こんにちは。@Techガールです。
生後6ヶ月になってすぐから、私の息子も遂に離乳食を開始しました。
アメリカで離乳食開始なんて・・ちゃんと出来るんだろうか・・息子はちゃんと食べてくれるんだろうかと不安でいっぱいでしたが、その不安は案の定、現実となりました。(笑)
離乳食を開始するにあたって、ハイチェアやらスプーンやらお皿やら、必要になりそうな道具は全て揃えて準備万端で挑んだのですが、まぁ〜〜〜食べない食べない。(笑)ムカツクほどに毎回食べないんですよ(涙)
毎回食べさせようとすると嵐の様に泣きまくって、スプーンをイヤイヤするもんだから、私も息子も体のあらゆる所にライスシリアルを付けながら格闘していました。(アメリカで最初の離乳食と言えばライスシリアルになります)
※イライラしすぎて、無理矢理スプーンを口に運んでしまったこともありましたが、これは全くの逆効果で、もっと離乳食が嫌いになる原因にもなるので、絶対にやってはいけないと、後で悟ることになりました…。
私は生後6ヶ月になるまで離乳食は開始しなかったのですが、「これはもしかして…待つのが長過ぎたか…??」と不安になりましたが、まぁ色々と食べない理由を私なりに研究して、色々と工夫をしてみたら、結果的にパクパク食べてくれるようになりました。
小児科からもらっていた離乳食のプランやスケジュールも全く進まなくて、買った道具も全て無駄に思えてしまって…何だか息子がイヤイヤする度にイライラがこみ上げてくるので、しばらくは私も息子も離乳食を忘れて諦めた時期もありました。
でもその間に、家族や色々な人からのアドバイスをもらって、ようやく息子も自分から口を開けて食べてくれる様になったので、離乳食を始める前と、食べない場合の対策など、私なりにまとめてみたいと思います。
まずは離乳食を食べない理由、嫌がる理由を探してみた
生後6ヶ月になって始めた離乳食ですが、周りの出産した友人達の赤ちゃんはパクパクとよく食べている様子だったので、成長と共にお腹もすいて自然に食べてくれるものなのか、と思っていましたが、全く違いましたよ。。^^;
私はアメリカで子育てしているので、最初に食べさせる物は「ライスシリアル」とほぼ決まっているので、小児科からもらった離乳食プランにも最初にそれを「3〜4日ほどアレルギー反応が出ないかどうか様子を見ながら食べさせて」とあったので、まずはその通りに食べさせてみることにしました。
でも、食べない食べない。(笑)
ホント、面白いくらい食べないんですよ。
まぁ私としては「やっぱりね」という感じでしたが、日を追うごとに激しく嫌がる様になってきたので、一週間を過ぎた頃には、息子にとって「離乳食タイム=拷問」に近い感じになっていました。。
でもあるとき、ちょっと思ったのです。
こんなに嫌がるには何か理由があるのかも?と思い、原因を探ることにしました。
で、結果的に以下のことが気に食わなかったようで、これらの原因を一つずつ解決していくことにしました。
6ヶ月過ぎても離乳食を食べなかった4つの原因
ハイチェアの背もたれの角度に慣れていなかった
私の息子の場合ですが、これが一番の原因だったようで、準備したハイチェアの背もたれの角度に慣れていなくて、なかなか口の中に入れた物を飲み込めず、それで吐き出していたようなのです。
でも、私たちの買ったハイチェアはアマゾンでもすごく評価が良かったし、これだけ多くの人が使っている物の背もたれの角度がオカシイとか…どうなんだろ?と思ったので、実は商品自体はあまり疑いというか、これのせいだ!とは思えなかったのです。。
ちなみに買ったのはコチラ。生後6ヶ月位〜大人になっても椅子として使えるのと、デザインもインテリアの一部として使えそうだと思ったので購入を決めました。
あ、もちろん息子が安全に座れて、食べやすいかどうかも考慮しました。(←むしろそれが一番の理由です)
でも背もたれの角度でうまく飲み込めていなかったのは事実だったので、これに気づいた日から、ミルクタイムの時も少し背を伸ばして、ちょっとだけ姿勢の良い感じで飲ませることにしました。
今まで私は息子にミルクを与えるとき、なるべく飲みやすいようにと体を後ろに少し倒して、最後の一滴まで飲んでしまえる様に毎回飲ませていたので、これが習慣になってしまい、この状態じゃないと上手に物が飲み込めない様子だったのです。
ですので、まずは体を起こした角度でもミルクを上手に飲めるように、食事の時間はなるべく体を少し前に起こして、それに慣れたらハイチェアの椅子に座らせて、その状態でも問題なくミルクを飲めるように工夫をしてみました。
少し時間掛かるかな?と思っていましたが、これをやった翌日からは、ハイチェアに座ってからでもちゃんと哺乳瓶を持って、自分でゴクゴクと飲む様になりました。
ミルクではない物を口にしたくなかった
生まれてから半年の間、母乳とミルク、白湯以外を口にしたことが無かったので、初めての「米の味と食感」を受け入れられなかったのだと思います。
口に入った瞬間も、舌で味が分かった瞬間、顔が歪むんですよ。(笑)
「何だコレ?何かすごいモンを口に入れやがったな」という顔で、毎回「離乳食食べたく無い」をアピールしていたのですが、それはそれで面白かったです。
が、笑ってばかりも居られません。食べてもらわないと困ります。大きくなっても「ミルクしか飲みません」じゃ悲惨すぎますからね。(笑)
これもまずは米の味になれてもらう為に、哺乳瓶の中にライスシリアルを少し入れて、哺乳瓶からミルクと一緒に飲んでもらうことにしました。
これで、まずはライスシリアルの味に慣れてもらうことが出来ました。
味が嫌いだった
これは先ほどの「ミルク以外の物を口にするのが嫌だった」に近いのですが、ライスシリアルの味が異物に感じられるようで、とにかく最初は舌で押し出しまくっておりました。
私も食べさせる前に一旦味見をしたのですが、正直「うげぇ…」と思いましたよ。。自分でも不味いって思うものは、赤ちゃんだって食べる気にならないのでは?と思いましたが、、、結果的に慣れた後はパクパクと食べてくれる様になりましたけどね。^^;
なので、これもライスシリアルの味が最初はあまり分からないようにミルクをたくさん入れて、スプーンを口に運ぶ前にも哺乳瓶に少し残しておいたミルクを少し付けてから食べさせる様にしました。
こうすることで、結果的にはミルク→ライスシリアルにシフトしていくことが出来ました。
バナナを入れるようアドバイスされたけど、息子には効果なし
離乳食をあまり食べない赤ちゃんに与えるもので、今回友人や家族にゴリ押しされたが「バナナ」。何で皆そんなバナナをすすめるの?ってくらいに色々な人におすすめされましたよ。もう、「バナナは離乳食の救世主か?」って思う程でした。
そのアドバイスに沿ってバナナもシリアルと一緒に与えてみましたが、これも全く食べませんでした。^^;
ここまでおすすめされているバナナもダメだったんで、「まだ離乳食開始のタイミングではないのかな?」とも思い始めたので、バナナを拒否したところで、離乳食は一週間ほどお休みすることにしました。
お腹が空き過ぎて機嫌が悪かった
これは全くもって盲点だったのですが、私の考えとしては、
腹が減っている=何でも食べる=離乳食も食べる
の方程式が頭に出来上がっていたのですが、これが全くの間違いでした。
腹が減り過ぎているのに、慣れない離乳食を与えようとするもんだから、息子は毎回怒りまくって大泣きです。T_T
困り果ていた時に、友人から「ミルクの後の1〜2時間後くらいの機嫌が良い時に少しずつ与えてみては?」とアドバイスをもらったので、まずはその通りにやってみることにしました。
息子が昼寝から起きたら、まずはミルクで腹を満たしてあげて、その後少し一緒に遊んで機嫌がいいタイミングを見計らって離乳食を与えてみたのですが、これが思った以上に効果大!でした。
ミルクの匂いと味がするもんだから、食いつきもよく、結果的には自分でスプーンを口に運ぶ様になりました。
原因が遂に判明。ある工夫をしたら食べる様になった!
息子が離乳食を食べない理由がいくつか分かってきたので、それらを解決しつつ、食べさせ方も少し工夫してみました。
哺乳瓶にライスシリアルを入れて一緒に飲んでもらい、味に一旦慣れてもらったら、お皿からライスシリアルを取って食べさせるのではなく、以下の写真のように一旦哺乳瓶の中にスプーンを入れて、少し残しておいたミルクをスプーンに付けてから息子の口に入れる様にしました。
▲先にミルクを飲ませますが、離乳食用に少しだけ残しておきます。
▲こんな感じでスプーンを哺乳瓶に入れて、残ったミルクを少し含ませてから食べさせます。
こうすることで、息子は「大好きな哺乳瓶からミルク(に似た味のするもの)がまた飲める!」と視覚的に勘違いするので、それを利用し、最初は液体に近いライスシリアルをスプーンを使って口に運んでみることにしました。
これでやっと口を開けてスプーンの中の物を食べるようになったので、本当にホっとしました。
「これをやったこの日だけ食べたのでは?」と思っていたので、翌日も同じ方法でライスシリアルを与えてみましたが、翌日もちゃんとしっかり離乳食を食べてくれました。
今では自ら口を開けて「もっとちょうだい!」と、スプーンを奪い取るようになりました。
あああ…本当によかったぁ。。
試行錯誤して食べさせ方を工夫した甲斐がありましたよ。。
離乳食を食べさせる際に絶対にやってはいけないこと
生まれてすぐから飲み慣れた母乳とミルクを、何の理由も予告も無しに、いきなり違った物を食べさせる訳ですから、息子にとっても最初は結構ストレスがあったんじゃないかと思っています。
スプーンを口に入れた時も、スプーンを舌でべぇ〜〜と押し出していたし、やっと口に入った!と思ってもすぐに吐き出したり、私の顔めがけて「ブペッッ」とかもしてきやがる訳ですからね、相当嫌だったのは間違いないと思われます。(笑)
せっかく準備した離乳食を全力で拒否されると、イライラして強引に進めてしまいそうになりますが、私が今回の件で思ったのは、「先を急ぐとかえって逆効果になる」、ということです。
離乳食開始時に間違ってもやってはいけないことは、赤ちゃんが嫌がっているのに強引に食べさせたり、スプーンを口に入れること。
飲み込めなかった場合、喉に食べ物が詰まってオエェと嘔吐いてしまったりするので、危険ですし、見ていてとても可哀想です。
液体以外の物を「飲み込む」という行為自体が、まだ初めてのことなので、うまく出来ないのは当たり前なんです。
私も数回強引にやってしまったのですが、これで息子は一旦離乳食が大嫌いになりました。T_T
で、離乳食を忘れてもらうために、一週間くらい完全にお休みしました。
その後、色々と食べさせ方を試行錯誤し、どうやったらまずは最初の一口を食べてもらえるか、色々考えて工夫をしたら結果的に食べてくれる様になりましたが、あれから強引に続けていたら、その内スプーンやお皿を見ただけでも泣き出すようになっていたかもしれません。。
「衣食住」は人間の生活の基本なので、食事の時間はママと赤ちゃんにとっても、楽しい時間にしていきたいなぁと思いました。
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食べない理由をよく観察して、原因と理由を探ろう
離乳食が嫌いで食べてくれない赤ちゃんを抱えるママは本当に大変だと思います。
でも、赤ちゃんにとってのタイミングがまだなのかもしれないし、私の息子のように飲み込みがうまく出来ない体勢だったり、味が嫌いだったり、慣れ親しんだミルクや母乳からすんなり移行出来なかったり、原因がたくさんあると思います。
離乳食のスケジュールが予定通りに進まなくてイライラする気持ちもよく分かりますが、何が理由で赤ちゃんが離乳食を拒否しているのか、しっかり観察しながら色々と原因を探ってみてください。
あと、私のように先輩ママからのアドバイスもためになるので、一人で悩まず、周りの人達からのアドバイスも参考に工夫してみましょう。
私の様に、「お腹が空きすぎている=何でも食べる=離乳食も食べてくれる」も間違いだったと気づくことがあるかもしれませんよ。^^;
いかがでしたか?
今日は息子の離乳食嫌いを克服した方法を、忘れない様にブログでまとめてみました。同じ様な悩みを抱えるママにとって少しでも参考になる部分があれば嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
また次回も宜しくお願いします☆