こんにちは。@Techガールです。
もう気づけば3月ですね。
1月から3月にかけては何かとイベントが多い月のせいか、昔から以下の様に言われています。
1月は「行く」
2月は「逃げる」
3月は「去る」
こんな風に言われている位なので、こんな調子できっと3月もあっという間に終わってしまう気がしています。(まだ始まったばかりだけど 汗)
今日はちょっとスピリチュアルな話になってしまうかもしれません。
タイトル通り「不運が続く、物事が上手く行かない時、どう対処するか、どう受け止めるか」について、私の体験から学んだ事をブログに書いてみたいと思います。
不運が続く時、自分は間違った方向に進んでいる、もしくは何か大事な事に気づくべき時なのかもしれない、と考えてみる。
人生に失敗や悩みはつきものです。
私だって日々、色々な事に悩みながら、でも挑戦しながら異国の地で奮闘しながら毎日を過ごしています。
しかし、どういう訳か自分では一生懸命やっていても、
- 何故か物事が上手く行かない
- 不運が続く
- 自分では正しい努力をしているのに、何故かその方向とは逆の方に進んでしまう
- もう誰かが邪魔をしているとしか思えない
- 不可抗力の不幸が自分の身に起こってばっかりいる
こういうこと、感じたことってありませんか?
私も上で挙げたような経験は今までにたくさんあるのですが、中でも印象的だったものが一つだけあります。
それは「自分の身に起こることは全て必然である」という言葉が「真実」でなはいか、と思うキッカケになった経験でした。
今から遡ること約4年前、私はまだ日本でフリーランスをしていたのですが、どういう訳か、決まっていた仕事が立て続けに相次いでキャンセルになってしまうという、最悪の事態に陥ってしまいました。
何だか良くわからないけど、不運が続いてしまったのです。
フリーランスは雇われて仕事をしていないので、大体3〜4ヶ月先の仕事は常に確保している状態が続く事が多いのですが、この時の私は、予定していた3本の案件全てが一気に無くなってしまい、急に「無職&暇人状態」になってしまったのです。
もちろんめちゃくちゃ焦ります。
この時は、これから半年後にはアメリカに行こうと計画を立てていたので、その時お金が無かったら非常に困ったことになる訳です。自分の責任というより、お客様側の都合でのキャンセルだし、自分ではどうしようも出来ないんですよね。完全に不可抗力です。
しかし、どうしてこうも立て続けに一気に仕事がキャンセルになるのか?
偶然にしてはちょっと3件続けてはタイミング良過ぎるでしょ!!(怒)って怒りにも似た、不安な感情がこみ上げてきて、もうずっと「どうしよう・・どうしようぅぅ」と悩んでおりました。
でも悩んでいる間にも時間は毎日過ぎてゆくばかりで、、、営業をかけに行くも、仕事はすぐには見つからず・・この時は本当に「どうしてこんなにも不運な事が続くんだろう・・・何か見えない力に悪さされているのでは?」と本気で思っていました。(笑)
しかし、ある時ふと思ったのです。
「そういえば、これからもし…もしアメリカで結婚して暮らす事になったら・・・私はどうやって仕事を見付けていくんだろう・・新しい顧客を今のうちから探しておかないと、移住する事になったら日本で営業も出来ないし・・すぐ日本にも戻れないだろうから、今から準備しておかないとダメだよね。」
ある重要な事に気づいて行動すると「不運の連鎖」は止まる
これに気づいてからは、
「これから近い将来に向けて、今は馴染みのクライアントの仕事をするより、新規顧客開拓の為、自分を営業する為のツールを制作する時なのかも」と前向きに考える様になり、その後すぐ自分のポートフォリオ(今迄の仕事を紹介する作品集のサイト)の制作を開始します。
キャンセルになった仕事の為に取っておいた時間も、このポートフォリオの制作へ時間を注ぎ込み、約一ヶ月後には無事に公開までこぎ着ける事が出来たのでした。
これを作っても、すぐに問い合わせが来て仕事を受注できるようになる訳ではないのですが、効果はその後、徐々に徐々に現れ始めます。そうして、公開から翌年には、ネット経由で仕事の依頼を実際頂けるまでの「営業ツール」に成長する事が出来たのです。
※ホームページは公開しても、狙ったキーワードで検索結果の上位に表示されないと存在してないも同様なので、この検索結果を色々と試行錯誤の上、上位に持って来れるようになるまで時間が掛かってしまい、それで約一年程掛かったのです。
このポートフォリオを作ってからは、アメリカに住む私でも、ネット経由でお仕事を依頼してくれる人が増え、今では毎月ちょうど良いタイミングで、あらゆる方面のクライアントからお仕事を頂ける様になりました。
最初はネットから仕事を得る事に対して、とても消極的だった私は、常に以下の様な不安があり、「どうせ上手くいかないだろう」と思っていて、ポートフォリオの制作もずっと後回しにしていたのでした。
- 「会ったことも無い人物に、どうやって会社の大事な案件をまかせる事が出来るんだろう」
- 「やっぱり実際に会って仕事ができる人達の方が断然有利だし、アメリカに住む私になんて、仕事を依頼する人なんて居ないだろうなぁ・・」
しかし、自分のポートフォリオを公開してから既に3年が経過した今、殆どのクライアントは、今まで実際に会ったことのない日本のクライアントの方々が大半を締める様になり、その方達と今でも定期的にお仕事をさせて頂いています。
何事もまずはやってみなくっちゃ分からないって事ですよね。
災いが転じて結局は「福」になった訳ですが、でもあの時、ただ毎日「不幸だ〜呪われてる〜なんでこんな不運なことばっかり続くんだろ〜」と悲観していたら、この事に全く気づかなかっただろうと思います。
もしくは私が気づくまで、「不運の連鎖」は更に続いていただろうと思われます。
「身の回りに起こる不運な出来事」をどう捉えるのかが、望む未来への鍵となる
このように、自分に起こる不運な事を、ただ単に「なんて自分はツイて無いんだ」とだけ捉えるのか、また「これは何かあるな…、私が今、気づくべき事は何なんだろう」と深く考えて、「今、自分が本当にしなくてはいけないこと、気づくべきこと」に気づけるのかが、これから自分が望む未来を手に入れる鍵になるんだと思います。
面白いことに、気づくべきことに気づくと「不運の連鎖」は、すぐ止まってしまうのです。(私の場合はそうでした)
これは多分ですが、本人が気づいたことにより、もうそれを気づかせる必要が無くなったから、連鎖が消えるのだと思っています。気づくべきことに気づくことで、「不運を断ち切る」ことが出来るのだと思います。
この経験から私は、「自分の身に起きることは、全て必然である」という言葉は、真実ではないかと思う様になったのです。悪いことも、良いことも、実は何か重要な意味があって、その人が一番強烈に印象に残るように、その人の身に起きる様になっているのだと思っています。
しかし、何か不運なことが自分の身に起きている場合は、もうそのことで頭が一杯で「なぜ私だけこんな目に遭うの?」の感情が99%を占めていると思います。
私も実際そうでした。
しかし、時間が経過してゆくにつれ、「あの時のことにもし、何か大切な意味があったとすれば、こういう事だったのかもしれない」と色々考える様になる訳です。
まず自分の身に不運が続いている場合、一番にすることは「なぜそれが今、自分の身に起きているのか、なぜ私なのか」をよく考えることだと思います。
ずっと考えるようになると「あーでもない、こーでもない」と色々と考えが思い浮かび上がって来ますが、ある時「あ、もしかしてこのことだったのかな?」と、なんとなく腑に落ちる時がでてくるかもしれません。
それで何となく自分で「納得できることだった」「腑に落ちた」場合は、
それをすぐに改善するように努力することをオススメします。そうすれば、自分の望む未来の方向へ、足を一歩踏み入れたことになるんじゃないかなと思っています。
もしですよ・・・
もし、世の中に「神様」という存在があるのならば、
たぶん、神様は「幸せそのもの」は、自分たちに与えてくれないんだと思います。
でも、幸せになるキッカケを、その人が一番分かりやすい、それでいて実際にその幸せに向かって行動させることが出来る、強烈な形で教えてくれているのかもしれない、と思うのです。。
そりゃそうですよね。
毎回「棚からぼた餅」な人生だったら誰だって努力しないし、「あ、こんなラッキーな事あるんだな」位で、人生よく考えもせず終わると思うし、そんな人生、面白くも無いし、有り難みも全くないですよね。
ここで一つ注意してもらいたいのは、
自分にとって「不運だ」と思う事が、上で書いた様なことに全て当てはまる訳ではありません。
「不運だ」と思っていることが、以前自分が巻いた種であった場合は、単なるカルマの法則で、それが自分に返って来ているだけのことなので、この場合はちょっと違ってくると思います。
私が言っているのは「自分では正しい方向に努力しているのに、何故か努力とは相反する方向に進んでしまう、起こっていることが不可抗力なこと」を言っています。
このあたりは勘違いに要注意ですね。
一部例を出してみると、
毎朝何故か遅刻してしまう、毎日遅刻で目を付けられ会社をクビになってしまいそう
↑
ただ単に早く寝て下さい。
遅刻しない様に、これでもかというほど、まずは努力して下さい。
不可抗力でも何でもありません。
自分の企画が採用されたいので、ライバルの●●さんには負けたくないから、●●さんの悪評を社内に流して、仕事が上手く行かないように混乱させてやったが、今度は逆に自分が社内の誰からも信用されなくなり、窮地に立たされている。
↑
単に性格と根性が悪いだけで、本来すべき仕事への努力が、他人を陥れるという違う方向に進んでしまった結果、悪いカルマが自分に返って来てしまっただけのこと。これも自分が蒔いた種なので、不可抗力ではなく自業自得。
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自分に送られている重要なメッセージは何か、考えてみよう
先ほど挙げた例では全く当てはまりませんが、
もし正しい道徳観に沿って努力をしていて、それでも何故か上手く行かない場合は、
- 自分にとって最前の道が他にある
- 今はそのタイミングではない
- 今はそれより他にすべき事がある
こういったメッセージが隠されているかもしれません。(私の体験談からしたら、私へのメッセージは3つめだったのだと思います)
まずは自分で「それが今、なぜ、自分の身に起きているか」をよく考えることが、大切なんだと思います。
逆に自分が進むべき方向にちゃんと進んでいる時は、
色々な心配や障害があっても、何事もなく不思議とスムーズに進むものです。
物事が上手く行かない時、まずは今現在の自分の状態や周りの状況をよく観察して欲しいと思います。自分を第三者からの視点で、客観的に見ることで、自分へ向けられたメッセージに気づくかもしれません。
よく観察したり考えたりすると、
世の中って不思議だなって思うことがホントに沢山ありますよ。
今まさに「不運が続いている」と感じている方、大丈夫です。
幸せの元になる「キッカケ」が今、目の前にあるんだと思って、幸せの元になる「不運なこと」を「幸せ」に変えていって下さい。
それにはまず、考えましょう。
そして隠されたメッセージに気づく努力をしてみましょう。
今日は何だかスピリチュアルな感じなブログになってしまいました。(笑)
しかし、自分の経験からちょっと確信が持てたことだったので、忘れない様にブログに残しておきたいと思いました。
最後まで読んで下さって有り難うございました!
また次回も宜しくお願い致します!
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