こんにちは。@Techガールです。
今回は「子供・赤ちゃんのパスポート申請」を、アメリカで行う際の手順や方法を詳しく解説したいと思います。
出産してから、毎日授乳〜育児の毎日で、パスポートの申請も未だ行っていなかったのですが、今年こそは日本に一時帰国したいと思って予定しているので、重い腰を上げて早速色々とリサーチしてみました。
この記事では、自分が実際に準備した物は、青枠の中に記しています。それ以外で対応できる書類は、その下に詳しく書いていますので、とにかく「どれが必要なの?すぐ知りたい!」という方は、まずは青枠の書類から準備を進めて下さい。
それが無い場合は、下に書いている他書類で対応してみて下さい。
これからアメリカで子供(16歳未満)のパスポートを申請する際は、ぜひ参考にして下さいね。実際に申請した後の事や支払った額など、細かく記載しておきたいと思います。
あと、今回は日本のパスポートは申請せず、帰国後に日本で済ませようと思っています。
2018/07/26 更新
アメリカの郵便局で6月29日に申請し、7月19日には Priority Mail で手元に届きました!今回は夫のパスポート更新も、郵送で同じ日に行いましたが、同日7月19日に届きました。ちょうど20日で申請、発行完了しました。
アメリカで子供(16歳未満)のパスポート申請に必要な物
子供の米国籍の証明(原本 or 原本証明コピー1部)
アメリカのパスポートを申請するには、その子供が米国籍である必要があります。私はアメリカの病院で出産したので、出産して間もなく、政府機関の「●● County Vital Registration」という施設で、息子のアメリカ出生証明証を発行してもらいました。
今回のパスポート申請にも、この「アメリカの出生証明証(Birth Certificate)」を使用します。
また、以下は上記書類を含みますが、同じく米国籍の証明に使える物になります。
- 米国パスポート(期限が切れていても証明に使用可能)- US Passport
- アメリカの出生証明証 - Birth Certificate
・市、郡、または出生地によって発行された米国出生証明書(アメリカ公的機関発行、登録官の署名あり)
・病院が発行した物は無効 - 帰化証明書 - Certificate of Naturalization
- 国籍証明書 - Certificate of Citizenship
- 大使館・領事館発行の出生証明書 - Consular Report of Birth Abroad or Certification of Birth
※上記以外の「米国籍証明」に使える物は「Citizenship Evidence」を参考にして下さい。
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子供の米国籍の証明のコピー(白黒コピー1部)
上で送る予定の「米国籍の証明」の白黒コピーを作っておきます。何の為か分かりませんが、準備しろと書いてあるので、とにかくこの書類のコピーを作って提出します。裏がある時は裏もコピーが必要です。
親子関係の証明
パスポートを申請する子供との親子関係、もしくは法的保護者であることを記した書類、文書を提出します。これは先に準備していた、子供の「アメリカ出生証明証」でも証明することが出来るので、別に準備する必要はないです。
アメリカ出生証明証(Birth Certificate)は、政府機関が運営する郡の役所で発行してもらったので、私と夫の名前も入っており、親子関係の証明にも使えます。
その他では、以下も親子関係の証明に使えます。
- アメリカの出生証明証 - Birth Certificate
・市、郡、または出生地によって発行された米国出生証明書(アメリカ公的機関発行、登録官の署名あり)
・病院が発行した物は無効 - 大使館、領事館発行の出生証明書 - Consular Report of Birth Abroad
- 外国政府発行の出生証明書 - Foreign birth certificate
- 裁判所の縁組許可の審判書の謄本 - Adoption decree
- 親権が明記された調停調書の謄本 - Divorce/Custody decree
※さらに詳しい情報は「How to Apply > Show Parental Relationship」を読んで下さい。
親の身分証明証(運転免許証 or グリーンカード or パスポート)
これは免許証が身分証明証(ID)になるので、アメリカ国内で発行されたドライバーズライセンスで済みます。しかし、念のため夫のパスポート(期限切れ)も念のため準備しました。私が準備した物は以下です。
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以下も親の身分証明に使えます。
- 州発行の運転免許証(期限が切れてないもの)
- パスポート(期限切れでもボロボロじゃなければOK)
- 軍のIDカード - U.S. military ID or military dependent ID-
- 帰化または市民権証明書 - Certificate of Naturalization or Citizenship
- グリーンカード - Green Card
- 米国連邦政府発行の身分証明書 - Government employee ID (city, county, state or federal)
親の身分証明証のコピー(裏表1部ずつ/計6枚)
申し込み窓口に持参する身分証明証のコピー(表と裏)を取っておきます。私と夫の分のコピーを片面ずつ、合計4枚持参することにしました。あと、グリーンカードの両面もコピーを準備しました。
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子供の写真(1枚)
申し込み用紙の次に面倒だと思われるのが、この子供の写真です。私が準備した物は以下になります。
※写真は却下されないように念のため、幾つかパターンの違う物を準備。
私が撮影した方法ですが、昼間に室内で背景が白い壁に息子を座らせて写真を撮りました。「ここにちょっと座って動かないでこっち向いてね〜(←注文多過ぎww)」とか言って、自分の iPhone7 で子供(21ヶ月)を撮影しました。
かなり難しいんじゃないかと思っていましたが、息子がすんなり言う事を聞いてくれたので、ほんの数分で済みました(笑)なので、思ったよりもスムーズに行く場合があるので、ちょっと数分時間を撮って撮影してみて下さい。
iPhone7 で撮影後ですが、「ePassportPhoto.com」というサービスを使って、パソコンから写真をアップロードし、近所の Walgreens でプリントした写真を取りに行けるように手配しました。やり方は超簡単です。(後から詳しく説明しているので、そちらも読んでみて下さい)
私の場合は上手い具合に写真が撮れましたが、赤ちゃんはもちろん、2〜3歳未満の子供も大抵は写真撮影が難しいと思われます。
そういった方向けに、一応アメリカのパスポート申請公式サイトでは、子供の写真の撮り方の Tips(ヒント)があったので、参考までに載せておきます。
- 赤ちゃんの場合は、白いブランケットの上に赤ちゃんを置いて上から撮影
- カーシートの背景が白になる様に白いブランケットでカバーし、その上に赤ちゃん、もしくは子供を乗せてから撮影
- カメラ目線であることが望ましいが、必須ではない
そして以下は、アメリカのパスポート用写真の条件になります。
- 6ヶ月以内に撮影されたカラー写真
- 写真サイズは 2 x 2 inches (51 x 51 mm)
- 顔は顎から頭の上まで 25〜35 mm 以内
- 両目を開けた、自然な顔の写真、メガネ、帽子など無し
- ヘッドフォン、ワイヤレスハンズフリーデバイスなど無し
- 民族衣装などではなく、普段着で
- 白、もしくはオフホワイトの背景
子供の場合も条件に合わせた写真撮影が必要になります。実際にどういった写真だとOKなのか、写真付きで説明がありますので、そちらも参考にして見て下さい。
「こんな写真でもいいのか〜、こんな写真だとダメなのか〜」と、一目瞭然です。すごく分かりやすいです。以下のページの下の方に写真があります。
外部サイトTravel.State.Gov -Passport Photos-
パスポート申請用紙(DS-11)
必要書類を確認し、問題なく申請できそうであれば、申請書類(DS-11)を記入しましょう。手書きが面倒なので、PDFの書類に直接パソコンで文字を打ち込もうと思いましたが、出来ませんでした。T_T(グリーンカードの時は出来たのに…)
ですので、申請用紙は自宅でプリントアウトしてから記入しましょう。
パスポート申請書類(DS-11)は以下よりダウンロード可能です。
外部リンクアメリカの16歳以下の子供パスポート申請用紙(DS911)がダウンロードできる公式サイト
オンラインで書類を記入する方法もあるようですが、申請する際は両親揃って申し込みましょう。ここ、非常に大事です。
そうしないと、別に DS-3053 という書類を提出することになり、しかも書類にサインする際は Notary(公証人)の目の前でする必要があるので、結局 Notary Public などの場所に出向く必要があり面倒くさいです。
※「Notary Public」は UPS でもサービスの一つとして取り扱いあり。
子供のパスポート申請は、近くの郵便局でも出来るので、その日は旦那さんに有給でも取ってもらって一緒に出向いて下さい。また、申請用紙にはサインはしないで、受付時に担当者の目の前でサインします。
アメリカの郵便局を含む、パスポート申請可能な施設の検索は、以下をご覧下さい。写真撮影がその場で出来る施設の検索などもあります。
外部リンクPassport Acceptance Facility Search Page(パスポート申請受付場所検索)
パスポート申請料金
パスポートを申請する場所を探したら、申請金額もチェックしておきましょう。支払いですが、申請料金は何故かチェックか現金をお願いされたので、チェックを念のため持参していったので、チェックで80ドルのみ支払いました。受付手数料の35ドルは郵便局窓口で別途カードで支払いました。
以下は、2018年6月時点の16歳以下の子供のパスポート申請料金、手数料です。
- Passport Book【申請書類:DS-11】申請料($80)受付手数料($35)
- Passport Card【申請書類:DS-11】申請料($15)受付手数料($35)
- Passport Book & Card【申請書類:DS-11】申請料($95)受付手数料($35)
最新の申請料金は、以下の公式ページをご確認ください。
外部リンクTravel.State.Gov -Passport Fees-
申請は親子同伴で!
子供のパスポート申請は、例えば昼間時間が作れるお母さんと子供だけで申請に行くことも可能ですが、片方の親が一緒に行けない場合は、別に「DS-3053」という書類を提出する必要があり、しかもサインは Notary(公証人)の目の前でする必要があるので、自分達だけで書類が作れない場合があります。
Notary(公証人)は UPS などでサービスとして扱っているので、近くの UPS へ行くとやってもらえますが、結局その為に時間を作る必要があるので面倒です。
※Notary が必要な場合は、「Notary Public near me」などで検索すると、近くでそのサービスを取りか使っている場所が検索できます。
ですので、仕事が忙しいかもしれませんが、パスポート申請の為に午前、もしくは午後だけでも有給を取って一緒に申請に出向く様にした方がよいと思います。
パスポートは申請・更新ともに通常4~6週間
実は今回、息子のパスポートを申請する際に、夫のパスポートも更新する手続きを行いました。
どちらも最大で6週間掛かると言われていましたが、パスポートの申請状況がオンラインで確認できるサイトを利用し、申請してからずっと二人のパスポート申請状況をトラッキングしていましたが、18日程で発行されたようです。
6/29日に郵便局で申請し、7/17日に「郵送しましたよ、こちらでトラッキングして下さい」のメールが届きました。ですので、発行までに18日掛かり、自宅に配送されるまでに3~5日ほど掛かり、実際手元に届くまで、大体3週間という計算になりそうです。
以下の「U.S. Passport Application Status」より email アドレスを登録すると、申請状況がメールで送られてきます。パスポートの発行が完了すると、パスポートが郵送された旨の連絡が登録した email 宛に届くので、配達状況も確認できます。
いちいちサイトでチェックしなくても email 宛に進捗が届くので、パスポートを申請したら登録しておきましょう。便利です。
外部サイトU.S. Passport Application Status
実際は3週間で到着!
6月29日に申請、更新手続きを行いましたが、両方のパスポートは7月19日に無事に手元に届きました!予想通り、ちょうど20日(約3週間)掛かった計算になります。
発行されてからは、赤い定額封筒の Priority Mail で郵送されて来ましたが、ちゃんと3日で届きました。いい仕事してますね、USPS!
夫のパスポートは10年ものですが、子供のは5年でまた更新です。子供の顔はよく変わるので、5年で写真更新が必要なのですかね?面倒ですが仕方ないですね。
旧パスポート、出生証明証は10日ほど遅れて到着
パスポートの到着後、申請の際に提出した旧パスポートと、子供のアメリカ出生証明証(Birth Certificate)も無事に郵送で届きました。
こちらは「First class Mail」で送られて来ましたが、これはアメリカの国内郵送じゃ一番安いサービスになります。トラッキングも付いていないので、紛失してしまったらそれっきりになってしまう訳なんですが…(汗)
一応大事な書類なので、こちらもパスポートと一緒に「Priority Mail」で送って欲しかったんですけどね。まぁ無事に手元に帰ってきたのでヨシとします。
急ぎの場合は最短24時間で処理するサービスも
家族の生死に関わる理由で、急にパスポートが必要になった場合、かなり金額が掛かってしまいますが、最短24時間で申請処理を受け付けてくれる民間のサービスも存在するようです。
アメリカの郵便局で処理してもうら際は、「Life-or-Death Emergencies」という別のサービスがあり、家族の緊急事態で72時間以内(3日以内)に米国内を出る必要がある際に利用できるようです。
USPS公式HPによると、郵便局の担当部署に電話で連絡すると、どうにか処理してもうらことが出来るとのことで、こちらも営業時間外の電話連絡先も載っているので、緊急時にどうしても、という場合はすぐに電話連絡してみましょう。
最短24時間でパスポート申請対応(24時間365日対応)
最短24時間(1営業日)の申請処理で499ドルと、かなり金額設定が高めですが、急を要する場合でやむを得ない場合はこういったサービスもあります。
例えば大切な人の生死に関わる理由などでパスポートが急に必要になった際、約500ドル(+170ドル別途アメリカ政府に支払う手数料あり)払えば、出発まで一週間前後あれば間に合う可能性があるようです。
嬉しいのは24時間365日営業しているので、本当に緊急の場合は土日を挟んでも問題無く受け付けてもらえるので、そこはもの凄く有り難いサービスなのではないかと思います。
外部リンクRush My Passport
このサイトによると、急ぎの場合のパスポート申請料金は以下の様な設定になっています。10日以上だと、場合によってはUSPSでの処理とそこまで変わらなくなると思うので、そこまで急ぎではない場合はUSPSの方が安くなるのでは?と思っています。
【24 Hour Service(1 Business day)】499ドル
【Next Day Service(2 Business day)】399ドル
【Priority Service(3 to 5 Business day)】299ドル
【Rush Service(6 to 10 Business day)】189ドル
最短24時間でパスポート申請対応(祝日休日あり)
こちらも先にご紹介した「Rush My Passport」と似ていますが、こちらのサービスはアメリカの祝日などが休みで、24時間365日対応ではありません。
しかし、金額は急ぎの対応の割には安く、例えば(最短)24時間処理(1営業日)で299ドルの価格設定になっています。※こちらもサービス料金とは別に170ドルほどアメリカ政府に支払う手数料があります。
どうしても急にパスポートが必要!という方は、以下も利用してみて下さい。電話受付もOKです。
急ぎでパスポート申請・更新の場合「Life-or-Death Emergencies」
こちらはUSPSが行っている緊急を要する場合のパスポート申請・更新サービスです。取りあえず電話で受け付けてくれるようなので、まずは電話をして詳細を聞く様にした方が良いかと思います。営業時間外でも電話連絡が可能のようです。
また、このサービスでは家族の生死に関わる理由で、72時間以内(3日以内)に米国内を経つ必要がある場合に利用できるようです。詳しくは以下のページをご覧下さい。
外部リンクLife-or-Death Emergencies -USPS-
ePassportPhoto.com の使い方
最後に子供の写真で大活躍した「ePassportPhoto.com」をご紹介します。
簡単に説明すると、自分で写真撮影さえすれば、サイズ調整などはプロが勝手にやってくれます。後は写真を郵送してもらうか、近くの Walgreens か CVS、もしくは Walmart に取りに行くだけです。
2018年6月8日
【注意】オンラインで写真をアップロードして近くのドラッグストアに取りに行くだけと書いていましたが、1日経過しても「Ready to pick up」の連絡がないので、ちょっと心配になってきました。(24時間で受取可能と書いてあったのに…)
ePassportPhoto.com 経由でアメリカのドラッグストア受取を色々調べてみましたが、Walgreens 利用で今までに同じ様なクレームが幾つかあるようなので、まずは ePassportPhoto.com 宛にどうなっているか問い合わせてみたいと思います。
その後、Contactフォームから連絡すると数時間で返事が来ました。写真はすでに出来上がっていて、「指定した Walgreens に行けば受け取れるはず」との事だったので、その日に行くと、本当にパスポートサイズの写真がキチンと加工された状態で出来上がっていました…。
Ready to pick up の連絡を email から連絡しますと書いてありましたが、どうやら写真はドラッグストア受取なら1時間前後で基本的に出来上がるようです。
ちなみにですが、写真受取には1枚辺り別途30セントほど支払う必要がありますので、財布も忘れずに持って行って下さい。
サービスを利用して思ったのですが、多分 ePassportPhoto.com で先に支払いを済ませた分はパスポート用の写真加工代金で、実際に写真を受け取る場合は、印刷代金として別途ドラッグストアより請求されます。(とは言っても、めちゃくちゃ安いですけどね…)
手順1. アメリカのパスポート写真を選ぶ
世界各国のパスポート写真を選べるので、アメリカ(United States)を選びます。サイズは下画像の赤枠の様に「Passport 2 × 2"」になると思います。
国を選んだら「Get my passport photo」をクリックすると、次の画面に移動します。
手順2. ドラッグストア受取 or 郵送 or 自分でプリントを選択
「Get my passport photo」をクリックすると、写真をドラックストアで受け取るか、郵送してもらうか選べるので、好きな方を選択します。
どちらも写真をアップロードするだけで、プロがトリミング、色調整まで行ってくれるので、後は自分で取りに行くか、郵送してもらうか選びます。郵送の場合だと私の場合は2ドル位高くなったのと、自宅付近にたくさん CVS や Walgreens があるので、ドラッグストア受取にしました。
郵送だと1週間ほど掛かりますが、自分で取りに行かなくて済むので便利です。ドラッグストア受取だと、最短で24時間以内に写真が出来上がります。急いでいる人はこっちの方が便利です。
自宅で写真用の用紙にプリント出来る場合は、このサイトで提供しているツールを使って自分で出力することも可能です。その場合は、次でご紹介する「自宅で写真をプリントアウトする流れ」の手順を参考にして下さい。
自分で出力しない場合は、そのまま次の「手順3」へスキップして下さい。
自宅で写真をプリントアウトする流れ
自分でプリントアウトしたいけど、写真のサイズ調整が分からない…という方は、ここで便利なツールを提供しています。
ドラッグストアで受取か、郵送を選択する以下の画面になったら、画面下にある文字「Or you can use FREE Do It Yourself service」をクリックし、流れに従ってアップロードする写真をパスポートサイズに調整できます。
上画像の「Or you can use FREE Do It Yourself service」をクリックすると、下の画面に移動します。(文字が小さいし、分かりにくい場所にあるので、探すのに苦労しました…)
「Take a photo」をクリックすると、撮影した写真をアップロード出来ます。写真をアップロードすると、以下の画面に変わり、自分で写真をパスポートサイズにトリミング出来ます。
顔のサイズも上の画像の様に自動で調整出来ます!これだと各国のパスポート写真の条件に合うものがすぐに作れるので、超便利ですね!(ちなみにですが、上画像に写っているグリーンの長方形に、頭のてっぺんと顎の下が収まる形に調整する必要があります)
写真を調整したら「Continue」ボタンを押すと、上の様に4等分になった写真が自動で作成されます。これをダウンロードして自宅で印刷が出来ます。「Share on Facebook」とありますが、50秒後に消えるので、消えたらダウンロードできます。(軽くウザいですが無料なんで仕方ないです…)
パスポート用の写真は、写真専用の用紙に印刷されている必要があるので、専用の用紙を買っておく必要があります。(詳しくは「Travel.States.Gov -Passport Photos-」をご覧下さい)※一応公式サイトでは「Printed on matte or glossy photo quality paper」と記載されています。
ホントもの凄く便利なサービスですね…。実はこの写真トリミングの画面を探すまで、ずっとこのサイトをウロウロしていて、かなり時間が掛かっていたのですが、無事に見つけ出すことが出来て良かったです。
これは自分でトリミング&印刷する場合の手順なので、ドラックストアで受取、もしくは郵送を選ぶ場合は、ここの「自宅で写真をプリントアウトする流れ」はスキップして、そのまま以下(手順1〜4まで)を読み進めて下さい。
手順3. 写真アップロード
撮影した写真をアップロードします。もし自宅に Photoshop などある場合は、アップロードする前に少し顔を明るくしたりなど調整できます。(私はちょっとだけ色補正しました)写真は「Take a photo」をクリックするとアップロードできます。
しなくてもプロがやってくれるので、写真自体が極端に暗かったり、顔自体に影があったりする場合はプロでも消す事は無理なので、そういった写真では対応してくれないと思いますが、撮影する際にちゃんと撮れていれば問題ないと思います。
手順4. 受取り場所選択、料金支払い
アップロードしたら、郵送以外は「Delivery Method」の箇所で写真を受け取る場所を選択します。CVS、Walgreens、Walmart にて受取可能です。代金はクレジットカード払いか、Paypal 経由でも支払いできます。
支払いが終わったら準備完了です!
記入したメールアドレス、もしくは Paypal 経由だと登録してあるメールアドレス宛に注文確認メールが届くので、注文番号など念のために控えておきましょう。ドラッグストアだと最短で24時間以内に受け取れます。
また、ドラッグストアでの受取の場合は、写真が受取可能になったら ePassportPhoto.com よりメールだ届く様になっているそうです。ですので、メールが来るまでは暫く待つ必要があります。
追記:実際に利用しましたが、受取準備完了メールが届かなかったので、Contact フォームより問い合わせたら、オーダーから数時間後には、すでに写真は出来上がっていて Ready to pick up の状態だったらしいです…。
でもオーダーした後の Confirmation mail では「In case you ordered the store pickup option, we will send you another email once your photos are ready for pickup - so do not head out yet to pick them!」と書いてあったので、ずっとメールを待っていたんですが、結局来ませんでした。T_T
Contact フォームから私のオーダーがどうなっているか尋ねると、2〜3時間くらいですぐ返事が来たのと、もう写真は出来上がっていて、指定したドラッグストアで受取可能ですよ、との事だったので、受け取りに行ったらちゃんと仕上がっていました。
説明不足なのか、ドラッグストアとのシステム連携が上手く取れていないのか分かりませんが、とりあえず写真はキチンとパスポート申請用に加工&トリミングされていたので、ヨシとします。(この辺で何か質問があれば、コメント欄よりコメント下さい。分かる事があれば返事します)
後は写真を受け取ったら終わりです。お疲れさまでした!
いかがでしたか?
私もここに書いた手順で申請するので、実際に上記方法で申請した際にどうだったか、後で記事を更新してブログでも詳しくお伝えしたいと思います。
実際に手元にパスポートが届くまでの時間が一番気になるのですが、やっぱり3〜4週間くらいは掛かるのかな、と思っています。(アメリカのお役所は適当で時間が掛かる場合が多いので…)
2018/07/26 更新
申請に行った際は、最長で6週間掛かると言われましたが、6月29日に申請し、7月19日に無事に手元に届きました!ちょうど20日掛かりました。Priority Mail で郵送されていたのですが、本当にちょうど3日で到着しました。パスポート申請と更新を同じ日に行いましたが、どちらも同日に郵送されてきました。
ちなみにですが、今回記事を書く上でリサーチしたところ、一番分かり易く正確に説明してあるな〜と思ったのは、在日米国大使館のサイトでした。
全部日本語で書いてあるので、英語が苦手な方は、そちらを先に一読すると、英語サイトの情報もすんなり頭に入ってくるんじゃないかと思います。サイズも cm で説明があるので分かり易いです。
注意点:在日米国大使館のサイトは、日本で米国パスポートを取得する手順ですが、米国の公式サイト「Travel.State.Gav」を読んだところ、手順や準備する物はほぼ同じでした。
しかし、状況が他と違う場合や特別なケースの場合は、公式サイト「Travel.State.Gav」を一読した方が良いかと思います。(FAQなどもあります)
また、パスポート申請料金などは年々違ってくると思うので、それは公式サイトの「Calculate Fees」部分で、最新情報を取得して下さい。
外部サイト(日本語)子供(16歳未満)のパスポート申請 -在日米国大使館・領事館-
外部サイト(英語)Children Under 16 -Travel.State.Gav-
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
また次回もお楽しみに★