こんにちは。@Techガールです。
突然ですが、アリゾナ州がアメリカの何処にあるかご存知ですか?
私の中のイメージでは「聞いた事あるけど、どっか分からないなぁ〜砂漠っぽいイメージしかない」というのが正直な回答でした。アリゾナ州出身の旦那さんに初めて出会うまで、全く持ってアリゾナになんか興味ありませんでした。
しかし将来、この地に住む事になるとは・・・(笑)人生って本当に何が起こるか分かりませんねぇ。それで今日は、少しでも「アリゾナ州」を知ってもらうため、少しアリゾナ州についてブログしてみたいと思います。それでは早速一緒に見ていきましょう!
アリゾナ州ってこんなところ!一言でいうとめっちゃ暑い州です(笑)
タイトルにもあるように、ここアリゾナは今日、今の時間(18時頃)で気温40℃です。もうどんな暑さか分からないですよねー、例えるとですね、余熱完了したオーブンを開いた時に、オーブンから出てくるあのムオ〜ンとした熱気がそのまま外に漂っている感じです。
この州には留学生時代に2年、結婚してから1年、そして日本へ帰国してからの遠距離恋愛期間の間に時々アメリカに戻って来ていた期間を含めると1年、合計4年位になります。今年で5年目ですかね。
ここアリゾナ州ってアメリカの中でも最も暑い州の一つらしいです。そりゃそうですよね、最高45℃近くまで上がるんですもん(笑)
「暑い州」って検索してみたら、ある資料を見付けたのでちょっとグラフ化してみました。以下は「年間で100 °F (37.8 °C)を超える日」を各州ごとに図で表したものです。(明らかに暑いだろうと思われる7州だけですけど。)資料元はここ。資料は1981年〜2010年までの平均。
1年の3分の1は猛暑って事ですね、こうして見ると恐ろしい(笑)
ところでこのブログを読んでいる方、「デスバレー Death Valley」って聞いた事ありますか?カリフォルニア州とネバタ州の境目にあるこの「デスバレー」で、最近ある実験をしにくる観光客が増えているそうです。
その実験と言うのが、「普通に外で目玉焼きが焼けるか」という内容。
観光客が増えるという事は観光局にとっても有り難い事なのでしょうが、最近このデスバレー付近には実験に使用されたであろう玉子の殻があちこちに散乱していて「観光局がかなり迷惑している」という事です。
以下が「目玉焼き実験」のソースです。(英訳付き)
※動画がユーザーによって削除されたため、動画は削除しました。
この方はスキレット(フライパン)を準備し、玉子を焼く前にそのフライパンを数時間外に出して熱しておいたみたいです。一応これするときは地面で玉子を焼かずにフライパンを使って下さいと彼女も伝えてます。
この映像が使われたニュース元はこちら。
タイトル↓が面白い。
「Death Valley Eggs: Yes, You Can Fry Them, But Please Use A Skillet」
「和訳:デスバレーエッグ:あ〜焼けるよ!焼けますって!だから、お願いだからフライパン使ってお…(頼むよ)」
これ、多分アリゾナでも普通に実験できると思いますよ。(笑)特に気温がMAXに達した昼間の3時とか4時辺りなんか、玉子だけじゃなく、車内でクッキーも焼けると思います。(これは言い過ぎたかなww)
3年位前ですけど、ネバタ州のラズべガスに遊びに行った時なんか夏でも外を普通に歩ける事に感動した事を覚えています。隣の州だし、何かネバタ州って聞くとアリゾナ州より暑いイメージがしてたんですよね。
「何でそのくらいで感動するん?」って思うかもしれませんが、アリゾナ州は夏の間は昼間は外歩けません、暑過ぎて。歩けるけど私の場合は15分が限界かも。その上、もし水持って行くの忘れたら本当死活問題ですよー。脱水症状起こしてぶっ倒れるかもしれません。暑いし乾燥してます。でも乾燥してカラっとしてるから、朝方すでに30℃位あってもそこまで暑く感じないんでしょうね。
さて、チャートも見たし、どれだけ暑いかも大体分かったと思うので、
ここで突然ですけど、更にアリゾナ州をもっと知って頂くため、私の主観で申し訳無いのですが「アリゾナ州あるある」をちょっとご紹介。
暑過ぎるだけじゃない、身の毛もよだつアリゾナ州あるある20選!
- 蛇口から熱湯(昼間の間だけ)
- 外がオーブンの予熱完了温度
- デスバレーだけじゃない、ここでもボンネットで目玉焼きが焼ける(かも)いや、焼けると思う
- 家庭菜園ができない(外が暑過ぎて植物育たない、大体葉っぱが焼けこげてる)
- 昼間歩道とか外を歩いている人が居ない(暑過ぎて)
- 車のペンキが暑さで剥げる(日本じゃ見た事ないペンキの剥げ方ww)
- レストランの金属製のドアを持って開くのが怖い(暑さでやけどしそう)
- 夏の間は車庫がサウナ
- 蟻多過ぎ
- トカゲも多過ぎ
- サソリが普通に家に居る
- サボテン多過ぎ(自生してるっぽい)
- 高速道路に破裂したタイヤ多過ぎ(多分暑さで破裂した)
- どこを運転しても景色が似過ぎて、どこを運転しているか分からなくなる時多過ぎ
- どこでも何か茶色い、茶色い建物が多過ぎ
- カビが生えない・カビを見ない
- ポテトチップスが湿気らない(オールシーズン湿気ることがない)
- 店の外観が真っ暗(「アメリカで驚いた事」でも書いてる)
- でも道は単純(皆分かりやすいと言うけど、私はナビ無しでは目的地まで行けない)
- 車が無いと生きて行けない、夏の間は特に自転車とかで移動は暑過ぎて無理
ちょっとイメージ湧きましたか?
それとも幻滅させてしまったでしょうか? もしそうでしたらスミマセン。。。でもこれが「リアルなアリゾナ州」です。ここまで酷いのは夏の間限定ですけどね。もちろんいい点もありますよー。いい点として以下ですかね。
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アリゾナ州の良い点
- 冬がそこまで寒くならないので比較的過ごしやすい
- アリゾナ州自体がものすごく広いので、暑い州といってもフラッグスタッフとか行けばスキーやスノボもできる
- コート要らない(実用的にって意味で)
- 暖房代もそこまで高くならない
- 夕暮れや朝日がとてもキレイ・視界の20〜30%は空
- セドナがある
- グランドキャニオンもある
- アンテロープキャニオンもある
- 物価が安い・土地が広い
- 年寄りに優しい(暖かい州なのでリウマチとかにもいいらしい)
まぁ数えてみれば良い点は結構ありますね(笑)特に最後の「年寄りに優しい」ですが、アリゾナ州西部にある「Sun City」という街があるのですが、そこは車で通っていても歩いている人は「なんか老人が多いなぁ…」と思うほど、高齢の方や、すでにリタイヤして余生をゆっくり過ごしたい人が多く住む地区らしいです。
運転していて面白いなぁ〜と思ったのは、病院の隣に葬儀屋が結構あったこと(笑)なんか起きたらそのまま葬儀できて便利だから??と、旦那君と大爆笑しながら運転していたのですが、そういった光景もよく目にする街です。
あと、アリゾナ州はその温暖な気候のせいか、他の州からの避寒地として訪れる方もたくさんいます。冬にこの州にゴルフしに来るリタイア族もいるみたいです。なので冬はアリゾナでもゴルフ代は高いらしいです。私ゴルフしないからよく分からないですけど。^^;
まぁとにかく夏の間は、アリゾナで何かしようとしても暑くて外じゃ何も出来ないから、外出や遊びに行ったりするのは夕方以降になります。
ここアリゾナは娯楽ってあまり無いので、あっても、モールに遊びに行くか、映画見に行くか、飲みに行くか、ランチ食べに行くか位ですかね。あら、日本とあまり変わりませんね。^^;
私の場合は旦那さんとの食の好みが違うので、一人でも運転して何か食べたい物があったら一人で勝手に食べに行きます。
もちろんランチの時限定ですけどね。日本でもアメリカでも結構「単独行動派」ですよー。
今日は「アリゾナ州あるある」を中心に書きましたが、次回はまた他の事を書いてみたいと思います。あと、今回は「アリゾナ州あるある」でアリゾナ州の特徴を色々と書いてみましたが、アリゾナには数々の有名な観光地があるのも事実で、フィニックスやスコッツデールなど、遊ぶ場所も結構たくさんあります。
アリゾナ州フィニックス、スコッツデールの主要観光地や、在住者の私が実際に行って来た観光スポットなどをまとめた記事もありますので、そちらも参考までに読んでみて下さいね。
参考アリゾナ州の人気観光地12選!お土産情報や子どもOKな場所・穴場まで!在住者が教える人気スポット!
読んで頂いてありがとうございます。
また次回もお楽しみに〜☆
アリゾナは遠すぎるのでどっか近場の国へ行こう!(どっかで聞いた事あるキャッチフレーズ...「ディズニーランドは遠過ぎる、石景山遊楽園にいらっしゃい」のノリで ←コレ知ってる人居るんかいなww)