十分話し合って、赤ちゃんの様子に合わせて開始時期を決めて下さい。
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アメリカで離乳食の進め方とは?
冒頭にもお伝えしたように、最初にお粥を与える日本とは違い、私の通っていた病院ではベビーシリアル(オートミールまたはライスシリアル)を最初に与えるように指示され、同時に裏ごしした野菜や果物も与えるように言われました。
ベビーシリアルはスーパーで見かける、朝食で食べるような硬いシリアルとは違い、ドロッとした液体状のものです。見た目はお粥に似ているのですが、味はお粥よりも少々癖があると私は思いました。
実物の写真は以下の記事でご紹介していますので、気になる方は以下もご覧下さい。
参考 アメリカの離乳食ってどんなの?進め方は?新米ママが息子に実践している方法をご紹介!
また、この頃から外出も増えて粉ミルクを導入する人も多いと思いますが、英語で粉ミルクの事は Formula(フォーミュラー)と言い、アメリカではボトルを開ければすぐ飲める、液体状のミルクがあるのでとても便利です。
アメリカでの粉ミルクについては、(多分)どこよりも詳しくまとめていますので、アメリカで買える粉ミルクの種類の詳しい情報は、以下の記事をご覧下さい。
実際の離乳食の進め方は、病院から貰ったサンプルスケジュールを元に、以下にまとめてみました。
生後4〜6ヶ月のスケジュールと食べ物
起床後:母乳またはミルク
朝食:小さじ1〜4程度のベビーシリアル
朝のおやつ:母乳またはミルク
お昼:母乳またはミルク
夕飯:小さじ1〜4程度の裏ごしした野菜か果物
寝る前:母乳またはミルク
私が最初に離乳食開始時に使用した、赤ちゃん用オススメのスプーンは、Munchkin(マンチキン)の White Hot Infant Spoons です。
※商品詳細や価格は Amazon のサイトからチェックできます
食べ物が熱すぎるとスプーンのすくう部分の色が白くなり、適温が分かる様に出来ています。また、1回ですくえる量がちょうど良いのと、持ち手も長いので、赤ちゃんが自分で持つのには向いてませんが、食べさせるにはとても使いやすかったです。
見た目も写真のようなカラフルで可愛らしいスプーンです。マンチキンはアメリカの赤ちゃんグッズブランドで、スプーンの他にもマグカップなどたくさんのベビー用品を出しています。
日本でも購入する事が出来ますがかなり割高なので、帰国時の赤ちゃんのいるお友達へのお土産にしても良いですね!また、この頃からストローを使う事を勧められました。
生後6〜8ヶ月のスケジュールと食べ物
起床後:母乳またはミルク
朝食:小さじ2〜4程度のベビーシリアル&小さじ2〜3程度の野菜か果物&母乳またはミルク
朝のおやつ:母乳またはミルク
お昼:小さじ2〜4程度のレンズ豆&小さじ2〜3程度の野菜か果物&母乳またはミルク
夕飯:小さじ2〜4程度の全乳(Whole milk)ヨーグルト&小さじ2〜3程度の野菜&母乳またはミルク
寝る前:母乳またはミルク
レンズ豆は赤茶っぽい色をした豆で、アメリカの料理には頻繁に使われます。ドロドロに煮ると食べやすいですし野菜ともよく合います。
日本だと豆腐や納豆といった豆類を与えると思います。豆腐は場所によってはそのまま「tofu」という英語で売られていますが、納豆はまず見かけません。また、手づかみで食べる事も勧められました。
生後8〜10ヶ月のスケジュールと食べ物
起床後:母乳またはミルク
朝食:小さじ4〜6程度の赤ちゃん用オートミール&小さじ2〜3程度の果物&茹でた卵1個
朝のおやつ:母乳またはミルク
お昼:小さじ2〜4程度の砕いたチキン&小さじ2〜4程度の野菜&お米&母乳またはミルク
夕飯:小さじ1〜2程度のチーズ&小さじ2〜4程度のブラックビーンズ&小さじ2〜3程度の野菜&母乳またはミルク
寝る前:母乳またはミルク
この頃には食事のメインは離乳食に切り替わっていきます。日本でも鳥の「ささみ」を食べさせる事が多いと思いますが、アメリカのスーパーでは、なかなか日本のような鳥のささみを見かける事がありません。
Boneless, Skinless, Chicken Breast といった表記のものが、日本のささみに近いかと思いますが、もっと分厚くてささみのように細かく裂く事が難しかったので、私の場合は叩いてスープに入れてました。
生後10〜12ヶ月のスケジュールと食べ物
起床後:母乳またはミルク
朝食:小さじ4〜6程度の全乳(Whole milk)ヨーグルト&小さじ2〜3程度のラズベリー&半分に切ったトーストにバター
朝のおやつ:小さいチーズ&クラッカー
お昼:小さじ2〜4程度の刻んだ魚&小さじ4〜6スクアッシュと麺&母乳またはミルク
午後のおやつ:母乳またはミルク&小さいバナナ
夕飯:小さじ1〜2程度の砕いたチキン&小さじ4〜6程度のお米&小さじ3〜4程度のカリフラワー&母乳またはミルク
寝る前:母乳またはミルク
この辺りになってくると、だいぶアメリカの食文化が垣間見えますね(笑)。
ラズベリーは日本ではあまり見かけないと思いますし、「スクアッシュ」も私は最初何の事か分かりませんでした。スクアッシュは簡単に言うとウリ科の総称です。
かぼちゃは英語でパンプキンと習った方も多いと思いますが、パンプキンはハロウィンに出てくるようなオレンジ色の野菜で、私たちがよく日本のスーパーで目にする緑色の物は「Kabocha」の名で売られています。
離乳食をなかなか食べないお子さんをお持ちのママには、かぼちゃは救世主だと思いますが、これがなかなか手に入りません(涙)。あったとしても日本のような1/2カットなんて親切な物はアメリカのスーパーではまず見かけないので、1個丸ごと購入するしかなく切るのにいつも苦労します。
そして、魚類もなかなか苦労しました。日本だとしらすを筆頭に魚の種類がかなり多くありますが、アメリカのスーパーの魚売り場の小ささといったら…。
「しらす」ももちろんありませんし、よく売られている Cod(たら)はアレルギーが出やすいので、私はサーモンで乗り切りました。
病院からもらった離乳食完了期までのスケジュールは上記の通りでしたが、その他に個人的にうちの子がよく食べたのは、
アボガド、ブルーベリー、ビーツです。アボガドもブルーベリーも日本よりも安く手に入るのと、アメリカでは1年中売られているので入手しやすかったです。
ビーツは赤い(たまにゴールドもあります)カブのような野菜で、少し甘さがあるので、ほうれん草を混ぜたりしていました。
色が赤に近いピンクをしているため、食べさせるとその日のおしっこやウンチはピンクになります(笑)最初は血尿が出たのかと思って焦りましたが、ビーツが原因でした。
アメリカの市販離乳食の種類と比較、各ステージ
離乳食はなるべく手作りをしてあげたいと思うのが親心ですが、外出時や急な用事がある際は、そうも言ってられないのも現実です。
外出する際は、暑い日中でも食べ物が悪くならない市販のベビーフードが便利だし、素材にもこだわった Non-GMO(遺伝子組み換えでない)製品や、オーガニック素材だけを使った離乳食もたくさん売ってあります。
しかし、日本のベビーフードに比べると、味や種類は正直少ないと思います。特に困ったのは、日本のベビーフードはアレルギー品目に関して分かりやすく明記してくれてるのに比べて、アメリカのベビーフードの表記は字も小さくて分かりにくいので買う時に時間がかかった事です。
でも、アメリカのベビーフードはパッケージがカラフルでオシャレなので、赤ちゃんに持たせるととても可愛く、思わずまとめ買いしちゃってました。
私が実践した離乳食の具体的な食べ物を各年齢ごとに詳しくご紹介したので、ここではアメリカの主要ベビーフード、各ステージごとの離乳食、種類や違いなどを詳しくまとめてみたいと思います。
Stage1(生後4ヶ月〜6ヶ月)
まず、離乳食を食べるにあたって、首がすわっていることと、支えありで座っていられることが必要になりますが、アメリカの離乳食ラベルには、それを示唆するように「Supported Sitter(1st food)」と書いてあります。これは、支えありで座っていられる赤ちゃん向けの離乳食ということを意味しています。
アメリカの離乳食は、基本的にちゃんとステージごとに分けられているので、さきほどの「Supported Sitter」の表記や「Stage 1」、もしくは「1st Stage」など、ラベルのどこかに必ず書いてあると思います。
Stage1で使用されている材料は、基本的にまだ1種類のみで、例えばバナナならバナナしか使っていない離乳食、人参なら人参のピューレのみ、という感じで作られています。
これは、食べ物に対してアレルギーが出た場合、複数の食材が入っていると、どれに対してアレルギーがあったのか分からないため、基本的に1種類の食材に絞られています。
離乳食を開始しても良いかどうかのサインですが、赤ちゃんが食べ物に関心を示しているか、食べ物を口の前に持って行くと口を開けるかどうか、授乳後にまだお腹が空いているかどうか、なども離乳食を始めるかどうかの判断材料になるそうです。
また、アメリカの市販の離乳食は、残留農薬の心配が比較的少ないオーガニック製品や Non-GMO(遺伝子組み換えでない)の材料を使った商品が多いイメージです。
Stage1 はピューレタイプがメイン
Stage1の離乳食の種類は、瓶入りの物やプラスチック容器に入ったもの、パウチタイプの物が主流です。
パウチタイプだと、赤ちゃん自ら握って飲んでもらうか、口に運んで直接飲んでもらう必要があるので、この時期だと、まだママが食事を与えることが殆どだと思うので、瓶入りやプラスチック容器に入ったベビーフードの方が便利かもしれません。
パウチタイプでも問題無い場合は、スプーンが必要ないパウチタイムの方が持ち運びも便利だと思います。
パウチタイプの Stage1 離乳食
こちらはアメリカのスーパーで比較的よく目にする「Plum Organics」のパウチタイプの離乳食ピューレです。プルーンだけしか使用してありません。食材もUSDAオーガニック、Non-GMO で値段もちょっと高めです。
瓶入りタイプの Stage1 離乳食
こちらも一般のアメリカの一般スーパーで買える瓶入り離乳食です。「Earth's Best Organic(アースズベスト オーガニック)」というブランドで、こちらも離乳食開始には便利です。
こちらもUSDAオーガニック、Non-GMO の商品になります。瓶入りだと数日は保存できるのと、上の商品はバナナ、アップル、ペアー(梨)、ニンジン、とセットになっているので、手軽に試しやすいです。
この商品は「Amazon's Choice」にもなっており、12個入って9ドル前後なのでかなりお買い得だなと思いました。しかも今なら20%OFFクーポンも付いているので、更にお得に買えてしまいそうです。
しかし「add-on」アイテムなので、これだけ単体で買うことができないので、他商品と一緒に買物する際にはお買い得だと思います。ちょうどこのタイミングで Stage1 の離乳食が必要な方は、試してみるのもいいかもしれませんね。
プラスチックの箱入り Stage1 離乳食
こちらはアメリカで一番目にする、赤ちゃんの顔が目印の「Gerber(ガーバー)」ブランドの離乳食です。
このブランドは一般スーパーではノンオーガニックの製品がメインで売ってあるので、他オーガニックブランドと比べると値段が安く、オーガニックの表記や Non-GMO の表記も無い商品が多いです。しかし最近ではもう少し素材に気を配った Non-GMO の商品も出始めました。
大体プラスチックのパッケージに入ってることが多いのですが、このパッケージは BPA(ビスウェノールA)を含まない容器を使用しています。英語の表記だと「BPA-Free」と書いてありますので、気になる方は BPA-Free のパッケージに入った離乳食を選ぶとよいかと思います。
アメリカの離乳食だと、この Gerber ブランドが一番種類が多く、また一般スーパーでも品数の取り扱いが多いので、アメリカ人では一番手に入れやすいベビーフードです。
CVS や Walgreens のアメリカ大手ファーマシーでも一部取り扱いがあるので、外出先で急にベビーフードが必要になった!という時でも、すぐに手に入る可能性も高いです。
Stage2(生後8ヶ月〜10ヶ月)
離乳食に慣れてくる頃の、生後8ヶ月以降の赤ちゃんを対象にした離乳食が Stage2 です。ブランドによっては生後6ヶ月から対象の離乳食もあります。
上に写真を入れていますが、イラストにはしっかりと一人で座った赤ちゃんが描かれており、「Sitter」もしくは「2」「2nd food」と書いてあることが殆どです。Stage1の「Supported(支えあり)」が無くなったので、赤ちゃんの成長具合が分かりますね。^^
この頃は、たくさんの食材をすでに試している頃だと思うので、Stage2 の離乳食は2つ以上、もしくは3つの食材が一つになったベビーフードが一般的です。
Gerber では、まだ1食材のみで量だけ多くなった Stage2 もよく目にします。
Stage2 は少し水気が無くなったピューレタイプ
テクスチャーは Stage1 と比べると、少し水気が無くなり、そこまでドロっとしていない感じですが、普通の食事と比べるとまだまだピューレに近い食べ物です。
食材の組み合わせは、果物と野菜、果物だけ、野菜だけが多いですが、この頃から穀物も一緒に混ざったタイプの物もありますので、そういったタイプの離乳食は、Stage1 と比べるとよりテクスチャーが厚くなります。
パウチタイプの Stage2 離乳食
こちらは Earth's best のオーガニックベビーフードです。見て分かる様に、アップル、ピーチ、オートミールの3種類の食材が入った離乳食です。
オートミールが入っているので、おそらくちょっとベトベトした感じなんじゃないかと思います。こちらは Stage2 ですが、生後6ヶ月からOKです。
こちらは Plum Organic ブランドの Stage2 の離乳食です。「Pear, Purple carrot & Blueberry」と書いてあるので、梨、紫ニンジン、ブルーベリーが入っています。こちらもUSDAオーガニック、Non-GMO です。
パウチタイプの離乳食も、気に入った物があれば Amazon での箱買いがお得なのと、商品価格の下辺りに「Extra 25% Off Coupon」が付いていることがあるので、買いに行く時間が無くても安く買いたい人!という人は、Amazon の通販利用がお得です。
私(Tech)の息子はアメリカの市販離乳食が大好きなのですが、これも Earth's Best も Plum Organic も食いつきが良かったので、Amazon でよく箱買いしていました。
離乳食を初めてすぐの頃は、Earth's Best のオートミール入りが腹持ちがよく、外出時にお腹が空く頃に与えると満足していたので、これには結構助けられました。
外出する際は、棚からパっと持ち出してすぐ準備ができ、非常に便利なので、安く買える Amazon が便利です。
外部リンクAmazon 割引クーポン付きの商品一覧
瓶入りタイプの Stage2 離乳食
瓶入りタイプの離乳食と言えば、こちらのブランド「Beech Nut(ビーチナッツ)」も、Gerber(ガーバー)と匹敵するほどの品揃えです。こちらも一般スーパーで目にすることが多いので、比較的手に入れやすいです。
こちらは大体オーガニックか、ノンオーガニックの商品が売ってあることが多いのですが、ノンオーガニックの方が1、2ドル程安いです。
店頭で見ると小さく見えますが、意外と中身はいっぱい入っており、まだ8ヶ月前後の赤ちゃんだったらこれ1瓶で結構腹持ちも良いです。(赤ちゃんにもよると思いますけどね...^^;)
瓶入りの場合は、一般スーパーで良く見るのは Gerber、Beech Nut、Earth's best の3ブランドがよく瓶入りの離乳食を出しています。
プラスチックの箱入り Stage2 離乳食
こちらはグリーンピースのみですが、Stage2 の離乳食になります。Stage1と比べると量が多く、あとテクスチャも少ししっかりした感じ(英語で言うとThick)のものが多いです。
Gerber にもオーガニックの離乳食はありますが、一般のスーパーではノンオーガニックの離乳食を多く取り扱っているイメージがあります。
オーガニックだと、Earth's Best や Plum Organic など他ブランドがあるため、Gerber ではノンオーガニックで、出来るだけ安いものを買いたい需要に対応しているのだと思います。
一般のスーパーでも、オーガニックかノンオーガニックか選べて、自分の予算にも合わせられるのは嬉しいことですよね。
私(Tech)の息子は、最初の離乳食開始から、オーガニックブランドのグリーンピースをよく食べさせていたせいか、今ではすっかりグリーンピースの味に慣れて、大好きになっています。
三食野菜(グリーンピース、ニンジン、コーン)をご飯に混ぜてあげても、わざわざ「ピー」と言ってグリーンピースだけ取り出して食べます。
アメリカの離乳食は野菜も果物も実際に食べてみましたが、野菜は特に苦みがなく、赤ちゃんに食べ易く作ってあるので(それが良いかどうかは別として…)、赤ちゃんのうちから野菜の味にも慣れてもらうと、もう少し大きくなってからも(個人差はありますが)野菜をしっかり食べるようになると思います。
私の場合ですが、ずっと市販の離乳食を使い続けるのもお金が掛かるので、息子が食べ物に慣れてきた頃から本物の野菜を半分混ぜて、分からない様に食べさせていました。^^;
今では赤ちゃん時に食べていた野菜は、嫌がることなく食べています。(息子は今21ヶ月です)
Stage3(生後8ヶ月〜)
こちらも Stage2 と大体同じ月齢になりますが、同じく Stage3 も生後8ヶ月以降の赤ちゃんを対象にしています。パッケージの表記は他と同じく「Crawler(ハイハイする赤ちゃん)」や「Stage3」「3」と書いてあります。
パッケージのイラストは、ハイハイしている赤ちゃんが描かれていることがあります。こちらも Stage1 のイラストと比べると随分成長していますね。
この頃の離乳食は、柔らかい固形物が入った離乳食や、手で掴んで食べられる物まで様々です。この頃から、食べられる物も増えてくるので、一気にベビーフードの幅が広がります。
Stage3 は柔い固形物が入った食べ物も
Stage3 の離乳食を食べさせる頃には、赤ちゃんも液体以外の食べ物に完全に慣れて、上手に物を飲み込めるようになります。
あと、歯も生えている頃なので少しずつ噛むことを覚えるために、 Stage3 では柔らかい固形物が入った離乳食が登場します。メニューも果物と野菜を組み合わせた食べ物だけじゃなく、パスタやチキンヌードルなど、より大人が食べるメニューに近いものも増えていきます。
また、この頃すでに手づかみ食事も行っていると思いますので、手づかみ専用の「Finger food」という商品も種類がたくさんあります。
パウチタイプの Stage3 離乳食
Stage3 の離乳食になると、アメリカの食文化が見えてきて面白いです。チキンポットパイの味は、もうこの時期から味わうことになるようです。しかし、こちらもまだまだピューレ状がメインなので、味が美味しいかどうかは…不明です。=_=;
Amazon のレビューでは、果物&野菜の組み合わせは大体好評であることが多いのですが、こういった料理っぽい物になると、とたんにレビューが下がります(笑)やはりピューレ状だと美味しくないのかしれません。
こちらは果物と野菜の組み合わせの Stage3 のパウチタイプの離乳食。生後9ヶ月からOKのようで、使用食材はパンプキン、クランベリー、アップルの3種類です。
こちらは現在「Amazon's Choice」の様で、12個入りで14ドル前後なので人気のようです。(商品レビューも高い)やはり果物&野菜の組み合わせの方が美味しいのかもですね…。
瓶入りタイプの Stage3 離乳食
Stage3 の瓶入り離乳食は、Stage2 よりもサイズが一回り大きくなります。パッケージも Stage3 を意味する「3」の文字と、9ヶ月以上を意味する文字「9 months+」が入っています。
アップル、シナモン、オートミールと、食材の組み合わせもアメリカらしいです。他離乳食も同じですが、Stage3 になると柔らかい固形物が入っているものも多くなるので、赤ちゃんの好みで色々と試してみるのもいいかもしれませんね。
ちなみに固形物は、奥歯の生えていない赤ちゃんが食べられる方さで、歯茎で噛んでも潰せる硬さです。
私(Tech)は息子に市販の離乳食も与えていましたが、いつもスーパーの品揃えを見ていて思ったのは、一般スーパーでは Stage3 の離乳食よりも、どちらかというと Stage1〜2 までがメインで売ってあり、Stage3 は意外と少ない様に思いました。
柔らかい固形物が入っているメニューの離乳食を除けば、Stage2〜Stage4 までは、食材の組み合わせが増えていくだけで、どれも(Stage1と比べると)厚めのピューレであることは変わりないので、生後9ヶ月以降はどれを食べさせてもあまり変わりない感じでした。
ちなみに Stage4 になると食材の組み合わせは4種類ほどになりますが、こちらも同じくピューレ状になります。また、パウチタイプの物が殆どです。
それ以外になると、お子様ランチっぽいプラスチックトレイに入った、トドラー向け(幼児用)のミールセットも売ってあります。それらの商品は Gerber から多く出ていて、スーパーでも取り扱いがあります。
ただ、息子の場合はどれも口に合わなかったのと、チキンを使った食材だと不味そうな臭いしかしなかったので、2回程違うミールを試しましたが、どれも手で払いのけてしまったので、それ以来買っていません…T_T
ただ、上の様な果物を角切りした物では、食べてくれることもありましたが、こちらはやっぱりちょっと甘いかな…と思いました。
後から果物は私が小さめに切って与えることが多くなったので、結局はあまり試すことがありませんでしたが、時間がない人は果物なら便利かもしれません。
プラスチックの箱入り Stage3 離乳食
こちらは8ヶ月以上の赤ちゃんを対象にした、柔らかい小さめの固形物入り離乳食。パッケージのイラストにはハイハイしている赤ちゃんが描かれていて、8ヶ月以上を意味する「8+ months」の文字も入っています。
この商品は Amazon だと6パッケージ(各2個入×6=計12個)で9ドル前後 なのと、こちらも Add-on Item なので、他の買物と一緒に購入するとお得に購入可能です。
この商品ではアップル、バナナが入っており、赤ちゃんが噛む練習にもなるように、ちょうど良いサイズの柔らかい固形物が入っています。忙しい方は、まずはこういった市販の離乳食から慣れさせていくのもいいかもしれませんね。
Finger food(手づかみ食)
アメリカで赤ちゃんが手づかみで食べる最初の食べ物と言えば!「チュリオ」が有名ですが、これは小児科の先生からも「手で食べる様に」と勧められることがあります。
チュリオは朝食用のシリアルなのですが、アメリカでは赤ちゃんの手づかみ食事として与える家庭も多いです。
各ベビーフードメーカーは、このチュリオの形に似せた、オーガニックの赤ちゃん用パフなどよく販売しており、スーパーでも必ず目にします。上の画像は Amazon からになりますが、Plum Organics から出ている赤ちゃん様のパフです。
4種類あって8個セットになっていて【Aamazon's Choice】※25%OFF クーポン付にも選ばれていて、比較的人気商品のようです。
Plum Organics のパフは私(Tech)も息子に与えていましたが、こちらも気に入って食べていたのでおすすめです。
手づかみの練習にもなるし、チュリオと違って子供の脳がよく育つと言われる「Choline(コリン)」が含まれているので、8ヶ月頃から13〜14ヶ月位までは、パフに Choline(コリン)が含まれている物をよく食べさせていました。
※Choline(コリン)は卵や大豆にも多く含まれています。与え過ぎは中毒になる恐れもあるので、それぞれの食べ物の含有量などはご自身で調べてから与えて下さい。
それ以降は離乳食も大分進み始めたので、パフはそこまで与えなくなったのですが、今現在でも豆腐がある日は毎日、なくても一週間に4〜3日以上は好物なので与えています。
上の写真は、オーガニック食材を多く取り扱うアメリカのスーパー「ホールフーズマーケット」のベビーフードコーナー。パフ売り場はこんな感じで、色々な種類の物が売ってあります。
ホールフーズでの赤ちゃん用パフは、Happy Baby Organic ブランド、または Plum Organics ブランドの物が殆どで、どれも Choline(コリン)が含まれています。
ベビーフードメーカーが作ったものは、赤ちゃんの栄養面を考慮した、不足しがちなミネラルや栄養素などが含まれていることが多いので、栄養面など気になるママさんや、ちょっと意識高い系ママさん達(?)は、そちらの方を買っているイメージです。
チュリオ以外だと、日本でいう「赤ちゃんせんべい」のようなウエハースも売ってあります。こちらは一般スーパーでもよく売ってある「Happy Baby Organics」というブランドから出ている、歯が生え始めた赤ちゃんを対象にしたウエハース。
私(Tech)が実際に食べてみた感じですが、香りはちょっと甘い香りがしますが、食べてみると全然甘くないので赤ちゃんのおやつにもおすすめです。USDAオーガニック、グルテンフリー、人口香料無使用です。ただ、スーパーで買うと1個4ドル近くするので、ちょっと高いかな…というのも正直な感想です。
でも息子が気に入って食べていたので、セール時に幾つか買っていました。まずはスーパーで安い時に買ってみるのもおすすめです。
アメリカのおすすめ離乳食一覧
アメリカには数多くのベビーフードブランドがありますが、ここでは一般スーパーでよく目にするブランド、実際に試してみて良かったおすすめのブランドなどを一覧でご紹介したいと思います。
※ブランド名には商品一覧リンク(Amazon)を張っています。どういったベビーフード、幼児向けの食べ物が売ってあるのかチェックしたい方は、リンクよりご確認ください。
スーパーでよく見る離乳食ブランド一覧
- Gerber(ガーバー)ノンオーガニック製品が多い、一番手に入れやすい
- Beech-Nut(ビーチナッツ)ノンオーガニック、オーガニック製品が同じ位の比率で売ってある、手に入れやすい
- Earth's Best(アースズベスト)オーガニック製品、Non-GMOが多い、他より割高
- Plum Organics(プラムオーガニック)オーガニック製品のみ、Non-GMOが多い、他より割高
- HappyBaby Organics(ハッピーベビーオーガニクス)オーガニック製品、Non-GMOが多い、他より割高
- Peter Rabbit Organics(ピーターラビットオーガニクス)一般スーパーであまり見ない、ホールフーズなどオーガニック系スーパーに良く売ってある、他より割高
- Sprout(スプラウト)オーガニック製品がメイン、一般スーパーであまり見ない、Sporouts というスーパーでよく見る
おすすめ離乳食ブランド
アメリカのアマゾンや、アメリカの育児サイトでもレビューや評価の高い離乳食ブランドをピックアップしてみました。
最後のトレーダージョーズは離乳食ブランドではありませんが、子供向けのフルーツパウチが他ブランドより安く売ってあるのでピックアップしています。もちろんオーガニックです。
- Plum Organics(プラムオーガニック)
- Earth's Best(アースズベスト)
- Peter Rabbit Organics(ピーターラビットオーガニクス)
- トレーダージョーズ(パウチ入りオーガニックのフルーツソースを販売。詳しくは以下の記事に商品詳細を書いています)
参考トレーダージョーズ フトレーダージョーズで美味しかったおすすめ商品24選!毎週トレジョに通う私の一押し!これ絶対試して欲しい〜!
離乳食を買える場所
アメリカで離乳食が買える場所をリストアップしています。
基本的に一般スーパーでも大型スーパーでも、大体の離乳食(Stage1〜Stage3、Toddler向け、Finger foodなど)は一通り揃うイメージですが、オーガニックが良いなど、少しこだわりのある方は、お店を選ばないと手に入らない物もあります。
一般のスーパーマーケット
Safeway(セーフウェイ)、Kroger(クローガー系スーパー)、Walmart(ウォルマート)などでも普通に手に入ります。Costco(コストコ)では Stage2〜3以降で与えられる、パウチ入りのオーガニックフルーツソースが箱売りされていることがよくあります。
一般のスーパーでも、赤ちゃんの食べ物という事で、オーガニック系ベビーフードも取り扱っていることが殆どだと思いますが、ブランドの種類には限りがあるので、ブランドにもこだわりがある方は、オーガニック系商品の取り扱いが豊富なホールフーズマーケット、もしくはスプラウツに行くと見つかると思います。
取り扱っているブランドは、Gerber、Beech-Nut、Earth's Best、Plum Organics、Happy Baby Organic が多いです。
Kroger系スーパーに行くと、Kroger のオーガニックPBブランド「Simple truth Organic」からもベビーフードを出しているので、PBブランド商品だとオーガニックの割には安く買えます。
それぞれのスーパーで展開しているオーガニックPBブランドを利用してベビーフードを賢く購入するのもいいですね。
アメリカの主要スーパーマーケットをランキング、比較しています。それぞれの特徴などまとめていますので、こちらも参考までに読んでみて下さいね!^^
参考アメリカの人気スーパーマーケットランキング!お土産選び、日常使いでおすすめはどこ?品質・価格・サービスを勝手に格付けしたらこうなった!
Target(ターゲット)
ターゲットではベビー用品の品揃えが多いので、その分ベビーフードの種類も豊富なイメージです。
ただ、値段は一般スーパーと比べると少しだけ高いイメージがありますが、「(ベビーフードを含む)ベビー用品を●●ドル以上買うと、20ドルのギフトカードを貰える」などのセールをやっていることがあるので、そういう時にまとめ買いすると、後でお得に買物できるのかなと思いました。
平日にターゲットへ買物に行くと、子供や赤ちゃん連れの親子をよく見ます。アメリカでは割と、「ベビーグッズ=ターゲット」のイメージがあると思います。(ベビーシャワーのレジスターもターゲットで出来ます)
ターゲットは店舗数も非常に多いので、自分の住むエリアの近くにお店があることも多いのではないかと思います。急に何かベビー用品が必要になった際、近くにお店がある場合は、子供服やベビー服、0歳からのオモチャ、粉ミルクやオムツの取り扱いもあるので、行ってみると非常に便利ですよ。
ベビー服は、Carter's(カーターズ)や、オーガニックコットンを使用した Burts Bees(バーツビーズ)の子供服も取り扱っています。
離乳食、ベビーフードは、Gerber、Beech-Nut、Earth's Best、Plum Organics、Happy Baby Organic、Peter Rabbit Organics、Sprout と、取り扱いブランドも幅が広いです。
ターゲットのオリジナルブランド「up & up」からもベビーフードが各ステージごと販売されていて、そちらは値段が他ブランドより安いです。(オーガニックではありませんが…)
ターゲットの詳しい店内の品揃えは以下の記事でも詳しくご紹介しています。ベビー用品の品揃えについても触れていますので、気になる方は読んでみて下さいね。
参考アメリカのスーパーTarget(ターゲット)ってどんな店?おすすめの商品は?食料から家電、服やコスメまで何でも揃う便利ショップに潜入!
Walmart(ウォルマート)
ウォルマートでも離乳食の取り扱いがありますが、オーガニック系は少ないです。Gerber ブランドは結構揃っていたと思います。
正直、品質よりも値段が安いことを重視した客層が多いので、食べ物にこだわりのある方は、ターゲットやホールフーズマーケットに行く方がよいかと思います。
ウォルマートでは離乳食の他に、子供服やベビー服、0歳からの赤ちゃんから使えるオモチャ、さらにはベビー&子供用カーシートまで揃っていて、品揃えは豊富です。
値段も他と比べると結構安く売ってありますので、何か特定の商品を安く買いたい場合は、お得に買物が出来るスーパーだと思います。
ベビーフードは店舗によっては、取り扱っている種類がかなり少ない店もあるので、店舗によってばらつきがある印象です。
「普通のスーパーで買うほうがたくさんあるんじゃないか?」と思える店舗もあったので、ベビーフードを買う店としては、ちょっと不便な時もあるかもしれません。
ウォルマートについて詳しく書いた記事がありますので、そちらも参考までに読んでみて下さいね。離乳食の品揃えについても少し触れています。
参考アメリカの庶民的スーパーの代表「ウォルマート」が知りたい!店内様子や買うべき物・お土産情報も一挙公開!
ホールフーズマーケット&スプラウツ
オーガニック食品の宝庫、ホールフーズマーケットでは、離乳食、ベビーフードも、オーガニック製品のみ取り取り扱っています。1歳近くになったら、手づかみで食べるフィンガーフードも色々と売ってあります。
ホールフーズマーケットでは、先ほどご紹介した「おすすめ離乳食ブランド」の商品は、全て取り扱っていると思いますので、この店ではオーガニック離乳食は選び放題です(笑)
別記事でアメリカの離乳食について書いた記事に、ホールフーズマーケットの離乳食ついて詳しく書いていますので、そちらも参考までに読んでみて下さいね。
参考アメリカの離乳食ってどんなの?進め方は?新米ママが息子に実践している方法をご紹介!
同じく自然派スーパーマーケットでオーガニック系食品を多く扱っている「スプラウツ」というスーパーにも、オーガニックの離乳食が豊富に販売されています。
近くにホールフーズマーケットが無い場合は、このスーパーでも比較的色んな種類のベビーフードを取り扱っているので、気になる方は一度覗いてみて下さい。
buybuybaby(バイバイベイビー)
アメリカでベビー用品、出産準備品を購入する場合は、この店が一番便利です。出産から大体2〜3歳位までの育児用品を、ほぼ何でも揃えることが出来ます。ベビー用品専門店なので、とにかく品揃えが凄いです。(Babies"R"Us よりこっちの店が良いです…というかベビーザラスは最近アメリカでは潰れました...T_T)
この店のメーリングリストに登録すると、何でも1点だけ20%オフになるクーポンを貰えたり、15ドル以上買う際に利用できる5ドルオフのクーポンなども貰えます。
住所登録で1〜2ヶ月に1回位の頻度、もしくは赤ちゃんの成長具合に合わせてクーポンが送られてきますが、クーポン券の使用期限が切れても問題無く使えるので、クーポンはそのままクリップにでも留めて保存しておくと後で使えます。
ちなみにですが、「Bed Bath & Beyond」のクーポン券も、ここ buybuybaby で利用可能です。普通に20%オフのクーポンとか期限が切れたやつでもいいので出してみて下さい。普通に受け取ってもらえますよ。^^
ベビー用品専門てということで、ベビーフード、離乳食の取り扱いもあります。種類も豊富でオーガニック、ノンオーガニック両方取り揃えてあるので、予算に合わせて購入できますよ。
スーパーで買うより少し割高になりますが、赤ちゃんを連れて買物に行く際は、なるべく移動が少ない方がよいと思うので、他の用事でこの店に来た場合でも、一緒にベビーフードが買えるのはとても便利だと思います。
日本食材は日系、アジア系スーパーで
日本の食材を使った離乳食を作りたい方は、近くに日本食を取り扱うスーパーに行くと手に入る場合があります。
最近では一般のスーパーでも豆腐(英語でも tofu と書いてあります)の取り扱いが普通になってきたので、豆腐は日系スーパーに行かずとも買えます。お米も同様です。
納豆や昆布、しらすなどは一般スーパーでは売ってありませんが、日系スーパーではよく売ってあるイメージですので、お近くの日系スーパーでチェックしてみて下さいね。
以上です。
色々と紹介しましたが、実際に生後半年でバナナクレープを食べさせてるママや、市販の離乳食しか与えてないママもいましたし、クラッカーにチーズだけのママもたくさんいるので、アメリカママの離乳食は結構適当だと思います(笑)。
砂糖など甘いものに関しても、例えばピーナッツも早めに食べさせた方がアレルギーになりにくいので、少量のピーナッツバターを食べさせるようにアレルギー専門医に指示され、「あんなに甘い物を食べさせて良いんだ!」とびっくりした事もありました。。
そして、日本に比べると魚や海藻類を入手しにくいのと、味噌やダシといった物も手に入りにくいので、将来を考えて日本食に慣れ親しんで欲しいのであれば、日系、もしくはアジア系スーパーで補う事をオススメします。
アメリカと日本の食に対する感覚に戸惑う事も多いと思いますが、赤ちゃんのためにも頑張ってくださいね!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
また次回もよろしくお願い致します。