こんにちは。@Techガールです。
半年位前ですが、こんな記事をかなりへこみながら書きました。
参考妊活中に大打撃!卵巣嚢腫と子宮筋腫を発見。「漢方・食事・鍼灸」で治療に挑戦する記録(1)
あれからちょうど半年が経過しました。その半年の間、ブログでも書いた様に「卵巣嚢腫」を小さくするため、「漢方、食事、鍼灸、血流改善」など、効果のありそうな治療法は全部自分の身体で試してみました。
先週、私が通っているクリニックで、年に一度の定期検診を行ってもらう機会があったので、ちょうど良い機会だと思い、自分の行っていた治療法が「卵巣嚢腫を小さくする、もしくは消滅させるのに本当に有効だったのか」を知るために、骨盤全体と卵巣や子宮付近のウルトラサウンド(超音波)も追加でとってもらう事にしました。
その結果、信じられない事が判明しました。
なんと、半年前には確かに2個存在していた右の卵巣嚢腫が消滅 しておりました。
自分でも本当〜〜に信じられなくって、担当医に何度も確かめましたが「今回の超音波では右の卵巣嚢腫は見付けられませんでした、よかったね。あなたのダイエット(食事療法)が効いたのね。」という事でした。
卵巣嚢腫が無くなった事以外でも、考えられる治療法を色々と自力で試している中、この病について色々と分かった事が沢山あったので、少しでも同じ症状で苦しむ人の力になればと思い、今日は「手術無しで卵巣嚢腫(のうしゅ)を自然治癒・克服した記録」をブログに詳しく残しておこうと思います。
私もこれには相当悩まされました。
本当に辛かったです。辛くて「もー手術以外に治らないんだ!何で私ばっかりこんあ目に遭うんだ!」という思いが何度も何度も駆け巡り、やけになったりしていました。。
だからこそ、同じ症状で悩む人達の気持ちが、本当に痛い程よく分かるので、今日はこのブログで一人でも多くの人が「卵巣嚢腫を自然治癒」させる事が出来れば、とても嬉しく思います。
それでは早速ですが、記録していきたいと思います。
卵巣嚢腫(のうしゅ)の症状は「不正出血」から始まった。
まず、卵巣嚢腫を発見するキッカケとなったのが「不正出血」。
不正出血と言っても、生理の様な血がダラダラと流れ出る訳ではなく、「茶色のオリモノ」が生理が終わって一週間位経った頃に出始めて、それが次の生理まで続いていたのです。
これは昨年2014年11月頃から急に見られる様になったのですが、最初は「排卵出血」かと思って放って置いたのです。(生理が終わって5〜6日後なら、大体排卵日付近と重なるのでそう思っていた。)
しかし、12月、1月と続くので「これは何かおかしい、、very unusual...」と思って、急遽産婦人科に原因を調べるために予約を取りました。(予約無しで、すぐに病院に行けないのがアメリカの医療システムの悲しいところ..)
2015年2月にやっと予約が取れたので、そこの産婦人科の先生から色々と調べてもらって、ウルトラサウンド(超音波)を撮ってもらうと、、何と右卵巣に2個の嚢腫が発見されたのでした。。
右側には 4.0cm×4.0cm と 2.5cm×2.5cm の嚢腫が発見される
- 右側卵巣には 4.0cm×4.0cm と 2.5cm×2.5cm の嚢腫
- 左側卵巣には何もナシ。
- 子宮には筋肉層に3個の子宮筋腫(この時は筋肉層に出来ている筋腫とは知らなかったけど、7月の超音波で分かった)
流産して、まだ精神的なダメージも完全に回復していない中、この診断結果は、まさに私を地獄の底に突き落とすかのような結果でした。流産後は早く妊娠して子どもが欲しかったので、自分なりに栄養のある食べもをの食べるよう心がけたり、ジムで運動をしたりなど、自分なりに頑張っていたのに、その頑張りとは相反する診断結果に、本当に愕然としました。
ちょうどこんな↓感じでした。
orz(四つん這いのポーズ)
でも今思えば、流産した後、何故かこんな↓風に勘違いしてしまって、「とにかく栄養値の高い物をたくさん食べる」という、間違った方法でずっと頑張り続けていたんだなーと、今では思っています。
こんな感じで、流産後は少し食生活が動物性食品に偏ってしまいがちだったので、それも「卵巣嚢腫(のうしゅ)」を大きくする原因だったのではないかと思っています。
※何故そう思ったのかは下に詳しく説明しています。卵巣嚢腫が大きくなったり、小さくなったりするのは、日頃口にしている食べ物の影響も大いにあると思っています。
「不正出血」は子宮筋腫の症状でもあるが、私の場合は…
ちなみにですが、「不正出血」は子宮筋腫の症状として現れる事もあるのですが、私の場合は先に説明した様に、筋肉層にあるので、医者からは「出血はしないタイプの筋腫」だと言われました。
ということは、やっぱり私の不正出血は卵巣嚢腫(のうしゅ)から来ていると考えるのが自然だという事で、「不正出血」=「卵巣嚢腫の症状」という事で当たっていた様です。
すぐ手術をするオプションもあったけど断った。
医者には、私が「妊活中」である事は告げていたので、先生は私の年齢も考慮し、すぐに手術も視野に入れる方法で考えてはどうかと勧めてきました。
それで、医者が出してきた選択肢は3つ。
- そのまま放置する(嚢腫が自然に消滅する事があるから)
- すぐ手術して取る
- 二ヶ月間空けて、様子を見る
私は迷わず「二ヶ月間空けて、様子を見る」事を選びました。
この時からすると、半年前に既に流産による掻爬手術を行ったばっかりだったので、またこんなすぐに別の手術をするという事が、嫌で嫌で仕方なかったのです。
治療には「腹腔鏡手術」を勧められた。
卵巣嚢腫(のうしゅ)を取る為には「腹腔鏡手術(ふくくうきょうしゅじゅつ)」といって、お腹に数カ所小さい穴をあけて、そこからカメラの付いた手術道具を使って、嚢腫だけを切り取る or 吸い取ってしまう手術だそうです。
この「腹腔鏡手術(ふくくうきょうしゅじゅつ)」を、英語では「Laparoscopy(ラパロスコピー)」と言います。私はアメリカ在住なので、この「Laparoscopy(ラパロスコピー)」をという手術で、卵巣嚢腫(のうしゅ)だけを取る方法もあるよ、というオプションもあったのですが、なんせここは患者に優しく無い国、アメリカ。
流産手術で半年前に大金を払ったばっかりなので、この手術にもきっとまた大金を払う羽目にはってしまうのではと思い、とりあえずは丁寧にお断りしました。(笑)
でも、このときは断りましたが、断った時点でも「嚢腫がそのままの大きさなら、きっとこの手術も近い内にする事になるんだろうなぁ・・」とはずっと思っておりました。
これから半年の間、「この手術をいつかする日が来るのは確実かもしれない・・・」、ずーっとそう思い込んでいたので、心の浮き沈みも結構あって、自分の心をコントロールするのも大変な日が結構ありました。
健康体でいられる事がどれだけ幸せな事か。
アメリカという、医療に全く優しくない国に住んでいると、本当に思い知らさせます。
私の日本に居る妹(看護師)にも相談しましたが、「子ども産む前から卵巣の手術をするのは、出来れば避けた方が良いと思うよ。でも手術する分には安全な手術だと思うからやってもよいのでは?」という、どっち付かずの回答をもらったので、結局は「手術はしない、でも治す可能性がある事は、この2ヶ月の間に全部試す!」と心に決めて、2ヶ月間は集中して治療する事を心に決めたのでした。
卵巣嚢腫の治療開始。自然治癒したい人は以下の方法を絶対試すべし!
医者からのオプションでもあった「腹腔鏡手術(ラパロスコピー)」を断ったので、妊活中には大打撃である「卵巣嚢腫(のうしゅ)」を自然に小さくする(もしくは消滅させる)ため、まずは自分の力で治療する事を心に誓います。
これから2ヶ月間は徹底して、出来る事は全部行いました。
以下は私が徹底して行った「卵巣嚢腫を自然治癒させるための治療リスト」になります。一つ一つ詳しく説明していますので、実践してみてください。
アメリカに住んでいる私でさえで出来たので、日本に住んでいる方たちが出来ないわけはない、と思います。
漢方薬で「お血」を取り除く
漢方の先生にコンタクトを取って、自分の症状や、今、治したい症状を説明させて頂いたのち、それにあう漢方を処方して頂きました。
アメリカに居る方は「漢方アメリカ」と検索すれば、一番に検索結果に出てくる、サンフランシスコの鍼灸師さんになりますので、その方にコンタクトを取って相談してみてください。(最初はメールでの問い合わせの方が良いかと思います)
サンフランシスコ在住の方は超ラッキーだと思って、その方を直接尋ねてみるのも良いかと思います。(もちろん予約とか必要だと思いますが)
ちなみにですが、私が処方をしてもらった漢方は以下になります。
※今年2月から服用を開始した、お血処理に集中しているものだけ書いています。
卵巣嚢腫を治療する為に服用した漢方薬
- 2014/11月〜2015/12月「桂枝加竜骨牡蛎湯」
- 2014/12月〜2015/1月「当帰四逆加呉茱萸生姜湯」=冷えの改善、約一ヶ月間服用
- 2015/2月〜2015/5月※「通導散」=お血の処理、とにかく「お血」を散らす力が強いそうです
- 2015/5月〜2015/7月「柴胡加龍骨牡蠣湯」=「お血」の処理と精神面でのリラックス効果
- 2015/8月〜現在「桂枝茯苓丸」=引き続き「お血」の処理
これは私の体全体を診断して処方して頂いた漢方薬なので、体の状態に個人差があるように、絶対に同じ物が処方される事はないかもしれないので、服用の際にはちゃんとドクターの指示に従って、決められた漢方を服用する事が大事だと思います。
※「通導散」は"出す作用"が結構強かったので、この漢方薬に体が慣れるまでは下痢になったりしておりました。でも慣れて来てからは大分マシになりました。外出時には夜だけ飲んだりと、少しコントロールしながら服用しておりました。
ちなみに「お血(おけつ)」の意味も、Wikipedia様より引用させて頂いています。
瘀血・淤血(おけつ)とは
東洋医学では流れが悪く滞りがちな血液を「瘀血(おけつ)」と呼んでいる。(瘀とは停滞という意味で、文字通り血が滞ったり、血の流れが悪く、よどんだ状態を指す。瘀血になった血液は正常な状態に比べて粘度が強くなっていて、流れが悪くなっている[1]。
東洋医学の解説書などにはよく「ふる血」や「汚れた血」などと解説してあり、また、瘀が特殊な字で、「悪血」と書かれることもあるため、いわゆる「どろどろの血液」を連想する人が多いが、そうではなく、血の流れが悪くなることによって血が新鮮さを失い[2]、それによって起きる不定愁訴や疾病を指している。
食事療法で極力避けた食ベ物。
卵巣嚢腫(のうしゅ)の治療のため、2ヶ月間は口にしなかった食べ物、極力避けた食品リストになります。
- 肉類(特に牛肉、チキンは一ヶ月に二度くらいは口にしていました)
- ケーキやプリン等、クッキーなどのスイーツ・お菓子類
- 乳製品やチーズ類(豆乳も避けた)
- チョコレート類
- 生野菜や冷たい飲み物
- 人工甘味料の入った冷たい清涼飲料、カフェイン入りドリンク
- アイスクリーム
- 基本的に体を冷やす白い砂糖が使われた食べ物全般
私の場合、特に甘い食べ物が大好きだったので、日頃から頻繁に口にしていましたが、これらを食べなくなってからは、生理痛も軽くなるし、胃もたれもしなくなり、そして何より凄いと思ったのは、ダイエットをしなくても2ヶ月後には、体の余分なお肉が大分減っておりました。(特に二の腕辺りと腰回り)
特に「乳製品」を絶った事が、効果が大きかった様な気がします。
乳製品ではないけれど、代用品として使われる「豆乳」も以前は好んで良く飲んでいたのですが、「乳製品」ではないけれど、物質が似ているために体が「乳製品を取った時と同じ様な反応をする事がある」という事を、マクロビに詳しい方から伺ったので、これも2ヶ月間は完全に絶ちました。(半年経った今でもあまり口にしていません。)
以前のブログでも書いていますが、これらの食べ物は過剰に食べ過ぎると血を汚しますし、もし全身の血流までも悪かったら、血の溜まりやすい場所(骨盤辺り)には血が滞りやすくなり、限界がくると「卵巣嚢腫」みたいな「デキモノ」が体の中に発生してしまいます。
卵巣嚢腫(のうしゅ)が出来る人の特徴は、血流が悪かったり、冷え性(低体温)だったり、甘い物や乳製品、肉類が大好きな人が多い様な気がしています。
「卵巣嚢腫(のうしゅ)」が発生する原因の半分位が「日常的に食べている食品」だと感じているのですが、こればっかりは私も医者ではないので、実際の所よく分かりません。
でも自分が自然治癒に成功して、色々と本を読んだり体で感じた事からすれば、「卵巣嚢腫」も立派な「生活習慣病」ではないのかと感じています。
上に書いた食べ物を、一生食べちゃダメ!
と言っている訳ではないので、手術を避けて自然治癒したいのであれば、最低でも2ヶ月位は徹底して食事制限する事をおすすめします。
その位、頑張らないと手術無しでは克服できません。手術で体に穴を空けられて手術をするよりは、随分マシだと思います。
治療が出来れば、少し制限を緩めて、また食べたい物を食べればいいし、治療中の間だけは我慢して実行した方が、後から良い結果が付いてくると思います。(私も食べ物は2ヶ月間は完全に「修行僧」のような食べ物ばかり食べていました。笑)
食事療法で積極的に取った食べ物。
- 玄米・みそ汁
- 体を温める根菜、大根、かぼちゃ、ごぼう、れんこん等
- 血をキレイにする海草類(ワカメ、ひじき等)を積極的に食べる
- マクロビ食を積極的に取り入れた
- 調味料は添加物の入っていないオーガニック製品に買い替え
- 甘い物が欲しい時は市販の物ではなく、マクロビスイーツや甘い芋を蒸して食べた
- みそ汁や料理のダシは、マクロビの基本である昆布としいたけの出汁から取ってそれを利用した
また、こちらの本も大変参考になったので、時間があれば読んでみる事をおすすめします。ここに書いてある事も少しは実践していますが、全部ではありません。頭の中に情報として入れておくと、今後絶対に役に立つと思います。
↓卵巣嚢腫や子宮筋腫のある方は、以下の本もとても役立ちます。(卵巣嚢腫や子宮筋腫については、ほんの少しだけ書いてありますが、それ以外の病気や症状を、薬無し&手術無しで治療する方法が沢山載っています。)
料理のレシピは以下の本にも沢山載っていますので、食事制限中の2ヶ月の献立はここで決めても良いと思います。お料理は毎日の事なので、こういった体によい料理本を一冊持っていると、今後のためにもなると思います。
腰湯を夏は1日1回、冬は1日2回行う
これは私が実践した中で、「実は一番効果があったのでは?」と思っている治療法です。
治療法と言っても、何か服用する訳ではなく、ただ、卵巣辺りを直接「腰湯」をする事で温めて、卵巣付近の血流を良くするという事です。腰湯に使う道具は、赤ちゃん用のベビーバスでもいいと思います。
とにかく自分の腰がすっぽり入る物を準備し、その中にお湯を入れて、それに入って腰だけ直接温めます。
ちなみに私が愛用していた「腰湯」に使っていた道具はこちら↓
なんとIKEAの分別用ゴミ箱です。(笑)
そして卵巣嚢腫が無くなった今でも愛用しています。^^; 実は最初にコレを見付けた時、ゴミ箱だと思わずに買ってしまったんですよ。(笑)
▼ちょっと使用感がすごいですが、自宅で使っている腰湯の容器です。
フタは邪魔だったので、クローゼットに放置しています。
アメリカには腰湯をする人なんて居ないので、お湯が溜められて、腰がすっぽり入る容器を見付けるなんてベビーバス位しか無いんじゃないかな・・と最初は思っていたんですよ。
しかし、偶然IKEAに行った際にサイズが良さそうな物が目に入り、自分の腰に合うかどうかチェックするため、隠れてそっと腰を入れてみたら、何とこれがちょうどスッポリ入ってしまったので、すぐ買っちゃいました。
私は骨盤がデカく、尻もデカいので、こんな↓風に入ると横幅が36cmしかないので、腰湯は出来ますが卵巣付近を手でマッサージ出来ません。T_T (内側サイズは縦50cm×横36cmです。商品紹介のサイズだと、外側の容器の厚みまで計上してあるので若干サイズが違ってきます。)
しかし!!
こんな感じ↓で容器を横にして入ると、脚を広げられるまでにスペースが出来るので、これにお湯をはって赤丸で囲った卵巣付近を手で円を描く様な感じで優しくマッサージしておりました。
脚を広げてお見苦しい写真ですが・・・
写真で説明した方が100倍分かりやすいかと思うし、温めて卵巣嚢腫が治療出来るのなら、絶対試してみるべきだと思うし・・、そして、何より多くの方に知って頂きたいと思ったので写真に残しました。
私の場合ですが、これで腰湯を続けたお陰で卵巣嚢腫が流れてしまったので、本当に実践して良かったと思っています。
まさかゴミ箱がベビーバスの代わりになるなんて。(笑)物は使いようですね。
もっとスペースに余裕を持って腰湯をしたい方は、以下の↓ベビーバスも腰湯に使えるかもしれません。(サイズは上記の物より少し大きめですが、自分の体型に合わせてチェックして下さいね!)
腰湯の時間は、だいたい一回20分位です。
1回につき、額が汗ばんで「温まった」と思うまで続けていました。ただ、ここで私は卵巣嚢腫のある卵巣付近も一緒にマッサージしておりました。そのとき「早く嚢腫どっか行ってね〜ここにいちゃダメだからどっか流れてね〜」と気持ちを込めてマッサージしておりました。(笑)
でも結果、本当に消えてくれたので、良かったです。(笑)
この「腰湯」で直接卵巣付近を温めるのは、後でご紹介する漢方薬や鍼灸よりも効果があったのかもしれませんので、これは絶対やってみる事をお勧めします。(もちろん上に書いてある食事制限も実践しないとダメですよ。)
これは腰湯に使う容器だけ買えば良いので、お金もそこまで掛からず、風呂場があれば誰でも実践できます。
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鍼灸
これは以前ブログでも書いていますが、始めて鍼灸師さんを尋ねた際「あたな、血流に問題があるからこれは絶対治しておかないとダメよ」と、すぐさま「血流に問題あり」のお墨付きを頂いたので、この血流改善をメインに治療してもらいました。
これは今年の2月〜現在まで月2回のペースで通っています。今現在は、鍼灸師さん曰く「だいぶん血流も改善されてきた」との事でした。先日また行って来たので、ブログ用に写真を撮ってきました。自分の脚に鍼とお灸をしてもらっている最中です。^^;
お灸とツボ
お灸は、血の巡りをよくするツボと、流産した後だったので「婦人科系臓器の強化」ということで、「曲泉(きょくせん)」と「三陰交(さんいんこう)」に一時お灸をしておりました。3月だけ「太白(たいはく)」にもお灸をしておりましたが、これは一ヶ月間だけ続けました。
鍼灸院通いとお灸のお陰で、体が内部から温まり始めてからは、針灸師さんから「お灸はもう一時止めていいよ」と言われたので、お灸をしていたのは最初の2月〜4月初め頃までだったと思います。
自宅でお灸を据えるのは、インスタントお灸の「せんねんきゅう」を使っていました。アメリカにはお灸が無いので、日本の楽天で買った物を、母にアメリカまで郵送してもらいました。お徳用サイズを買うと380個入っているので、何ヶ月か持つので便利です。
ツボを探すのが困難だと思うので、鍼灸院に一度行く事をおすすめしますが、もし自分で探したい場合は、以下の本が役に立ちました。
以前ブログでも書いていますが、自分でツボを探すのは本当に難しいので・・近くに鍼灸院がある方は、そこで正確なツボの位置を教えてもらうのが、一番良いと思います。上で紹介した本を使っても、自分で探したツボとプロが示したツボの位置はこんなに↓違いが出ます。
効果が現れたのは「不正出血」が止まった事で分かった。
上でご紹介した事を集中して2ヶ月間続けた、4月の半ば頃、毎月生理が終わって5日位経った頃に始まっていた「不正出血」が、そうえいば無い事に気づきます。
また、以前は生理が始まる3〜4日前から出ていた「茶色のオリモノ」も出なくなり、何の前触れもなく、いきなり出血して生理が始まる様になりました。生理前のお腹の嫌な痛み、生理中の吐き気や頭痛も、そういえば無くなっていた事にこの頃気づいたのです。
しかし、この時は「不正出血は子宮筋腫からも来ているものかもしれないし、卵巣嚢腫が小さくなったとか、まだ分からないよね」と疑っていたので、4月は偶然「不正出血(茶色のオリモノ)」は無かったと思っていたのですが、この月を堺に、5月、6月、7月も「不正出血」は全く見られなくなりました。
以下は治療開始から「卵巣嚢腫(のうしゅ)が自然治癒していったであろうタイムライン」になります。
- 2014年11月:生理後5〜6日後位から謎の不正出血が次の生理まで続く
- 2014年12月:不正出血が続く
- 2015年 1月:不正出血が続く
- 2015年 2月:産婦人科で不正出血の原因である「卵巣嚢腫」が2個発見される
- 2015年 2月:「卵巣嚢腫」を自然に治癒させるべく、漢方・食事療法・鍼灸で治療を開始
- 2015年 3月:漢方・食事療法・鍼灸で治療中〜
- 2015年 4月:漢方・食事療法・鍼灸で治療中〜(不正出血が止まる)
- 2015年 5月:漢方・食事療法・鍼灸で治療中〜(不正出血無し)
- 2015年 6月:漢方・食事療法・鍼灸で治療中〜(不正出血無し)
- 2015年 7月:漢方・食事療法・鍼灸で治療中〜(不正出血無し)
- 2015年12月:その後もずっと不正出血は無し、生理痛や生理前の頭痛も軽くなる。しかも…ついに妊娠しました!
このタイムラインから見ると、やっぱり2月、3月、4月に集中して治療をした事が功を成した様に思えます。
もし卵巣辺りに不快感があったり、「不正出血」がある場合は、すぐに産婦人科に相談しに行く事をおすすめします。
まだ嚢腫のサイズが小さいなら、自然治癒出来る可能性が十分にあるので、何か気になる症状があれば、放っておかずに必ずお医者様に相談して、ちゃんと原因を調べてもらいましょう。
2016/03/27 更新!
卵巣嚢腫を自然治癒させ、ついに昨年末に妊娠しました。T_T
本当に長い長い道のりでした…。
安定期に入るまでは、ここにも詳しく書けませんでしたが、卵巣嚢腫がちょうど流れたと思われる昨年5月頃から12月に妊娠するまで、何度か妊娠検査で陽性が出てはいたのですが、うまく着床できていないか、卵の質が悪くて…うまく行かない感じだったのです。
卵巣嚢腫がある間は妊娠検査でかすりもしなかったのに、卵巣嚢腫が無くなってからは陽性がちらほら出始めるようになりました。やっぱり嚢腫が妊活の妨げになっていたんだと、このとき確信しました。。T_T
しかし出来る事を何でも頑張って、手術無しで治療を続けた結果、ついに目標までたどり着くことができました!ちなみにですが、IKEAのゴミ箱の腰湯デモンストレーションの写真を撮った時は、すでに妊娠していたので、腹がちょっと出ています。(笑)
今回妊娠するに至って書いた記事もありますので、興味のある方は↓どうぞ。
卵巣嚢腫の原因と、自然治癒をさせる上で大切なこと。
今回の治療で思ったのが、「卵巣嚢腫(のうしゅ)」は血流の善し悪しにも大いに関係していると言うこと。
沢山の臓器が詰まっている骨盤内に卵巣は存在しているので、あの狭い空間の血の巡りが悪くなると、卵巣嚢腫(のうしゅ)というオデキが体の中に発生してしまう原因に成り兼ねないと思いました。
実際、毎日腰湯をして、一日の終わりには骨盤内のうっ血を取ってあげると、2ヶ月後には卵巣嚢腫の症状であった「不正出血」も出なくなってきたので、この考えは意外に当たっている様な気がしています。
また、「自分の血液の元」になる「日頃から口にしている食べ物」にも、ちゃんと気を配って「質の良い食べ物」を食べる事も、もの凄く重要な事だと思いました。
私は現在、添加物たっぷりのインスタント食品は極力避け、代わりに簡単なお料理でも良いので、自炊して調味料も自然に近い物を使い、野菜などもなるべくオーガニックの食品を口にする様に心がけています。
今日のブログが、同じ症状に悩む方の力になれたら嬉しいです。一人でも多くの人が、手術せずとも治癒できるように願っています。
また、記事がためになったら是非「いいね!」をお願いします!ブログを続けるモチベーションになります。
こちらの記事に関するコメントは以下より受け付けていますので、質問があればコメントをご記入ください。(仕事で忙しい日もあるので、すぐには返事できないかもしれませんが。。><;)
最後まで読んで下さって有り難うございました。
また何か追加情報があれば、追加していきたいと思います。
卵巣嚢腫の治療に役立ちそうな商品
助産師さんが開発した「骨盤ゆたんぽ」で、骨盤と卵巣付近の血流を改善する
腰湯をする時間が無い場合や面倒だと思われる方、デスクワーク中でも冷えで困っている方は、こういった座れる湯たんぽ「骨盤ゆたんぽ」を利用して、骨盤と卵巣付近の血流を改善するのもよいかと思います。
この商品は助産師さんが監修に携わり、じんわり&ゆっくり骨盤付近を温めることが出来る様に開発された商品だそうです。
寒い時期だけでなく、冷房の効いた夏場や生理痛が酷い方は年中使えるとのことなので、冷え性や骨盤付近の血流の悪さが原因で嚢腫が出来てしまった方などにも役立ちそうだと思いました。
この骨盤ゆたんぽの中には、天然よもぎ100%の専用パッドを内側に入れて使うこともできるので、「よもぎ蒸し」も自宅で行うことが出来ます。
「骨盤ゆたんぽ よもにん」の詳しい商品情報、その他の冷え取りグッズは以下↓よりご覧下さい。
私と似たような方法で、食べ物を変えたり、その他の方法を実践しながら卵巣嚢腫だけでなく、他の女性特有の病気(子宮筋腫や子宮内膜症、子宮線筋腫)などを治療された方の情報↓がありました。
具体的な方法や、さらに詳しい情報はお金を払って見ることになりますが、私もとても興味のある内容なので、今度買って読んでみたいなと思いました。実践された方の感想などが、とても興味深いです。
◆子宮筋腫・子宮内膜症・卵巣のう腫・子宮腺筋症を自宅で改善!!◆10年間苦しんできた生理痛が10日であっさり痛みがでなくなった魔法の方法