こんにちは。@Techガールです。
今日は珍しく、禁煙に関する話。
実は私の旦那君は二十歳の頃から喫煙しており、子どもが生まれたこともあって最近突然タバコをスパっと、自ら止めました。ちなみに今まで禁煙に挑戦したことは何度もあります。そして、その度に失敗しています。
しかも禁煙する度に、ニコチンが切れることへのイライラなのか、私にも当たり散らして幾度となく衝突もしました。
正直「禁煙する度にこんな騒動になるのなら、もういっそのこと私や子どもが完全に居ないどっかで吸ってくれ」と、正直諦めモードで思っていました。。
過去に何度も禁煙に失敗している旦那君ですが、既に情報として出回っている禁煙方法は色々と試してはみたのですが、ニコチンの体への依存や中毒度の方が「タバコを止めたい」という意思よりも上回っていたため、数日や数ヶ月間禁煙に成功していても、何かのストレスや、ちょっとしたイライラから、またタバコを吸ってその後また止められなくなる、というループを繰り返していたのです。
アメリカでは2010年頃にはすでに人気だった電子タバコのVAPE(ベイプ)や、ファイザー製薬が出している、禁煙薬の「チャンピックス」なんかも、日本に出回る随分前から試しました。
でも、結局全部ダメでした。(チャンピックスでは一年近く禁煙していましたが、薬を取ることを止めるとまた吸い始めた)
※後で詳しく書いていますが、特に電子タバコのVAPE(ベイプ)は全くもっておすすめしません。逆に私の周りではニコチン依存が強力になって悪化している人ばかりなので、これは絶対に止めておきましょう。
ブログでも度々記事にしているように、私たち夫婦には現在一歳の子どもがいます。
好奇心旺盛の子どもですから、気になる物は何でも口に入れてしまうし、旦那君がタバコを止めない場合は、今後最愛の子どもがタバコを誤飲してしまう可能性だってある訳です。
また、誤飲と同じくらいに怖いのは、タバコの害は吸っている本人だけに留まらず、周りの人にも二次被害として悪影響をもたらします。
タバコの中に含まれる発がん性物質は、服や部屋の家具などにもへばりついて、タバコを吸っていない人でも気づかないうちに発がん性物質を体の中に取り込んでしまうのです。
出産してからは、子どもにもよくないので、とにかく旦那君にはタバコを止めて欲しかったのですが、やっぱり何をやっても長続きせず、「成功したか?」と思えば数ヶ月でまた何かの拍子で吸い始めたり…とにかく効果的な禁煙方法が無く、もう殆ど諦めておりました。
しかし、ある日旦那君は突然、突拍子もないことを口に出しました。
「タバコを本気で止めたいから、●●●を試してみようと思うんだ」
私はそれを聞いて「おおーー!!遂にあの方法を試す時がやってきたのか!」と思いましたが、実は最初は全く期待しておらず、「これで止めれたらかなり儲けもんだわ」くらいにしか思っていなかったのですが、結局のところ、この全く期待していなかった方法で、旦那君はスパっと、なんと嘘みたいに翌日からタバコを止めることが出来ました。
本当に魔法の様な方法ですが、これからブログでお伝えすることは事実です。
でも、100%効果のある禁煙方法なんて、この世に存在する訳ないので、効果がある人、無い人は必ずいると思います。
でもこの方法で効果が出やすい人、出にくい人はいると思うので、その辺りも詳しく書きながら、旦那君が禁煙に成功するまでの過程を詳しく記録として残しておきたいと思います。
自分自身はもちろん、旦那や夫に、本当に今回こそは禁煙してもらいたい人は、一度ぜひ試してみて下さい。その価値は十分にあると思います。
喫煙歴15年、禁煙に失敗ばかりの旦那が唯一禁煙に成功した方法とは?
それはズバリ、「催眠術」です。
でも「催眠術で禁煙」って、聞いた感じ、もの凄く胡散臭い感じしますよね。私も最初、本当にそう思いました。
しかし、アメリカでは催眠療法は「Hypnosis Therapy(ヒプノシス セラピー)/Hypnotherapy(ヒプノセラピー)」といって、禁煙はもちろん、痛みをコントロールしたり、あらゆる中毒症なども治療する医療行為として存在します。
アメリカやイギリスの医師会では、すでに随分前から有効な治療法として催眠療法の効果を認めているそうです。
催眠療法(さいみんりょうほう、英語: hypnotherapy)とは、催眠を用いる精神療法の一種である。 催眠療法は1955年に英国医師会 (British Medical Association) が有効な治療法として認めている。米国医師会 (American Medical Association) も1958年に催眠を有効な治療法として認めている。アメリカ心理学会 (American Psychological Association) と米国歯科医師会もまた催眠を有効な治療法として認めている。日本医師会からの承認は現在は行われていない。
私の住むアリゾナ州フィニックスでも近所を探してみると、タバコを止めたい人向けの催眠療法(ヒプノセラピー)を提供しているクリニックが結構出てきます。
現在アメリカや英語圏に住んでいる方は「hypnosis for quit smoking」「Quit smoking hypnosis cessation near me」とかで検索すると、近くにある催眠療法でタバコを止めるためのセラピーを提供しているクリニックや、個人でやっている催眠術師を探すことが出来ます。
アメリカの医師も参考にしている超有名なウェブサイト「WebMD」では、催眠療法(ヒプノセラピー)と催眠術による禁煙を以下の様に説明しています。
簡単ですが、大まかな日本語訳も付けています。
What Is Hypnosis?
Hypnosis is defined as an altered state of awareness in which you appear to be asleep or in a trance. Clinical hypnosis may be used to treat certain physical or psychological problems. For instance, it is frequently used to help patients control pain. It is also used in a wide range of other conditions such as weight issues, speech disorders, and addiction problems.
There is debate about how hypnosis works. Some people believe that when you are hypnotized, you relax and concentrate more, and are more willing to listen to suggestions -- such as giving up smoking, for example.
日本語訳は以下
医療的な催眠術は、身体の問題や心理的な問題を治療する目的でも頻繁に利用されています。例えば、患者の痛みを抑えるのに利用されたり、太り過ぎて身体に何らかの支障が出て来た場合、催眠療法で体重を減らしたり、言語障害や様々なタイプの中毒症への治療にも利用されています。
催眠療法で催眠術に掛かっている状態でも、あなは常に意識がある状態で、周りの状況も分かっています。ただ、非常にリラックスした状態か、トランス状態になっており、それによって言われていることや提案をより受け入れやすくなっています。催眠によって何かを強制的にさせられたり、自分の意志にそぐわないことを催眠術によって自分がやってしまう、ということはありません。
よく「催眠術」と聞いて勘違いをしている人がいるのですが、それによって「自分の意思とは裏腹に、やりたくないことも催眠術によってやってしまうのでは?」と思っている方がいると思うのですが、それはどうやら違うようです。
私も実際、旦那君が催眠療法を受ける前に、英語のサイトで色々と調べてみたのですが、催眠療法による禁煙を提供しているクリニックのサイトを読むと、ほとんどが以下のように
「you cannot be made do to anything against your will」(自分の意思に反することを強制的にさせられることはない)
という内容のことがよく書いてあります。
そして実際に、私も旦那君を担当した催眠術師と電話で話したことがありましたが、「術にかかって何か変なことを強制的にしでかす」という、よくテレビでみるパフォーマンス的なことは絶対にしないのだそうです。(術師がそういう風に催眠を施さないので)
催眠術はどのようにして禁煙を成功に導くのか?
催眠療法で禁煙するのは、今はまだ日本では珍しいのかもしれませんが、ここアメリカではそこまで珍しいことではなく、旦那君のように催眠術によって禁煙に成功する人は結構存在しています。
その辺りは、催眠術による禁煙ヒプノセラピーを受けた人のレビューを読んでみるとよく分かると思います。
日本でも有名な「FUFFPOST(ハフポスト)」ですが、このアメリカ版には以下の様な記事がありました。
参考Can Hypnosis Really Help You Quit Smoking?
この記事によると、実際に催眠療法を受けて禁煙に成功した人と、成功しなかった人のインタビューと、実際に催眠術をかける側から見た催眠療法による禁煙について詳しく書かれています。(全て英語になります)
以下は引用になりますが、催眠術を施すドクター側からの説明では、以下の様にして患者を禁煙に導くのだそうです。
While there as many different hypnosis techniques as there are brands of cigarettes, a typical program will usually begin with a phone consultation, followed by an in-person session where the client is walked through breathing and visualization exercises and then “induced” into a “trance” — which is essentially a state of extreme relaxation. Once the patient is in the trance, and his “suggestibility” is maximized, the practitioner makes statements (“I am uninterested in cigarettes” or “I hate the smell of smoke on my clothing”) that will hopefully take root and change the client’s behavior. Then the client is “awakened,” or brought out of the hypnotic state. In short, a hypnotherapist verbally guides a client to a hyper-responsive, hyper-attentive state in which the patient’s subconscious mind (the part that tells them that smoking is cool and totally worth it) is in its most persuadable state, and then replaces the harmful or unwanted thoughts with positive, healthy ones.
この記事によると、まず電話で患者さんがタバコを止めたい意思の確認や、どういった人物、状態なのかを詳しく話し、その後、実際に患者に会って治療を開始するそうです。
催眠療法での禁煙は、まず患者さんをトランス状態、もしくは非常にリラックスした状態に導きます。
トランス状態、もしくは非常にリラックスした段階になると、患者さんが最も「暗示にかかりやすい」状態になるのだそうです。
その状態を利用して、タバコを吸いたい願望や吸いたいと思う動機など、そういったタバコに関する根っこの部分と、患者さんの習慣になっている「たばこを吸う」という行動を変えるよう働きかけます。
こうして暗示を掛けた後に、患者さんは一度トランス状態から脱してもらい、今度は「hyper-responsive」「hyper-attentive」の状態になるように導きます。その状態の時、患者さんの潜在意識は「persuadable」、つまり、もの凄く説得されやすい状態になります。
その説得されやすい状態の時に、タバコに関する患者さんにとって良く無いイメージ(例えばタバコはカッコイイとか、タバコを吸わないとイライラするなど)を、良いイメージ(自分は健康であるべき、タバコは自分にとって必要ない)に置き換えるという作業を行うのだそうです。
簡単に言うと、自分自身も気づいていないタバコ依存者の潜在意識を書き換えて、タバコを吸うという行動を違うものに置き換えてしまう、ということでしょうかね。
「こんなんで本当にタバコを止められるんかいな?」と、思う人もいると思いますが、これで実際に私の旦那君はタバコを翌日からスパっと止めてしまったので、今まで幾度となく禁煙に挫折している人は、試してみる価値は十分にあると思っています。
禁煙ヒプノセラピーでタバコを止める上で特に重要な事
上でご紹介したHUFFPOSTの記事に書いてあったことですが、催眠療法によって禁煙が成功するかどうかの一番肝心な部分は、「自分の意思でタバコを止めたいと強く願っているかどうか」が、とても重要だということです。
とにかく疑わしいが先で、「催眠術になんか掛かるもんか」と思っている人も、この催眠療法による禁煙は向いていないそうです。
というか、恐らく自分で催眠療法を否定しているので、催眠をかける側も患者をトランス状態や極度にリラックスした状態に持っていくことが出来ないので、良い結果は得られないのだそうです。
※WebMDのサイトによると、約4人に一人が催眠術に掛かりにくい、もしくは全く掛からないのだそうです。
参考Hypnosis for Quitting Smoking
ただ、催眠療法による禁煙は自らの意思で電話で予約を入れて出向くことが殆どなので、その時点で「自分は催眠術で禁煙する」と決めているので、催眠術をかけられないという人は少数派なのだそうです。
禁煙ヒプノセラピーで禁煙成功した夫を観察してみた結果
催眠術によって禁煙することは上でご説明した通りです。でも実際に、催眠療法で禁煙に成功した人って、一体どういう風にタバコを止めることが出来るのか、とても興味ありませんか?
この記事を読んでいる方は、恐らく夫や自分がタバコが止めたくて読みに来ている方が多いと思うので、今日は旦那君が実際にどのようにしてタバコを止めていって、全く吸わなくなったのか、どのように禁煙に成功したのかを時系列で詳しくブログでご紹介したいと思います。
催眠療法を行う数日前
予約はすでに済ませてありましたが、予約を自分でやったにも関わらず、本人もあまり期待していない感じでした。そんな様子を見た私も、実はそこまで期待していませんでしたが、なんせ一回は無料で受けられるので、まぁいいか、という気持ちでした。
(旦那君の場合ですが、勤めている会社の健康保険で、催眠術を使った禁煙ヒプノセラピーを受けるのが一回だけ無料だったため、それで興味を持って試してみたくなったそうです。)
緊張も何もしていない感じでしたが、予約をする前に催眠術師と会話をしてみると「何だか本人は止めさせることに自信を持っている感じだった」と言っていました。ちなみに50代くらいの女性だそうです。
話によると、禁煙も得意な分野の様に聞こえたそうですが、以前はある病院で患者の痛みの緩和を目的とした集団催眠療法を行っている方だと言っていました。私はこの時点で、「禁煙が専門でないなら、あまり期待できないのかなぁ」とも正直思っていました。
催眠療法の予約当日と帰宅後の様子
催眠術を施してくれる先生に会う前は、本人はちょっと緊張した様子でした。そして、当たり前かの様に行く前にタバコを一本、外で吸ってから出発しました。
私は催眠術による禁煙ヒプノセラピーを受けた後の本人がどう変わっているのか、それを見るのがすごく楽しみだったのですが、旦那君は帰宅後も帰宅前の様に、しばらくすると普通にタバコを吸っていました。(笑)
それから以下の様な会話を交わしました。
夫「うん、何かとても興味深かったよ。でも何か不思議な感じがした。タバコの害や身体に悪いことの説明と、その前に禁煙セラピーを受ける前に色々と先生と会話したんだけど、それが最初に30分くらい続いたかな。」私「まずはどういった人物なのか、本気でタバコ止めたいのか意思の確認じゃないの?」
夫「うん、多分それ。でも面白いなと思ったのは、すごくリラックスした状態になるんだけど、そこから何か隣で色々言われるんだよね。シャワーを浴びる度、あなたの身体はキレイになる。太陽を浴びる度、身体と中身も清々しく段々とキレイになってくる。とか言われて。でも別に嫌な感じはしなかった。あと寝る前にラベンダーのオイルを置いてねるとリラックスできるから是非やってみてと言われたよ。」
夫「あと、僕の場合は2セッション必要になるらしいから、一週間後の同じ日に、今度は最後の禁煙療法に行くことになったよ。」
私「え!一回で終わりじゃなかったの?一回だけ無料ってことだったけど、次のセッションは幾らなの?」
夫「次は68ドル。もう払った。そして次回はタバコを全部持っていくことになってる。あと、次の一週間までタバコが吸いたくなったら、反対の手でタバコを持って吸うようにと、先生からは言われたよ。」
私「ええ?反対の手で?なんで?」
夫「タバコを吸う習慣を変えるためらしい。禁煙療法を一回受けてはみたけど、正直本当に効果があるのかは、今のところよく分からないよ…催眠療法でダイエットも出来るって聞いたけど、本人(先生)は太ってたし(笑)本当に彼女、大丈夫かな?(笑)」
夫「で、もっと面白いのは、彼女の元旦那さんはベビースモーカーで一日に何と2箱も吸っていたらしいんだけど、催眠療法で翌日からスパっと止めて、それで彼女は催眠術に興味を持って、この世界に入ったんだって。すごいね。」
私「ほほぅ」
ここで分かったのですが、実は今回のセラピーは一回で終了ではなく、旦那君の場合は2回必要だということでした。
後で分かったことなのですが、一回目のセッションで術師と会話する際、その人がどれだけタバコに依存度しているのかをチェックし、「この人なら一回で大丈夫、この人は最低二回必要かな」など決めるのだそうです。
私は旦那君が催眠療法によって禁煙すると決めてから、色々と情報を探していたのですが、催眠術による禁煙ヒプノセラピーは普通一回でほとんどの人が禁煙に成功するらしいのですが、ある人は二回必要になることもあると、どこかのサイトには書いてありました。
「一回でも効果が十分なハズなのに、何で旦那君は二回も必要なのかな…それほど重い中毒症なのか?」と心配もしましたが、セッションの時間も関係しているらしく、一回目のセッションが2時間以上の3〜5時間あるようなセッションならば、一回でも大丈夫なんだそうです。(後で先生に聞いたと言っていました)
話は戻りますが、禁煙セラピー終了後の帰宅直前からタバコを吸っていたので、「あーやっぱりダメだったか。催眠術で禁煙なんて、やっぱり無理だったのか」と、もうこの時点で80%くらいは諦めていました。(でも先生の元旦那さんが超ヘビースモーカーで、催眠術で翌日からスパっと吸わなくなったのはめちゃくちゃスゴイです)
そして更に、先生から言われた「反対の手でタバコを持って吸う」ということも全く無視して吸っていましたね。(笑)
正直「コイツ、ちゃんと止める意思あるんかいな??(怒)」って思っていました。
次の禁煙ヒプノセラピーまでの一週間の旦那の様子
正直、この一週間はタバコを止めるという気配は全くもってありませんでした。なので、もう正直、催眠術で禁煙できるなんて、本当にこれっぽっちも期待していませんでした。
「催眠術って、本人を意のままに操るんじゃなかったのか?!」とも思いましたが、次のセッションまでの一週間は「禁煙する意思があるのか無いのか」よくわからないほど、本当フツーにタバコを吸っていました。(笑)
でも次のセッションにも既にお金を払ってしまっていたので、とりあえず最後のセッションが終わってから効果が無いと判断した場合、他の禁煙専門の催眠術師を探すか、他の禁煙方法を試してみるか、この一週間の間に旦那君とも「効果が無かったら」の話を結構していました。
そして、正直本人も「これで楽に禁煙が出来る」とは、あまり期待していない様子でした。^^;
本人曰く、禁煙で最も辛いのは、ニコチンが切れることによる禁断症状で、それでイライラしてしまうことが一番辛くてキツイと言っていました。
まぁこれだけニコチンの身体への依存度が高いと、本人がどれだけ「タバコを止めたい!」と思っても、失敗してしまうのも無理はないですよね。
家には今にも歩き出しそうなワンパクな9ヶ月の息子もいるので、この一週間の間にも極力タバコは吸って欲しく無いとは思っていましたが、次のセッションまでの一週間は、特に禁煙療法を受ける前とあまり変わらず、1日に一箱の半分くらいは毎日吸っていたと思います。
2回目のセラピー当日と帰宅後の様子
そして2回目のセラピー当日。この日も普通に外で一服してから、家にあるタバコを全部持って、先生のオフィスに向かいました。
そして運命の帰宅後。
私「どうだった??」
夫「今回は何だか前と違ったよ。もっとリラックスした状態にされて、何かタバコと僕を結びつけている頭の中のあるイメージを、自分で火を付けて燃やして破壊するように言われたんだけど、とりあえず言われた様にして、燃やして破壊したよ。」
夫「あと、これからは息子のため、妻のため、自分の健康のために、タバコは吸いたく無い、吸わないって言われたよ。」
私「???(燃やして破壊?なんじゃそりゃ??)」
私「あ!そうそう、聞きたかったんだけど、催眠術特有の、あの振り子みたいなのって使った??」
夫「あーアレね(笑)アレは僕の場合は一度も使ってないよ(笑)多分あれはリラックス状態に導く為の道具にすぎないと思うんだけど、僕は先生の言葉ですごくリラックスできたから、僕のセラピーでは使っているのは一度もみたことないよ。」
ちょっと会話の内容が、催眠術を受けたことがない私にとって理解しにくい内容だったため、あまり詳しくは聞きませんでしたが、簡単に説明すると、「タバコと旦那君を結びつけているイメージを頭の中で具体的に何かに例えて、その繋がりを自分で破壊する」という内容でした。
こればっかりは催眠術を受けた人物しか分からないと思いますが、一回目と二回目のセッションを受けた様子を聞いてみると、前に説明したように、リラックスした状態で先生の言うことを受け入れやすい状態にしてもらい、タバコを吸うという考えや、タバコを吸いたいと思う願望を、別の物に置き換えられた感じがしました。
本人曰く、二回目のセッションの方が、さらに深くリラックスした状態になっていたと言っていました。
実際、この二回目の催眠療法を受けた後は、帰宅してもタバコを吸うことはありませんでした。(というか、タバコを既に全部先生に渡してしまったので手元にタバコが無かった)
もちろん、買いに行くこともありませんでした。
あと、会話の最後に登場している、催眠術でイメージしがちな、あの振り子みたい物は旦那君のセラピーでは使っていないそうでした(笑)やっぱり「催眠術」と言うと、あの振り子の存在って気になりますよね。^^;
2回目のヒプノセラピーから次の一週間までの様子
一番気になりますよね。催眠療法が完了してからの、待ちに待ったその後の結果です。
2回目の禁煙ヒプノセラピーから、旦那君は一度もタバコを吸っていません。
(このブログを書いているのは2回目のセッションから3ヶ月以上経過していますが、それでも一度も吸っていません)
会社に行って目の前でタバコを吸っている人から貰いタバコすることもなく、帰宅前にコンビニに寄って新しくタバコを買うこともなく、バーに飲みに行って周りの人達がタバコを吸っている姿を見ても、全く吸っていません。
旦那君を常に監視することは出来ませんが、タバコを一度でも、少しでも吸うと、服や身体にタバコの臭いが付くので私にはすぐに分かるのです。
車で吸ったとしても、窓を全開にして開けて空気を入れ替えても、吸わない人からしてみれば、タバコの臭いは強烈なので、本当にすぐ分かってしまうのです。
でも、吸った形跡も全く無いし、本人も頑に「吸いたく無い」と言っているので、催眠療法を受けてからは全く吸っていないと思います。
ただ、一つ気になることと言えば、タバコの話はまだしないで欲しい感じではありました。(禁煙セラピー終了後の1、2週間の間だけでしたが)
でも、妻の私から見て一番すごいなと思ったことは、タバコを止めたことによるニコチン切れの禁断症状みたいな、毎回禁煙する度に現れていた「イライラして周りに当り散らす」ということが全く無かったということ。
これは本当に「すごいな」と、正直思いました。
禁煙している夫を見ていて、すごく嫌だなと思っていたのは、ニコチン切れによるイライラで私にまで当ってくることだったので、それが今回全く無かっただけで、催眠療法がどれだけ旦那君にとって効果絶大だったのかはすぐに感じ取れました。
ちょっと意地悪で、「本当にタバコ、吸いたくないの?」と聞いてみたことがありましたが、それに対しても怒ることなく「うーん、吸いたい気持ちと、何だか物足りない気持ちは正直まだあるけど、吸いたくないという気持ちの方が大きい。自分でも少し我慢しているのは分かるけど、でも吸いたくないんだ。」
何と言う抑制力でしょう(笑)
催眠術万々歳です。
でも多分、催眠術と言えども、結局治療を受けた後は「タバコを吸わないという、自分の努力も必要になる」ということが、この回答からも分かりました。
ただ、自己流で禁煙することと明らかに違うのは、吸いたい気持ちになると、自分の中のもう一人の自分が、もの凄い勢いで「吸わない方がいい」と説得し、自分は素直にそれに従うようになるのだそうです。(←旦那君曰く)
催眠術…恐るべし。
あと、口が寂しくなるので、タバコを吸わない状態に慣れるまでは、ミントを常に持参し、口寂しさをミントで抑えていました。そんなんで、私は毎回ミントをスーパーで箱買い。。
一日一缶食べちゃうので、一週間分まとめ買いしていました。まぁこれもタバコに比べれば激安なんで、しばらくはミント買いを旦那君のために続けておりました。
その後、旦那君自ら自己催眠を行うようになる
更にあれから数週間が経過しましたが、未だタバコを買ったり、吸ったりはしていません。
禁煙した一週間〜二週間が一番大変だろうなぁと思っていましたが、イライラしている様子もなく、何だか禁煙しているのも忘れてしまうくらい、普通にタバコを吸うことがなくなったので、車の中もベランダも常にクリーンだし、私としては万々歳の状態が続いています。
しかし、不安な時は突然訪れます。
旦那君が近くのバーに歩いて飲みに行くというのですが、私はこの時、非常に心配しました。
アメリカは室内ではタバコを吸うことが出来ないのですが、バーなどに行くと外でタバコを吸っている人がたくさんいるので、「タバコの臭いでまたタバコを吸いたくなって吸ってしまうんじゃないか?」ともの凄く心配しました。
しかし、その心配は旦那君も分かっていたようで、私には事前にちゃんと「吸わない」と約束をしてからバーに向かいました。
「大丈夫か?」と不安でしたが、バーに行く準備をしている時、もの凄いものを目にしてしまったのです。。
旦那君の部屋の方で何か誰かと会話している声が聞こえたので、そぉ〜と近づいて聞いてみると。。
何と!旦那君自ら、鏡に向かって自己催眠を掛けておりました(笑)
しかもやっている最中、私が見ているのがバレてしまったので、怒られるかと思いましたが「ニヤ」っとしてこちらを向き、「僕が今、何をやっていたか分かる?」と、質問してきたのです。まさかの展開(笑)
「自分に催眠術を掛けていたんだ。僕はもう3●歳。僕の人生にタバコなんて要らないんだ。必要ない。そう自分に語りかけていたんだよ。」
なんと、自分で自分に自己催眠まで掛けてしまうようになりました。(笑)
これはもう、予想もしなかった展開です。
ここまで催眠術が禁煙に対して効果があるなんて、本当に思ってもみなかったです。
それから口笛を吹きながら、楽しそうにバーに出掛けて行きましたが、帰宅後も服からはタバコの臭いがすることなく、寝ている最中に口元や手、髪の毛など臭いチェックしてみましたが、本当に吸った形跡がありませんでした。(特に手を臭いを嗅ぐことは重要です、手でタバコを握るので、臭いが特に強烈になります)
旦那君は本当にちょっと抜けている部分があり、隠そうとしても何でも(私には)すぐにバレてしまうのですが、この日もくまなくチェックしましたが、私は吸っていないと判断しました。
で、私はチェック終了後、一人で心の中で絶叫しました。
さ、催眠術、Sugeeeeeeeee!!!!
いや、マジで本当にすごいな、と思いましたよ。
数ヶ月経った旦那君の禁煙状況
あれから先に数ヶ月経過しましたが、普通にもうタバコの存在を忘れているんじゃないかと思うほど、会話にも出てこないし、もちろん全く吸っていません。
ニコチンによる禁断症状も、イライラしている様子も全くありません。
私と喧嘩して、めちゃくちゃイライラする状態に陥っても、タバコを買いに行ったり、吸いたいとか言うことも全くないです。(以前は何かイラっとすることがある度、禁煙を忘れてタバコを吸っていました)
ある日、タバコ会社から新商品の案内状が届いていたのですが、うっかり私がテーブルに置き忘れて旦那君の目に留まったことがあったのですが、特に興味を示すこともなく、それに対して特にコメントも何も無かったです。(←多分、完全無視ww)
もう、この世にタバコなんて存在していないかのようです。
車の中やベランダに灰のゴミが無いって、すごくいいです!
もう息子も、タバコ臭い旦那の腕に抱かれることが無いんだと思うと、すごく嬉しいです。
全く期待もしていなかった催眠術でタバコをストレス無く完全に止めさせることが出来るなんて、本当に本当に試してみてよかったと思っています。
日本では多分、催眠術なんて「胡散臭い、ウソっぽい」とか思われていると思いますが、前にも言及したように、ここアメリカでは禁煙療法の一つとして確立しています。
ただ、効果には専門家による賛否両論あると思いますが、実際に試してみて禁煙に成功し、その後もうタバコフリーな生活を送っている人は、かなりの数存在しているのも事実です。
日本で催眠術による禁煙ヒプノセラピーは受けられるのか?
アメリカでは催眠術によって禁煙できる場所は、どの州でも探せばいくらでもあると思いますが、日本ではまだメジャーな禁煙方法ではないと思うので、そういった場所を探すのが難しいかと思います。
でも、全く存在しない訳ではないので、旦那にタバコを止めて欲しい奥さんや、自分自身が今度こそは絶対に禁煙したい!と思っている方は、以下に催眠療法による禁煙を提供している場所をリストで出していますので、ぜひ参考にしてみてください。
催眠術による禁煙ヒプノセラピーが受けられる施設や場所
日本ではまだ数が少ないですが、いくつかのクリニックや場所では禁煙プログラムを提供しているようです。
Green Leaves
催眠療法による禁煙やダイエットも受けられる。オンライン対応可。こちらは次で紹介している集団による禁煙セラピーではなく、あくまで一対一の催眠療法を受けることが出来ます。
遠方の人は、オンラインでの催眠療法も可能だということがウェブサイトにも書いてありましたので、気になる方はコンタクトを取ってみるといいかもです。
禁煙セラピー®
アメリカでベストセラーの禁煙本の著者、アレン・カーの禁煙メソッドが日本でも日本語で受けられます。100%の返金保証で、禁煙セラピーの後半では催眠療法を使った禁煙法も使われています。
札幌、東京、名古屋、大阪、広島で受けることが出来ます。
※実はこの記事を書いている時に、過去に旦那君が試した禁煙本(←止めて欲しくて私が買ったw)でタバコを止めることが出来た本があったのですが、その本こそ、この人が書いた「The Easy Way to Stop Smoking」という本だったのです!本だけでもこれだけの効果があるのだから、実際にこの禁煙セラピーを受けてみるのも凄くいいんじゃなかと思っています。
まずは本を買って読んで見たい人は以下より購入可能です。
オンラインでも禁煙ヒプノセラピーを受けられる
日本に住んでいるけれど、英語が多少話せるという人は、アメリカでは英語での催眠術による禁煙ヒプノセラピーを、スカイプを使ってオンラインで提供している先生や施設も数多く存在します。
実際、旦那君を禁煙に導いてくれた催眠術師の先生は、オンラインでも対応が可能ということで、彼女のウェブサイトにはオンラインで対応できる旨の内容が書かれていました。
他にも英語でヒプノセラピーによる禁煙を提供しているクリニックを探せば、「スカイプにて全世界対応」とか書いてある場所も探すことが出来ます。
英語では「Quit Smoking Hypnosis near me」とかで検索すれば色々出てくると思います。
※「near me」は自分の近所で探す場合に入れると近所のヒプノセラピークリニックが出てくると思います。
旦那にタバコを止めさせる方法
最後に、旦那君が今まで試してみた禁煙方法を一応書いておきたいと思います。この中には妻の私が提案して、実際に試したものもあれば、旦那君自ら「やってみたい」と挑戦した禁煙方法もあります。
結局、旦那君は催眠術によって禁煙に成功したのですが、それ以外でも以下の方法で止められる人もいるかもしれないので、先ずは色々な方法を試してみたいと言う方は、以下の方法でも禁煙にチャレンジしてみて下さい。
チャンピックスという禁煙薬
チャンピックスとは、ファイザー製薬が出している禁煙薬です。アメリカでは既に2008〜2009年頃には病院などで禁煙したい人向けに処方されていました。
アメリカではちょっと名前が違ったような気がしたのですが、これも調べてみたらアメリカでは「Chantix(シャンティックス)」という名前で、今現在でも禁煙薬として使用されているようです。
参考Quitting Smoking | CHANTIX(アメリカのシャンティックス公式サイト)
旦那君がこの禁煙薬を試していた頃は、アメリカでもまだ比較的新しい薬だったため、周りに使っている人も少なかったので旦那君は服用するのを少し怖がっている感じがありましたが、毎年行われる定期検診で禁煙について担当医師に相談したら、この薬を勧められたそうです。
で、実際に服用してみた結果ですが、確かにこれには禁煙効果がありました。そして、この薬を数ヶ月服用すると、禁煙にも(一年ほど)成功しました。
服用の方法や決まりを守って服用すると、ちゃんと禁煙できる成功率は自己流で禁煙するよりも高く、旦那君曰く、タバコを吸っていても、何だかストローを吸っている感じになり、次第にタバコの味も不味くなってくるのだそうです。
そして、段々とタバコ自体を吸いたくなくなってくると言っていました。
ファイザー製薬のチャンピックスのサイトを見てみると、以下の様なことが書いてありました。
チャンピックスの2つの効果
チャンピックスは禁煙のための飲み薬です。 タバコを吸うと、脳にあるニコチン受容体という部分にニコチンが結合して、快感を生じさせる物質(ドパミン)を放出させます。 チャンピックスは、この受容体に結合することで、ニコチンの場合より少量のドパミンを放出させて、イライラなどのニコチン切れ症状を軽くします。 また、ニコチンが受容体に結合するのを邪魔して、禁煙中に一服してしまったときの“おいしい”といった満足感を感じにくくすることにより、禁煙を助ける薬です。
全くもって、旦那君が服用後に言っていた状況そのものです。
2015年末に一度日本に帰国しているのですが、もの凄くヘビースモーカーだった友人も、このチャンピックスを使って禁煙に成功していて、一緒に飲みに行ったり食事に行ったりもしましたが、タバコを吸っている姿は一度も見ませんでした。
「チャンピックスを使って禁煙成功したよ!」と言っていたので、今では日本でもメジャーな禁煙方法なのかな、と一人思っていました。
自己流で禁煙するよりも正しく服用すれば、禁煙成功率も6割、ちゃんと通院した人では8〜9割の確立で禁煙できる、禁煙成功率も高い禁煙補助薬なので、こちらも禁煙して欲しい夫に試してもらう、一つの禁煙方法になるんじゃないかなと思います。
ただ、副作用というか、デメリットもあるらしく、当時2009年頃旦那君が服用していた際の副作用として一番恐れていたのは、この禁煙薬による鬱を発症してしまうんじゃないかと言うこと。
実際に服用してからの副作用として、鬱を発症したり、自殺願望が出て来たりなど、色々と怖い副作用があることも医師から説明されたそうです。
しかし、これらの副作用はもちろん全ての人に起こる訳ではなく、稀に起こる副作用として報告されているのだそうです。
実際、アメリカのチャンピックス(アメリカでの名前は"Chantix")を使った人のレビューを見てみると、やる気が低下したり、鬱になって何もやっても何故か楽しく無いなどの報告も幾つか目に付きました。
旦那君はこれによって一年程禁煙に成功していますが、再び喫煙するようになってから、再度禁煙を試みた際、またこの薬を試してみたいかというと、答えはNOで、自分で色々と調べてみた結果、副作用が怖いとのことで、二度目の服用はありませんでした。
これで禁煙成功した後、また再び喫煙することになるのですが、次に禁煙する為に試した方法が、次でご紹介している電子タバコの「VAPE(ベイプ)」になります。
電子タバコのVAPE(ベイプ)
アメリカでは2009年頃にすでに大人気だった電子タバコ。アメリカではVAPOR(ベイパー)と呼ばれています。他にはE-cigarettes(イーシガレット)、E-Cigs(イーシグズ)とも呼ばれています。
フレーバーの付いたシロップのようなニコチン入りの液体を、専用の電子タバコによって水蒸気化し、それを吸い込むうという、中国で発売されたタバコの代用品です。
しかし、現在アメリカではこの電子タバコの突然発火や爆発による事故が多発し、ニュースでもよく取り上げられています。元々中国で発明された物なので、製品は中国製が多く、細かいパーツだとすぐに壊れたりするため、安い部品を壊れる度に買い変えているイメージがありました。
アメリカ製の物も出回っていますが、やはり値段が高く、例えば電子ダバコ本体でアメリカ製で300ドル、中国製だと全く似た同じ物で70ドルと、ここまで金額に差が出る物もありました。
あと、旦那君が数年使っているのを見て、実際に禁煙に効果があったのかどうかというと、答えは全くありませんでした。むしろ、ニコチン依存が悪化した位です。
日本でも最近になって人気になっているのでしょうが、私は全く禁煙には向いていないと思います。
禁煙目的で買うのなら、必ずニコチンの量を減らして行かなくてはいけないのですが、ニコチン依存度の高い人はそれが出来ず、どんどんニコチン濃度を上げて行く、もしくは普通のタバコより有害な物が少ないはずだからと安心し、タバコよりもより頻繁に吸い続ける人が多いという印象があります。
あと、私がこれを禁煙目的で利用している人を今まで見て思うのは、禁煙に完全に成功している人が居ないということ。
確かに「これで禁煙できた!」と思っている人もいるでしょうが、「禁煙」とは私の中で「ニコチン依存が完全に無くなる」状態のことで、「ニコチンパッチや、その他のタバコ代用品なんかも全く利用しなくてもよい状態」になることを意味しています。しかし、電子タバコに切り替えて、それが出来ている人を今まで見たことがありません。
アメリカでは今まであったタバコショップの殆どが「E-cigarettes(イーシガレット)」の看板を出すようになり、ここ数年でもの凄い勢いで定着してしまいました。
なので、旦那君の周りにも、電子タバコで禁煙を試している人がいますが、それが何故か、今度は電子タバコが止められなくなっている人が殆どという状況なのです。これもニコチンによる依存だと思います。
もし、電子タバコで本当に禁煙できるのであれば、お店自体そこまで増えてこないと思うんですよ。
だって、それが本当に効果があるのなら、ここまで店が多くなることもないし、むしろ一定数を保つか縮小していくんじゃないかと思うんですよね。今、アメリカでは電子タバコを扱う店は、ここ数年で爆発的に増えました。
旦那君が電子タバコを吸い始めた2009年頃は、お店の数も数店しかなく、わざわざ一つの店に行かないと、それ専用のキッドを買うことが出来なかったのですが、今ではもう至るところに電子タバコ(E-cigarettes)を取り扱っている店があり、どこでも簡単に手に入るようになりました。
あと、タバコより安全だと勘違いしている人もいるようですが、肺に空気以外の何かを入れる訳ですから、身体にいい訳ないと思っています。
ジュースと呼ばれる、香りや味付きのシロップをニコチンと一緒に水蒸気化して吸い込むので、肺にベトベトのシロップがへばりついていくんじゃないのかな?と思えて仕方ありません。
また、比較的新しい商品なので、今後身体にどういった害があるのかどうかも、全くもって分からないのです。特にこれが一番怖いなぁ…と正直感じています。
なので、電子タバコで禁煙をしてもらおう、とか思っている人は、止めた方がいいと思います。試して欲しいのなら、先にご紹介しているチャンピックスの方がまだマシです。
旦那君が禁煙を試しているのを今まで何度も見て来て思うのは、禁煙するなら、短期間の間に集中してスパっと止めるほうが、効果的だと思います。
ダラダラと電子タバコを吸っていても、ニコチン依存の方が身体にとって強力過ぎるので、そうとうな努力をしないと禁煙に成功するのは難しいと思います。
意外や意外!「本」で禁煙できたという過去
もう一つ、かなり効果があり過ぎて、私自身も見ていてビックリした禁煙方法があります。
それは「禁煙するための本」を読むということ。
これは多分催眠術にも近いものがあるんじゃないかと思いますが、ある日、本気で旦那君にタバコを止めてもらいたくて仕方無かったので、禁煙する為の本を探しまくって、色々とレビューを見ながら「コレだ!」と思う物を買って読んでもらったのですが、これは本当に凄かったです。
買って読んでもらったのは以下の本です。
読んだ翌日からタバコを吸わなくなりました。(笑)こっちも催眠術同様で、嘘みたいだけど本当の話です。
本自体はとても読みやすく、タバコを吸うことがどれだけ馬鹿らしいか、色々と書いてあって内容的にも凄く面白かったそうです。
旦那君自身、タバコを止めたいと本気で思っていたことも後押ししたと思いますが、夫が本気で「タバコを止めたい!」と思っている人は、是非こういった本を買ってみて、行動自体を後押ししてあげてください。
私も本で禁煙できるとは全く思っていなかったので、翌日から禁煙に挑戦し、しばらくの間(多分こっちも半年以上は吸っていなかったと思います)全く吸わなかったのは驚きだったので、買って良かったと思いました。
しかし、次は何がキッカケだったか忘れてしまいましたが、半年後にはまた喫煙するようになってしまったので、こちらも永久的な効果は残念ながらありませんでした。。T_T
でも人によってはこれで永久的にタバコを止められる人も存在するかもしれないので、こちらも手軽に試せる一つのオプションとして考えてみるのもいいかと思います。
ただ本を買って読んでもらえばいいだけなので、簡単に試せます。お金もそこまで掛かりません。
[ads2]
ヒプノセラピーを受ける前に確認してもらいたいこと、まとめ
ここまで「すごい!」と褒め讃えてた催眠術による禁煙ですが、試してみたい方には今一度確認してもらいたいことがあります。
第三者から見た感じだと、「楽に禁煙が成功しているようにみえる」のは事実ですが、実際は前に説明した通り、ご自身の「吸わない」という努力も必要になってきます。
ただ、旦那君が話していたように、自己流で禁煙するよりも遥かにストレスを感じず、素直に自分で「吸わない」と思えることも事実のようです。
でも催眠術に掛からなくては、禁煙を成功することも無いと思うので、最初っから疑う気の方が大きく、「催眠術なんか掛かるものか!」と思って、術師の話を聞かないのも、かなりの確立で効果が全く無いと思われます。
ですので、もし催眠術による禁煙ヒプノセラピーを試してみたいと思う方は、信頼できるクリニックを探して、ちゃんと催眠術を掛けてくれる人の話をしっかり聞くようにして下さい。
そうすれば、禁煙成功率もグンと上がると思います。
いかがでしたか?
今日は実際に旦那君が試してみて大成功した禁煙方法について詳しくご紹介しました。
結局は催眠術という、普通の人はあまり試したことがない禁煙方法で、「魔法か??!」と思えるほどスパっと禁煙してしまった訳なのですが、これを読んでもまだ信じられない人は、実際に自分で試してみるか、このブログでもご紹介している様に、催眠術による禁煙ヒプノセラピーを提供している施設で実際に試してみるとよいかと思います。
まず試してみないことには、夫や自分に効果が実際にあるのかどうか、全くもって分かりません。
ただ、こういった「効果的な究極の禁煙方法」があるよ、ということで、オプションとして今後頭のどこかに入れておいてもらえるといいかなと思います。
我が家のように子供が誕生して、どうしてもすぐにタバコを止めたい!どうにかして夫にタバコを止めてもらいたい!夫がかなり重症のヘビースモーカーで、もう効果があると謳われている禁煙方法は全部試してみた、という方ほど、是非とも試して頂きたい禁煙方法です。
私が側で見ていた限りでは、本当に自己流で禁煙した際のイライラや八つ当たりなど一切無く、スパっと翌日から止めることが出来たので、本当におすすめできます。
このブログを読んでいる方以外でも、私の大切な友人や、家族が思い悩んでいても、同じ方法を絶対に勧めます。それほど効果的で、どの禁煙方法よりも旦那君には効果があったからです。
実は私もここまで効果があると思っていなかったので、これほどの効果を見せつけられると、自分も催眠術という物にもの凄く興味が湧いて来たので、今度は自分自身の別の問題を解決しにくため、次は私が催眠術によるヒプノセラピーを受けてみたいなと、密かに思っています。
旦那君には既に相談してあるのですが、「やってみれば?」ということだったので、時間が出来たらアポイントメントを取って、今度は自ら催眠術を体験してみたいと思っています。^^;
その体験談については、今後またブログでご紹介したいと思っています。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
また次回もお楽しみに〜☆