こんにちは。@Techガールです。
日本もアメリカも同じ先進国なので、生活の違いにギャップを感じる事はあまりないのですが、こっちで使っている日常品や、また日本から輸出されたであろう全く同じ製品に関して、日本と同じ品質を期待すると非常にがっかりする物がいくつかあります。
特にアメリカ製のサランラップの使いにくさには度肝を抜かれましたよ。
ラップをして食べ物を密封したいのに、全くお皿にピタっと付かないんですよ。日本製のサランラップは気持ちがいいくらいにピタッっとくっ付いてくれるので、それを期待していたんですがね。見事に期待は裏切られましたよ。
ホント全く使えません。
もう使えなさすぎて笑えてきますよwww
剥がしにくい、付きにくい、ラップが切れないの三重苦なんですよ。(ヘレンケラーも真っ青ww)
私の感想なのですが、以下の物は「日本の物と比べると品質が劣るな〜」と感じたもの達です。アメリカ暮らしの参考までに、どうぞご一読くださいませ。(知ってると期待を裏切られることが少なくなり、ショックを最大限に抑えられます 汗)
アメリカの掃除機は使い物にならんよ
基本的にアメリカ製の掃除機は、デカいだけでゴミをあんまり吸いません。
もちろんこっちは畳なんてないし、みんな靴履いて生活してるので、日本人の様に素足での生活は基本じゃありません。なのでゴミに関しても目につくゴミを吸い取る事が一番の目的(?)なので、小さい細かい砂みたいなゴミは基本あんまり吸いません。
こっちに引っ越して来た時に義母から頂いた掃除機がまさにソレで、何度同じ場所に掃除機を掛けてもゴミが同じ場所に鎮座しているので・・相当イライラしました。(笑)
なので最終的には自分でぞうきんで拭いてました。
しかも、掃除機がデカくて重い!
掃除機かけるだけでも重労働です。買い替えに行ったのですが、日本みたいに袋を交換して掃除機で吸ったゴミを捨てるタイプの物が欲しいと思い、探したのですが全く見当たらず・・どれも今使っている掃除機と同じ様なのばっかりなので諦めました。
ダイソンでもいいかな〜と思ったのですが、これもきっとゴミが砂みたいになってゴミを取り除くのにマスク必須になるかな〜と思って買いませんでした。袋タイプ掃除機が欲しい。
昨日Searsに行ったら袋タイプの掃除機ありました。でもダイソンを始め、殆どの掃除機は替えの袋が要らないタイプの掃除機でした。
アメリカ製のサランラップが使いにく過ぎてエラいことにww
これは本当にイライラしますよ。
今までで一番怒りが爆発しそうになったのは、お味噌汁の残りをラップしようと思って、みそ汁を全部こぼしてしまったこと。ラップを上からビーっと引っ張って普通に被せようとしたのですが、付属のカッターでラップがなかなか切れず、引っぱりすぎてみそ汁がぶわーーってテーブルに広がってしまったんですよ。。
何なの、この展開ww
日本のサランラップじゃあり得ないでしょw
アメリカ製のサランラップですが、特に安いラップは切り取ろうとしても、付属のカッターが切れにくいので、なかなか剥がれてくれず、ラップしようと思ってた食べ物を逆にこぼしてダメにしてしまうこともあるのです。
アメリカのサランラップでみそ汁をこぼしてしまった事件は、ちょうど私がアメリカに留学した2008年頃だったのですが、近年では少しばかりアメリカのサランラップも若干使いやすくはなってきました。
以下の写真は先日、近所のスーパーでアメリカのサランラップをいくつか撮影してきたものです。
このスーパーには数種類のラップがありましたが、この中で私が使ったことのあるラップは、
上の赤い「SARAN PREMIUM」と書かれているもの、
その下の黄色の「GLAD Cling Wrap」、
そしてその右隣の「GLAD Press'n Seal」、の合計3つです。
まず、最初に言っておきましょう。
赤のパッケージ「SARAN PREMIUM」はクソです。
日本人の感覚からすると、全く使い物になりません。
そして、このラップこそが、みそ汁テーブルぶっかけ事件を起こしたラップだったのです。(笑)とにかく皿にくっ付かないし、切れない、イライラの元になるので、これは買うのは避けましょう。
アメリカのサランラップでおすすめの物は?
私が得におすすめするアメリカのラップは、「GLAD Press'n Seal」になります。以下の写真で説明している様に、お皿やカップにピッタリくっ付いて剥がれません。
今まで使ったアメリカ製のラップで一番満足のいくものでした。「SARAN PREMIUM」の1000倍位は使いやすいですよ。
お次は、「GLAD Cling Wrap」も使いやすいです。
少々切れにくい感じはありますが、「SARAN PREMIUM」よりは800倍位使いやすいです。今現在私が自宅で使っているラップでもあります。
以前は「GLAD Press'n Seal」を使っていましたが、使いやすいせいか、ちょっと他のラップより値段が高いので、その次に良い「GLAD Cling Wrap」が買い物に行った時にちょうどセールだったので、今はこれ↓を使っています。
もしアメリカのサランラップで困っている方は、「GLAD Press'n Seal」か「GLAD Cling Wrap」をお使い下さい。基本、どのスーパーにも売ってあると思います。
ちなみにこの食品ラップ、世界で初めて開発されたのはアメリカで、商品名の「サランラップ」という名前も2人の開発者の奥さんの名前から取ったらしいです。(「Sarah」と「Ann」から「SARAN WRAP」となった。)確かにアメリカのラップにも「SARAN」あります。(私はこのSARANのラップは嫌いです。それより先ほどご紹介したGRADのラップの方がはるかに使いやすいです。)アメリカが開発元ならそのプライドにかけて、もっと使いやすくして欲しいなぁ。。
アメリカのカップヌードル/インスタントラーメンが違い過ぎるw
アメリカのカップヌードルの麺が短い理由
これも全く同じ商品がありますが、中身が日本の物と同じと思ってはいけません。中のヌードルは日本のと比べ物にならない位まずいです。
いつまでたっても麺がお湯を吸わないというか…
かやくが固いというか…
味が薄いというか…
とにかくまずいです。
先日遂に写真を撮って来ました!
じゃじゃーん!
これがアメリカのカップヌードルです。
見た目は結構日本製のものと近いですが、まず麺が長くないです。(笑)どちらかというと、スープに近い感じで、写真のようにスプーンで食べることを想定して作られています。
アメリカ人の友達がいる人は分かると思いますが、こちらの方々は音を立てて物を食べることを極端に嫌う人が結構います。ですので、ラーメンをすする「ズズズーッッ」という音を出すのに、とっても抵抗がある人が多いため、カップヌードルもすすらなくてよい、スープタイプになったものと思われます。
これはコレでまぁまぁ美味しいのですが、日本のカップヌードルを期待してアメリカ製カップヌードルを食べると、多分「おおう?!(何だこれは??」ってなると思います。アメリカにいる日本人は、ちょっと注意が必要なヌードルです。
値段は1個辺り$1くらいで買えます。(セール時だと$1を下回ることもある)ただ腹を満たすだけなら、お湯を入れてスプーンで食べるだけなので、便利な食べ物ではあります。
アメリカのマルチャンの袋ラーメン
マルチャンの袋ラーメンも激安で売ってある(4袋で$1とか)のですが、これも工夫して作らないと、袋に沿った作り方で食べるとものすごく不味いです。
こっちの味って基本的になぜか「ビーフ、チキン、エビ」の3種類に分かれています。なぜ必ず「エビ味」が入っているのかは不明です。
あと作り方に必ずといって良い程、電子レンジでの作り方が書いてあります。ラーメンを電子レンジって…ものすごく発想がアメリカですよね(笑)
日本から来た私はもちろん、その作り方がグロいと感じるので、ラーメンを作る機会があっても絶対に電子レンジでは調理しません!(当たり前ですがねw)
あと、こちらはインスタントのヤキソバも電子レンジで調理しますし、お湯は捨てないで、基本全部吸収させてしまえ的な考えなので、お湯は捨てず、レンジから出したら入っている粉をまぜて食べます。(うぉえええ〜〜〜)
気持ち悪いし体にも悪そう・・・。
▲アメリカのスーパーで見かけるマルチャンのラーメン。値段が異様に安いのが怖いです。27¢って1ドル=100円だったら、一袋27円ですよー!!これで利益出してるって・・・原材料は一体何使ってんだよ。。
そして先ほどお話した、お待ちかねの「電子レンジでインスタントヤキソバを調理する」です。
▼以下はアメリカのヤキソバ。これもマルちゃんブランドですねー。
では早速作り方を見てみます。作り方は裏側にありました。
▲ちゃんと順番追って説明してありますねー
電子レンジで調理するってバッチリ書いてありますね。
1〜6までのステップの中に「お湯を捨てる」という指示が何処にも無い代わりに、電子レンジで麺を温めた後に「1分放置しろ」って書いてありますが、それから何事も無かったかの様に次のステップの「かやくを入れて混ぜる」に移ってます。(笑)
その1分の間に、麺にお湯吸わせろって事なんでしょうね。どうりでこの作り方で食べると劇マズな訳ですね。
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アメリカの寿司がインチキ過ぎるw
アメリカのスーパーで売ってあるお寿司は結構ヒドいです。まずご飯(シャリ)が一塊になっていて、ご飯なのに食感は餅っぽく感じる事さえあります。
アメリカ人に人気のある寿司は、基本ロールにして揚げたりする物が多いので脂っこいお寿司になってしまいがちです。でも何か「寿司をベースにした全く新しい食べ物」と考えればいいかもしれません。
スーパーにお寿司が売ってあっても、日本のコンビニで売ってあるようなクオリティのお寿司と期待してはいけません。
写真撮って来ました。
こんな感じのいかにも「アメリカンが好みそうな油分いっぱい+スパイシー」風に仕立て上げています。もう完全にこちらの食べ物ですね。
▲アメリカのスーパーに売ってあるお寿司。ある意味、もう寿司ではなく、寿司っぽい何か新しい食べ物。
ちょっと食べてみたいと思います。
その前に、、ちょっと辛そうで心配。何故かこっちの人って辛いの好きなんですよね。もう味覚も何かおかしい(笑)
▲表に「Spicy Salmon」と書いてあったので辛いサーモン寿司みたいです。
マヨネーズ混ぜてあるっぽいので安心してたら、中には更に香辛料が!辛くて味がよく分からなかった・・・(笑)日本人には理解不能寿司。
あ、ちなみにお寿司屋さんの寿司は美味しいです。
(それなりに)日本の様に新鮮ネタが豊富にある訳じゃないけど、アメリカっぽく趣向を凝らした、味も日本人に受け入れられる味で美味しいと思います。
まとめ
こちらに住んでいると、日本人は「より使いやすいように、よりコンパクトに、より効率的に」商品を改良していくのが得意なんだなぁ〜と思います。
常に使う人の立場になって何でも開発しているという感じがします。やっぱり国民性がその国の商品にも反映されるんですね。日本に住んでいると様々な「商品の便利さ」に気づかないで、当たり前と思って過ごす事が多いのですが、こうやって海外に住む様になると、いかに自国が素晴らしく、思いやりのある国か分かる気がします。
ラップは毎日使うものなので、できれば日本の「サランラップ」と同じ品質位までに改良させて欲しいです。
如何でしたか?
アメリカ生活で気づいた、日本製品の素晴らしさや、アメリカ製品のショボさを簡単ですがまとめてみました。特にアメリカのサランラップの使い勝手の酷さは、こっちに来た日本人が初めに驚くことだと思います。^^;
今日は気づいただけ書きましたが、他にまた何かあれば情報を付け足していきたいと思います。
最後まで読んで頂き有り難うございました!
また次回も宜しくお願いします★