こんにちは。@Techガールです。
先日、乳ガン検診でマンモグラムと超音波検査でBiopsy(針生検)を勧められたので、地元のBreast Centerに行って検査をしてきました。今日はその事についてブログしたいと思います。
当日はちょっと仕事で徹夜気味だったので旦那さんに運転をお願いして連れて行ってもらいました。
この日はかなり気分が沈んでいて、避けれるのなら避けて通りたい、出来れば日本で受けたい〜と思っていましたが、とうとうこの日が来てしてしまいました。
もう逃げられません(笑)
とうとう乳に針を刺す日がやってきたのです。ああ、考えるだけで痛いヨ・・。
センターの中は50代位かそれ以上の方ばっかりだったので、若い患者は私ただ一人。。。
なんだかまたしてもドキドキ緊張してきました。
保険カードを受付に提出して、問診票を記入。旦那も何故か記入して20分後位に呼ばれました。
アメリカの病院は、なんというかすごく落ち着いていて、一人の患者さんにじっくり納得いくまで話をしてくれる、また聞いてくれるイメージがあります。
あとプライバシーを重視しているというか、今まで行った病院はどこも個室ばかりでした。診察する時も、日本の時のように隣に看護婦とかいません。患者と医者だけ、もしくは何か検査する人が居るだけです。(他の病院は違うのかもしれませんが。。)
今回の組織生検(Biopsy)も個室で、最初の説明も私が外国人だからか、すごく丁寧に今からする検査の内容を教えてくれます。
さて、色々説明を聞いていると、ちょっとビックリした事が。
みなさん "Biopsy Clip Marker" って聞いた事ありますか?
こんなの↓です。
http://ars.els-cdn.com/content/image/1-s2.0-S0002961005005611-gr2.jpg
これは乳ガンキャンペーンで良く見かける「ピンクリボン」の形してます。
この金属を今日検査する"しこり"の中に埋め込むというのです。
埋め込む理由としては、
- 私の中にあるしこり(lump)が将来どうなるか分からないので、
金属を埋め込んでその経過を見る事が出来るから、
という事らしいのです。
ちなみにこれは harmless(人体無害)という説明を受けましたが、気分的に金属を体に入れるのは何となく嫌です。
私は5種類位の形を見せられて「どれがいい?」みたいな事聞かれたので、答えに詰まってしまいました。
正直どれも嫌だ…。(笑)
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旦那さんも私もさすがに驚いて、何度か同じ事を聞き返しましたが、将来これが悪性になった場合は、過去に組織生検(Biopsy)を行ったかどうかも分かるし、前のしこりが原因かも中の金属で分かる、という事らしいです。
しかしその金属は手術でしか取れないとの事!
もしガンで手術が必要になった時は、その手術と一緒にそれを取り除けるとの事でしたが・・・う〜〜〜ん、やっぱり嫌です(笑)
なのでそれは拒否しました。
乳に異物があるって、ちょっと予想をしていなかったので反射的に断りました。
断ったとき、担当の人が何故かすっごいビックリしていましたが、
「するもしないも、あなたの選択、あなたのカラダはあなたが決めるのよ。」
「ちなみに、この針生検をするもしないも、あなた次第よ。」
と言われたので、メタルクリップは丁寧に断りました。
あとから組織生検(Biopsy)を実際にするドクターも、「なんでクリップ入れないのよ?」と怖い顔で聞かれたけど、「ただ金属はカラダに入れたくないんです!」ってハッキリ言ったらそれ以上聞き返しませんでした。
日本でもこのクリップって入れるんですかね…。謎です。
2017/2/16 更新
あれから妊娠〜出産し授乳をしていたら、この時胸にあったしこりはめちゃくちゃ小さくなって、ペタンと平らになっておりました…。私は母乳とミルクの混合でしたが、ある日、「そういえば」と思い立って左胸にあったしこりを触ってみると、前より大分小さくなって、ほぼ自分でも気づかないくらいになっておりました。
授乳して胸がちょっと変化したのかもです。。不思議でしたが、しこり自体はしぼんでしまって、ほぼ気にならなくなったので、金属を埋め込まなくて本当によかったです。。
組織生検(Biopsy)をする前には、「私はリスクもちゃんと理解した上でこの検査を受けます。」とか書いてある書類にサインして、いよいよ検査です。
もうドキドキです。。。
実際にガンの可能性を告知されたら笑えない・・(笑えなかった)