こんにちは。@Techガールです。
アメリカ暮らしもそろそろ5年目に突入してしまいました・・。
慣れるまでに本当に色々なことに驚かされましたが、そんな中でも、「ある生活必需品の物価の違い」には、こちらに来てすぐの頃とても驚きました。
それは何かというと、「紙類」の値段です。
こちらアメリカでは紙類、特にトイレットペーパーはなぜか異様に値段が高いです。
その他にも日本と比べると、様々な商品の物価の違いがあるので、今日はそれについてまとめてみました。
アメリカの物価・生活必需品についての「高い?安い?」のまとめになります。
生活必需品から見るアメリカの物価。まずは高い物を紹介!
トイレットペーパー(紙類全般)
日本で12ロール(ダブル)で確かセール時に299円〜399円でネピアブランドとか買えていたと思うのですが、こちらで同じ価格だと4ロール位しか買えません。
もしくは各スーパーごとのプライベートブランドの(少し品質が劣る)物しか買えないと思います。トイレットペーパーの価格帯をちょっと見てみましょう。
▲Charmin Ultra Soft (12ロール)はこの日 $8.99 が $6.49 でした。
1ロール辺り55¢ 位ですかね。
▲Quilted Northern (24ロール)はこの日 $18.99 が $14.99 でした。
1ロール辺り 64¢ 位ですかね。
▲Fry's Kroger ブランド (12ロール)はこの日 $4.89 でした。
別に特価ではなく常にこれに近い金額のようです。
1ロール辺り 40¢ 位ですね。
私の家は一番上の「Charmin シリーズ」か「Cottonelle シリーズ」のどちらかを使っていますが、これは結構柔らかくて肌触りが良いのでちょっとお高めです。
「Charminシリーズ」が24ロールでセール時12ドル〜です。
上にある写真は12ロールなので半分位の価格ですね。(←この価格の時買いだめ)「Cottonelle シリーズ」も同じ位だと思います。
アメリカでは同じ商品に対しての価格の幅が広いです。品質に比例して高くなります。
箱のティッシュ・キッチンペーパーも基本的に高いです。日本の様に街頭で無料で配ったりとか、まず見たことありません。
ティッシュが高いせいか鼻をかんで、その紙をまた次に使える様にバックやポケットにしまう人もいます。これにも最初ビビりましたが。(笑)
▲日本でもお馴染みのクリネックスの箱ティッシュ。6個入りで何とお値段 $8.79!($1=120円だったら1,054円ですよ〜高すぎです…)
しかし、この日はセールで $7.99でした…。たった$1安くても嬉しい。
あと、思い出しましたが紙製品でも「ナプキン」はお徳用も多くて日本と比べると安いと思います。(生理用品じゃない食事の時に使う紙ナプキンです)
特に各グロッサリーごとのプライベートブランド商品。沢山入っていて$1位〜$2位です。何紙で出来ているんだろう…ちょっと怖いですよね。。^^;
箱ティッシュは何故かいつも値段が高いので、気持ち写真も大きめにしました。アメリカの物価を知る上で是非知ってもらいたい。。。
プレゼント用のお花・ブーケ
結婚式の際に一緒にお花屋さんに義理母と行ったのですが、小さいブーケ(誓いの時に手て持つタイプ)でも$50位からだったので価格の高さにビックリしました。
日本だと小さいブーケはかわいいラッピングまでやってくれて2,000円、3,000円出したら結構大きめのブーケが作れると思うのですが、価格表を見た限りでも全体的にちょっと高めです。
旦那さんが空港でお花をプレゼントしてくれた時も「高かった」と言ってましたが、その理由も分かりました。
なので、ブーケタイプの生花の値段は日本と比べるとちょっと割高になります。
医療保険
アメリカの医療保険がバカ高いのは、有名な話ですね。アメリカの医療保険は民間の保険会社が提供している保険に入るのが一般的なので、国が思っている保険の考え方は、日本のとはかなり違うと思います。
(アメリカのオバマ大統領が2010年に医療保険制度改革法を成立させ、これから変わって行こうとしている最中ではありますが)なので「国民皆保険制度」という物も無く、民間の健康保険に加入出来ない場合は、医療費を全て実費で支払う事になります。(保険ありません、というと少しディスカウントしてくれる親切な医療機関もあります。)
これは私も旦那さんの転職中に、無保険で医療機関に行く羽目になってしまったので・・・いつか詳しく記事にして情報を提供できたらと思っています。
こちらの医療保険はとにかく高い!複雑!面倒くさい!の3拍子揃っちゃってます。
医療保険がある場合は、医者に掛かってもその支払いは自分が加入している保険会社に送られて、その後、保険会社からカバーされなかった医療費の請求が自宅に送られてきます。
良い保険に入っている場合は、殆どのものがカバーされるのですが、無保険の場合は最悪です・・・。
病気じゃなくても検査だけで一気に20万とか30万の請求書が2週間後とかに送られて来ます。本当「貧乏人は氏ね」とい言われている気さえします。
なので、アメリカでは健康保険に入る事はとても大切です。
過去に以下の様な記事も書いているので参考までにどうぞ。アメリカの医療費の恐ろしさがよく分かると思います。T_T;
参考「虫歯1本に25万円」を請求する国、アメリカ。アメリカの治療費が完全にカオスな件。
参考「エコー検査1回に6万円」もする国、アメリカ。明細に納得いかず価格交渉してきた結果を公開。
魚介類
これは私の住んでいる地域だけかもしれませんが、ここは内陸で海が無いので魚類は高いです。
アサリ貝のみそ汁とか好きだったので「アサリ買いたいな〜」と思って買いたくても、どのグロッサリーでも余り見かけません。Safeway だと量り売りらしきものを発見しましたが、新鮮そうじゃ無かったので諦めました。
日本でも何故か大人気の Trader Joe's には冷凍物のガーリック風味に味付けされた物があって、それを一度買って料理したら旦那さんがアサリの貝で口を怪我してしまったので、それ以来買っていません。
Costcoでは1袋$28(結構大量)で売られてた気がします。私の感覚ですが、魚介類は日本と比べると高いと思います。
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コーラの物価から見る、アメリカで安いものとは?
コーラやソーダ等の炭酸飲料は何故かすごく安い…
これは相当安いです。
日本なら缶のコカコーラ1本だいたい120円位ですよね?こっちでは1本売りじゃなくてダース(12本)で基本売ってあります。それで一体おいくらだと思いますか?
なんと$3〜5($1=100円で300円〜500円)しかしません。
1本当たり大体25円〜40円位ですよ。
しかもマクドナルドやバーガーキングなどのファストフード店に行くと、炭酸飲料(ソーダ類・コカコーラやペプシ製品)は基本おかわり自由で飲み放題!店の中のお客様側にソーダを入れるマシンがあるんですもの。。
もう飲み放題だからみんなバンバン飲んじゃってます。そりゃぁ…太りますよね。この習慣がアメリカを肥満大国にしている原因の一つだと私は思います。
▲1ダース12本入りのコーラの山
▲この日はセールで4ダース(合計48本)で$10でした。$1=100円だと48本で1,000円!さすが肥満大国ww!
また、レストランでもソーダを一度頼むと、コップの中のソーダが空になりそうになるとサーバーがやってきて足しにきます。気が利いているのか、太らせようとしてるのか・・・謎です。(No thank you とか言って断る事はできますが)
特に「ダイエットソーダ」の糖分ゼロを売りにしている飲み物には「Aspartame アスパルテーム」という合成甘味料が入っていて、これを定期的に接種する事で、逆に肥満や糖尿病の原因になるという研究も出て来ているそうです。(情報元はこちら)
砂糖の200倍の甘さって…もうどれだけ甘いのかよく分かりません。こういう習慣が背景にあるので、アメリカが肥満大国といわれる由縁なのだと思います。
この本でも触れています。「なか見検索!」で本の一部が読めます。一部見ただけでも、もう人口甘味料入りの飲み物を飲む気がしなくなる。。コーラって絶対中毒性ってぜったりありますよね。
コーラは世界中から半分くらい無くしたい。
カロリーゼロに騙されてはダメですよ。安くてもソーダは程々に!代わりにお茶をのみましょう!
ピザもすごく安い!(そして美味い!)
うちの旦那さんが「日本のピザはかわいそう...」と日本に居る時から言っていましたが、アメリカに来てアメリカのビザを食べてから、私もそう思う様になりました。
確かにアメリカのビザは日本のより安くて美味しいです。日本のデリバリーピザは中サイズで2000円〜だと思いますが、こちらでは日本のサイズより少し大きくて、価格は半額位です。もう日本のデリバリーピザは注文できなくなります。
ビール(アルコール全般)も種類が豊富で安い
缶ビールより瓶ビールの方が多いです。
お酒全般日本より安いと思います。どの位安いかというと、日本の金額より3割〜半額位安い気がします。Barに行っても同じです。そして種類も豊富。私のお気に入りはベルジアンホワイトビアー!(Blue Moon)が好きです。これに近いビールは結構好きかも。
映画代
日本で映画のチケット代は前売りで1800円位でしたっけ?(随分前で覚えていない... )当日券だと確か2000円位はするんだと思いますが、こちらで映画チケットがそんな高いときっと誰も見に行かないんじゃないかなって位安いです。
アメリカでは映画代金は大体一人$6〜$10以内で収まります。
衣類
ブランド品を除くと衣類も安いです。でも最近は日本でも安くて品質の良い服が沢山出回ってますよね。
ユニクロとかGUとか。。何気に気づいたのが、Made in Chinaよりインドネシアとかのが多いかも〜って思いました。これも服のブランドによるのかな?ちなみに私は Urban Outfitters が好きなのですが、これは結構 Made in USA 多いです。
過去記事で「Urban Outfitters」の記事を書いていますので、こちらも参考までにどうぞ。
参考日本未上陸ブランド Urban Outfitters(アーバン・アウトフィッターズ)はアメリカでも大人気!ボヘミアンスタイル好きには超おすすめ!
お花
さっき「高い」方にお花入っていましたが、こっちのお花は家庭で飾る様です。
ラッピング無しのやつです。量も多くて種類も豊富。オリエンタルな菊っぽい花もたまにありますが、色々組み合わせて大体$3〜8位で束で売ってあります。もう少し量が多いと$10〜になります。
あと、何故か花の日持ちが良過ぎるので…いつも驚いています(笑)
花を買うと粉薬みたいなのが入っているのですが、多分花の栄養剤みたいです。これを水に溶かしていれると花が長持ちします。私はたまにガーベラを買いますが、これもエアコン効いた部屋だと2、3週間位持ちますよ。すごいですよ。
今日ちょうどCoscoに行って来てお花見て来ました。
写真撮ったので載せておきます。
花束が$14.99で売ってありました。バラは$16.99でした。これでも十分安いです。
▲日本の値段と比べると安いかなと思います。
▲バラも$16〜であります。
まとめ
アメリカの物価を色々調べていると、結果「安いもの」の方が多くなってしまいました。。(汗)アメリカは土地がとても広いし食品の自給率も高いので、日本と比べると殆どがお安くなると思います。
日々こちらで生活していると、当たり前になってきている物もあるので結構注意しておかないと気づかない部分もありますね。また気づいたらここに追加していきたいと思います!