こんにちは。@Techガールです。
突然ですが、皆さん「ニューボーンフォト」ってご存知ですか?
アメリカでは既に定着しているニューボーンフォトですが、こちらでは「Newborn Photo shoot(ニューボーンフォトシュート)」とか「Newborn Photography(ニューボーンフォトグラフィー)」とか呼ばれていて、生まれて2〜3週間の間の、あの「生まれたてほやほや」の感じが残っている間に、赤ちゃんの記念撮影を行う人がたくさんいます。(←私もその一人)
私の住むアメリカ(アリゾナ州)でも、ニューボーンフォト専用のプランを出しているフォトグラファーが数多く存在します。それほど人気で、需要もかなりある、赤ちゃん専用の写真撮影なのです。
アメリカでも人気のニューボーンフォトですが、人気のフォトグラファーに頼む場合だと、赤ちゃんが生まれる数ヶ月前から撮影の予約を行うのが基本です。
※アメリカだとマタニティーフォトを頼む場合に、それとセットでニューボーンフォトをやってくれる撮影プランもあります。
しかし、妊娠中の私は体調があまりよくなかった事と、そういう事なんて誰も教えてくれなかったし、むしろ、その存在自体全く知らなかったので、予約も何も、生まれてから一週間後に初めて「新生児の写真撮影がある」ということを知りました。
しかも、このニューボーンフォトには、撮影期間が設けてあるらしく、生まれてすぐから生後2、3週間位までが最適なんだそうです。
それ以降だと、撮影を断る写真家もいるようで、そのくらい、生まれてからの約一ヶ月以内は新生児撮影には大切な期間なんだそうです。(私を担当してくれたフォトグラファー曰く、一ヶ月を過ぎると新生児感が大分薄れてくるのだそうです)
そんな訳で、息子を出産して一週間後に、急遽ニューボーンフォトを撮影したいが為に、産後の体に鞭打って(笑)デスクに座りながらカチカチとキーボードを叩きまくり、ようやくニューボーンフォト専門のフォトグラファーに予約を入れることが出来ました。
結局、新生児の息子を撮影できたのは、ぎりぎりの生後3週間以内だったのですが、仕上がりは本当に想像以上のもので、彼女のフォトグラファーとしての仕事はもちろん、衣装や小物、スタジオの雰囲気作りなど、全てにおいてセンスが良く、とにかく誰にでもおすすめしたいくらいに大満足でした。
出来上がった写真と仕事ぶりが秀逸過ぎたので、本日ブログでも詳しくご紹介したいと思います。(フォトグラファーの許可は取っています)
実際に撮影してもらったニューボーンフォトの実際の写真はもちろん、今後ニューボーンフォトを行う人にも参考になる情報を書いていますので、出産を間近に控えた方は、ぜひ最後まで読んでみて下さいね!
ニューボーンフォトとは?
アメリカでは既に定着している、生まれてすぐの新生児を撮影するニューボーンフォト。
日本では最近になってじわじわと人気が出ている感じなのですが、今現在日本に住んでいないので、実際のところどうなのか良く分かりませんが(笑)東京などでは既にニューボーンフォトを撮影してくれる、それ専門のフォトグラファーやサービスが、ネット上でもちらほら出て来ているなと感じました。
それほど、日本でも人気急上昇の新しいタイプの記念撮影なのでしょう。
撮影はいつまでがベストタイミング?その重要な理由とは?
ニューボーンフォトは生後5〜12日までがベストタイミングとされており、その理由としては、その期間が生まれてきた状態の体勢がまだ保てる状態であることと、この撮影では「お決まりのポーズ」でもある、こんな感じのうつ伏せのポーズ↓や、
▲実際に撮ってもらった生後2〜3週間の間の息子。このボーズが自然と出来る期間は限られています!
カゴやバケツなどに入って、自分の手の上に顔を置いたポーズ↓など、こういったお決まりの可愛らしいポーズは生後2、3週間までの間しか出来ないからなんだそうです。
▲こっちは素材中からで、うちの子じゃないです。後でご紹介していますが、息子もこれに近い形でも撮影してもらっています。
それ以降だと、なかなか上手い具合に赤ちゃんにポーズを(大人しく)取ってもらうことが困難になり、それ故に生後5〜12日以内がベストタイミング、遅くとも生後2、3週間までが撮影出来るタイミングだと言われています。
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撮影予約は妊娠期間中に取っておくのが基本
人気のフォトスタジオやフォトグラファーに頼む場合は、妊娠中から予約を入れておくことが基本になります。
私が生後1週間経ってから予約を入れようとしても、必死で見付けた5人のフォトグラファーにメールを送って日程を聞いてみましたが、ほぼ全てのフォトグラファーは予約でいっぱいの状態で、当然ながら(一人を除いては)誰からも良い返事がもらえませんでした。
で、結局一人だけ、しかも電話で親切に連絡をしてきてくれたフォトグラファーがいたのですが、それが今日ご紹介する息子のニューボーンフォトを撮影してくれた、Reaj Robert さんというフォトグラファーでした。
※彼女については後から詳しくご説明します。
アメリカのサイトでニューボーンフォトについて調べてみても、妊娠後期、出産予定日の二、三ヶ月前から撮影の予約を入れておくのが普通の様なので、今日もしブログでご紹介した後に興味を持ったのなら、明日からフォトグラファーを探してみて下さい。
※最後にフォトグラファーの探し方も書いていますので、そちらも参考までに読んでみて下さいね。^^
赤ちゃんの雰囲気を上手く引き出している、センスの良い写真家はだいたい人気なので、予約で埋まっている場合がほとんどです。なので、なるべく早いうちに日程をおさえておく事をおすすめします。
※特に出産予定日がホリデーシーズンとなる10〜12月辺りはかなり込み合います。
家族も一緒に撮影可能か、土日対応可能かもチェックすべし!
あと、赤ちゃんだけでなく、自分や旦那さんもニューボーンフォトに参加出来る場合があるので、参加OKかどうかも確認しておくこともおすすめします。
しかし、家族参加がOKな場合、旦那さんは土日しか撮影に参加できないかもしれないので、土日も特別に撮影をやってもらえるのか、その辺りも確認してみるといいと思います。
私が直接連絡をもらったフォトグラファーは土日も特別に対応してくれたので、無事に夫もニューボーンフォトに参加することが出来ました。
正直、マタニティフォトよりも見せる相手が多いので、マタニティフォトを撮る予定が無い人は、こちらのニューボーンフォトは家族が入ることも可能なので、すごくオススメです!(何より自分メインじゃないので、他人に見せる場合も恥ずかしくない 笑)
私はマタニティフォトも撮影したいと思っていましたが、とにかく体調が良くなかったこともあり、フォトグラファーを探すのも面倒だったので諦めました。
自分の妊娠記念になるかも?とも思ったんですけど、その写真なら今までブログにいっぱい載せてきたので、私の場合は「ニューボーンフォトで家族共々我が子と一緒に映っている写真だけでいい!」と、男前にスパっと決めました!^^
可愛いポーズ満載!実際に撮影したニューボーンフォト写真集
気になる本場アメリカで撮影したニューボーンフォトですが、今回はこのブログの読者の方々に特別に公開しちゃいます。
フォトグラファーのコピーライト(著作権)もあるので、ブログへの公開を控えていたのですが、先日、息子の一歳の写真撮影をした際に、このブログに載せることへ許可を貰えたので、思い切って公開したいと思います。
※注意:ここの写真を他サイトの素材やイメージ写真として使用するこは厳禁です。(出典とか引用でも使用許可は出しません)無断使用者は著作権違法でアメリカのフォトグラファーより法的に訴えられる可能性がありますのでご注意下さい。
お約束のうつ伏せの写真
▲帽子だけ被ってうつ伏せ状態の、新生児の息子。(生後2〜3週間の間に撮影)
▲今度は薄い毛糸のブランケットを被せてみた。可愛過ぎる。。
お約束のおくるみでの写真
▲薄いおくるみに包まれた新生児の息子。実はこの時、ウンコをモリっとしちゃいました(笑)
後は撮影するだけで全てセッティング済みで、しかも本人は全くウンコを気にせずスヤスヤ眠っていたので、もう処理せずそのまま撮影は続行され、写真もこんな感じで仕上がりました。汚物は全くもって見えないし分かりません!(笑)
▲撮影中、一瞬だけニコ!と笑いました!(新生児微笑と呼ばれるものなんでしょうかね??)さすがプロのフォトグラファー!!彼女はこの一瞬を逃さず、ちゃんと写真を撮ってくれました。
▲渋い顔をした新生児。大事な部分はちゃんと隠れていて、いい写真が出来上がりました(笑)
▲手と足のアップも撮ってくれました。
▲縦に撮影した写真もありました。もう一歳になりましたが、本当に今は顔が全く違っていて、別人のようになりました(笑)やっぱり新生児の頃の顔って大分変わりますね〜。
カゴに入った写真
▲ この写真を撮ってもらった直後に、この写真をカメラのファインダーから見せてもらった時は、嬉しさのあまり泣いてしまいました。そんな私の姿を旦那君が見 て、「あぁ、撮影してもらってよかったな」と思ったと言っていました。子供の写真撮影が涙が出るほど嬉しいなんて、初めて気づいたと言っていました。 ^^;
▲至近距離で顔を撮ると、愛想の悪いオッサンみたいですね(笑)ウサギ持った愛想悪いオッサンってww
▲生まれて間もない感じが、手からもよく伝わりますよね。
▲まだシワが多い小さい足!生まれた直後から爪は意外と伸びてるから不思議なんですよね〜。
一番のお気に入り!黄色のバケツに入った写真
▲ニューボーンフォトで一番のお気に入りは、この一枚!黄色のバケツに入った息子が、ちょっとうつ伏せ気味にバケツに寄りかかって、顎に手を置くという、なんとも絶妙なポーズ!
まさにプロの技ですね。(Photoshopでポーズを加工とか全くナシです)
以前、過去記事の「アメリカで人気のおすすめベビー用品4選!赤ちゃんを楽々寝かしつける超便利アイテムはコレだ! 」でもご紹介している、「Baby Shusher」という、赤子を魔法の様に静かに眠らせてしまう道具が、この写真撮影でも大活躍していました。
私がお願いしたフォトグラファーはマタニティやベビー専門の写真家なので、このフォトグラファーさん自ら準備して下さっていたのですが、もし日本でニュー ボーンフォトを撮影する場合は、このアイテムを持っておくと撮影が非常にスムーズに進むので、買っておくとめちゃくちゃ便利です!
本当にウソみたいに赤ちゃんがスヤスヤ眠ってくれます。(お腹が空いていたり、オムツが濡れていたり別に理由があって泣いている場合は、その要求にまず答えてあげないと泣き止まない可能性が高いですが、ただのグズり程度ならコロっと寝てしまいます)
アメリカでは大型のベビーショップに行くと、これと同じ物や、同じ物でなくても、お母さんのお腹に居たころの音を再現できる便利グッズがたくさん売ってあるので、アメリカでニューボーンフォトを撮影予定の人は、買っておくと非常に便利ですよ。
一生に一度の記念撮影になるので、スムーズに撮影したい人は是非購入しておきましょう。いざという時にすごく役立ちます。
ちなみにコチラの写真、フォトグラファーさん自身もお気に入りらしく、写真を使ったアルバムや、その他グッズのサンプルのモデルとして使ってもらっています。息子は(ついでに)モデルデビューも果たしておりました!(笑)
木の箱に入った写真
▲今回の撮影で使用した小物、衣装は全てフォトグラファーさんの私物で、全部準備してもらいました。とにかく全ての雰囲気がパーフェクトでした!
▲一瞬気づいてこっちを見ましたが、まだ視力も悪いので、近くを見てるのか遠くを見てるのか分からない感じですね。
▲フォトグラファー曰く、ニューボーンフォトで撮影する際は、必ずアイラッシュ(まつ毛)も撮影すると言っていました。赤ちゃんのまつ毛が大好きらしいです(笑)
▲またしてもオヤジの表情!酒で酔っぱらって「おう!今から寝るぞー!」って言いそうな表情です。
▲そして本当にまた寝たw
▲寝た寝たww
ママと一緒に撮影
▲お母さん(ママ)も一緒に撮影しました!表情も色々と撮影する際にアドバイスをもらったのですが、顔出しはしていないのでボカしています!ごめんなさい!
▲赤ちゃんを抱っこして撮影。赤ちゃんはおくるみでグルグル巻き(笑)まさに顔を出したイモムシ状態です!
おくるみで巻かれた息子も可愛いのですが、それ以外で特に注目してもらいたいのが、ニューボーンフォト特有の赤ちゃんの抱き方!ママは手をクロスさせて、写真の様に抱っこするんです。
これ、見た目よりもこうやって抱くのって結構難しいんですよ!
アメリカではニューボーンフォト撮影の際は、ママはこうやって新生児を抱くのがお決まりなんです。(というか、アメリカでフォトグラファーにニューボーンフォトをお願いする場合、必ずと言っていい程このショットは付いてきます)
落ち着いてしっかり抱っこして撮影しないと、なんせ初めてする抱っこの仕方だったので、落としてしまうんじゃないかとヒヤヒヤしていました(汗)そのためか、私の表情は少し引きつっていました(笑)
しかし息子はこの表情!
スヤスヤーーーとぐっすり熟睡しておりました。
フォトグラファーの探し方、注意すべき点
実際に私がニューボーンフォトを撮影してもうらう上で、重要だと思った点や、探す際に考慮したほうが良い点などをまとめてみました。赤ちゃんの写真撮影したいと思っている方は、参考にして下さいね!
イメージにあう写真家や、撮影したい写真イメージを探す
ニューボーンフォトを撮ってもらうと決めたら、まずはどんなポーズやどんな写真があるのか、色々とイメージ検索して調べてみることをおすすめします。
すると、おそらく自分のイメージにあうニューボーンフォトや、そういった写真を撮ってくれそうな写真家を探し出すことが出来ると思います。見付けたら電話やメールを使ってコンタクトを取ってみましょう。予定している撮影時期の込み具合や、金額なども具体的に尋ねてみて下さい。
もし、自分のイメージに合うフォトグラファーを探し出すことが出来なかった場合は、「こんな風に撮りたい、雰囲気はこんな感じで」など、目で見て分かるイメージ写真を数枚準備し、そういった写真が撮影できるのか、直接予約が取れそうなフォトグラファーに尋ねてみましょう。
そのフォトグラファーの回答次第では、撮影が可能かもしれないので、まずは色々なフォトグラファーのウェブサイトへ行き、彼らのポートフォリオをチェックしてみましょう!
小物や衣装、色彩センスなど、撮影テクニック以外もチェック
写真家なので、写真を上手く撮れることは大前提ですが、それ以外でも凄く大事なことがあります。
それは、写真家の「色彩センス」です。
色彩センスの良いフォトグラファーだと、自然と使う小物や衣装、背景や床など、かなり細かい部分でちゃんと気を配ってもらえます。
ニューボーンフォトを初めて撮影してもらって思ったのが、とにかく写真に写る物の全てが細かく計算されていたこと。
背景はもちろん、床一つに対してもかなりの種類を持っていらっしゃるようで、床の種類も私が見ただけで15種類以上はあったような気がします。(赤ちゃんをうつ伏せで撮影するための専用の台にも、もの凄い種類の生地が準備してありました…)
私は結局このフォトグラファーさんには、ニューボーンフォトだけでなく、一年を通して息子の成長を撮影してもらえる一年間パッケージのプランを頼んだのです が、一年の最後に今までの写真をアルバムにしてもらう予定だったので、全ての写真は同じイメージで統一するよう、アドバイスを事前にもらっていました。
元々彼女を選んだ理由が、彼女の写真の雰囲気がすごく好きだったので、その雰囲気で全ての写真はほぼ全てお任せだったので、私は言われたように彼女が私に対して準備して欲しいものも準備するだけでした。
結果として、全ての写真に統一感があり、素晴らしい写真イメージが出来上がりました。一年を通して撮影した写真は、以下に少しだけご紹介しています。
▼まずはニューボーンフォト
▼ハーフバースデー(&お座りマイルストーンの時期)
▼一歳の誕生日を迎えたので記念撮影!アメリカで恒例のケーキスマッシュ!
▲ケーキスマッシュのデコレーションもこんな感じで、彼女の色彩センスが光ります。ケーキの色は白でお願いしていたんですけど、実際には黄色のケーキが登場。
多分、彼女がこっちがいいと、変更しちゃったんだと思いますが、こっちの方が確かにいいので、全く気になりませんでした(笑)※白いケーキだと、多分ケーキの存在が写真で浮き立たないと後で私も考え直して納得しました。
▲ケーキが全くお気に召さなかった様子…。甘い物には(今は)ミルク以外、全く興味がありません(笑)
息子:「 (゚Д゚)ゴルァ!! なんちゅーモン食わすんじゃ!!(怒)」
▲アメリカでは一歳の誕生日は盛大に行うのがお決まりの様で、その中で赤ちゃんに初めてケーキを食べてもらう「ケーキスマッシュ」というものがあります。
息子の(撮影のための)ケーキスマッシュは、終止不機嫌で親としては困ってしまいましたが、泣き顔だってこんなに可愛く撮れてしまいました(笑)フォトグラファーの努力もあって、結果としてはかなりお気に入りの一枚になりました。
しかし赤ちゃんの頭って…デカ過ぎて、でもそこが可愛くもあるので本当面白いですよね(笑)
ケーキスマッシュの写真撮影はケーキを始め、衣装や小物なんかも見事にセッティングされていました。これ、素材集でも使える感じですよね。寝不足で終止不機嫌だった息子とは裏腹に、(仕上がりには)夫婦共に大満足でした。
※このブログを書いているのは、もうニューボーンフォトを撮影して一年が経過しているので、今までに撮影してもらった写真は全部手元にある状態です。
それらの写真を見直してみて改めて思うは、写真撮影テクニック以外の部分も、非常に素晴らしい色彩センスを持っている方だな〜と思いました。
この「センス」の部分は、人によってかなり解釈が変わって来ると思うのですが、ここまで私が褒め讃えるのは、単に自分の趣味と、漠然と自分がイメージしていたものが、すんなりイメージ通りに仕上がってきたからであって、この雰囲気がそこまで好きでは無いという人は、センスもなにも、どこにも何にも響かないと思います。
ですので、自分の納得できる写真を撮影したいと強く思っている方は、「自分の好きなイメージ写真を撮ってくれる写真家を探す」ということは、かなり重要になってくると思います。
ですので、住んでいるエリアでニューボーンフォトの撮影を頼める人が何人かいる場合は、時間を掛けて好みの写真家を探してみましょう。
本場アメリカと日本を比べた場合
正直に思ったことを書いてしまいますが、私が日本のサイトで調べてみた限りだと、ニューボーンフォトを撮ってくれるフォトグラファーで、「お!この人センスが凄くいい!」と思える人は皆無でした。。T_T うう...とても残念。。
やっぱりアメリカが本場なのか、アメリカのフォトグラファーの方が、赤ちゃんの雰囲気に合う、
- 優しい感じの柔らかい雰囲気
- 全体のイメージを壊さないニュートラルな色使いを全てにおいて考慮(小物とか衣装、メイクなど)
- 木の素材を使った柔らかい感じの小物
- 自然光を上手に使った優しい雰囲気(ライトとか全く使っていませんでした)
- 写真の被写体だけでなく、写るもの全てに配慮した色使い
これら全てにおいて、アメリカのフォトグラファーの方が上回っているというイメージがあります。
私はプロではないので、もしかすると日本だと日本人の顔つきや肌の色などを考えて、アメリカとは違った写真イメージがいいのかも知れませんが、それでも私の好みでは、日本では(今のところ)「この人にニューボーンフォトを撮ってほしい!」と思える人は、正直いません。。
(初めて撮影してもらった物が想像を遥かに超える素晴らしいものだったので、基準がもうそれになってしまっているんです。。)
でも今後は日本でもニューボーンフォトの撮影をしてくれる人が増えてくると思うので、今後は素晴らしいフォトグラファーが出てくるのかもしれませんけどね!
私はプロの写真家ではありませんが、仕事でデザインをやっていたので、これらのことがデザインに感心が無い人よりもよく目に付いてしまうので、(面倒くさいクライアントにはなってしまいますが)フォトグラファー選びは時間が無いと言えども、かなり考えて選びました。
自分でセルフ撮影は可能か?
実は私はアメリカの大学で写真のクラスを幾つか取っていたことと、日本の専門学校でも写真のクラスを専攻していたこともあり、自分の一眼レフカメラで撮影を一度は試みたのですが、やはり思っていたイメージと撮影してみたクオリティが違い過ぎて(当たり前ですがw)、もう自分で行うセルフ撮影は諦めました。
機能がいいカメラをお持ちの場合は、自分でセルフ撮影も可能だと思います。
ただ、ニューボーンフォトは写真を撮るだけの技術だけでなく、周りの小物や全体の色の雰囲気の合わせ方など、実際に写真を撮影するテクニックの他、プラスアルファの部分も非常に重要となってくるので、この辺りまで自分で出来ないと、以下の様な素材集にも使えるクオリティの高いニューボーンフォトは撮影出来ないのでは?と思っています。
▲この写真は素材集の中から選びました。
▲こちらの写真も素材集からの一枚です。
▲そして息子のニューボーンフォト。一枚息子の写真が紛れていても違和感がありません。(だよね?)
自分でセルフ撮影する場合は、その辺りのセンスはある程度に留めておいて、自分で出来るレベルでもOKという場合は、セルフ撮影も可能かな、と思います。
ただ、もしプロで納得いくフォトグラファーに頼める場合は、一生モノの思い出になるので、プロの写真家に頼んだ方がいいのでは?というのが私の意見です。
その際は入念に打ち合わせをして、こういった雰囲気にしたい、こういったポーズで撮影したい、こんな小物を使いたいなど、先に決めておくと自分の納得できる写真に近いものが撮影出来るんじゃないかと思います。
※なるべく自分の持っているイメージと近い写真を数枚準備しておくとイメージを伝えやすいかも。
あと、大きな撮影スタジオだと、誰が撮影を担当するか分からない場合があるので、一体誰が撮影するのかなどもチェックしておくといいと思います。なので、なるべくなら細かい対応と融通がきく、個人のフォトスタジオの方がいいんじゃないかとも思っています。
自分で撮影する際に気を付けるべき点
上でも書いているように、全体的に統一感のある写真にまとめる為には、使用する小物や衣装など、同じ色やテーマでまとめることが、プロに近い写真が撮れるんじゃないかと思います。
例えば、私が撮影してもらった例で例えると、、
- 色のテーマを決める(私はイエロー、グレーが基本色、それ以外ではホワイト、ベージュなど使う色を限定する)
- 同じトーンから外れた色は使わない(そこだけ異様に目立って不自然になる)
- 小物は優しい木のイメージ、もしくはそれと一緒に使って浮かない素材を使う(私の場合は Wood と Tin でした)
- 衣装もニュートラルな色を使ってどこか一部が浮かないようにする
この様に撮影する際は、デザインのルールを設けると、プロっぽい雰囲気に近づけることは可能かなと思います。
自分で撮影する際のイメージ作りはピンタレストが超便利!
こんな風に説明しても、きっとイメージが難しいと思うので、そんな時はPinterest(ピンタレスト)が便利です。
例えば「Newborn photo ideas yellow gray」で検索すると、その色がメインで使われているニューボーンフォトの撮影アイデアが、以下の様な感じでたくさん出て来ます。
そこで使われている素材を、自分でセルフ撮影する際の撮影アイデアとして使えるので、イメージがまだ膨らんでいない人には、すごく便利なイメージボードになると思います。
ただ、アメリカでは簡単に手に入れることが出来たとしても、日本ではイメージにあう小物を探すのが難しいかもしれないので、撮影の小物は妊娠中に手作りしてしまうという手もあります。
よく見ると、手作り出来そうな物もたくさん出てくるので、それらを参考に小物や衣装を手作りするのもいいかもしれませんよ。
あと、手の込んだ小物を作るのは手作りでも難しいと思うので、最低限のアイテムになりそうな、おくるみやヘアバンド、上に掛けたり下に敷いたりもできるブランケッドなど、これらの色に統一感を持たせて色を合わせるだけでも、写真のイメージがグっと良くなると思います。
プロに頼まなくても、色をテーマに沿ってちゃんと合わせたり、その雰囲気に合う小物や衣装もバッチリ揃えると、プロ同等の仕上がりに近づけることも可能かもしれません。
セフル撮影すると決めたら!絶対役立つアイテム
前にも少しご紹介していますが、「Baby Shusher」というアイテムが撮影中は非常に役に立つと思います。
楽天市場でも購入可能↓です。
一生に一度の大事な記念撮影だから、やっぱり赤ちゃんには、この日だけは静かに眠っていて欲しいですよね。^^; 息子のニューボーンフォトを撮ってくれたフォトグラファーも愛用していた程なので、確かにものすごく効果がありました。
※過去記事でもご紹介しているので、詳しい効果については「アメリカで人気のおすすめベビー用品4選!赤ちゃんを楽々寝かしつける超便利アイテムはコレだ! 」の記事をご覧下さい。
アメリカで買うと安いのですが、日本だと少し値段が違うかもしれませんが、撮影以外でも赤ちゃんの寝かし付けに暫く使えるので、買っていると寝てくれなくて困っている時などに、もの凄い効果を発揮します。
ニューボーンフォトをスムーズに行いたい人は、ぜひ検討してみて下さいね。^^
また、今回全ての写真をお願いしたフォトグラファーは、アメリカはアリゾナ州チャンドラーで個人写真スタジオを経営されている「Reaj Roberts Photography」という写真スタジオにお願いさせて頂きました。
また、彼女のサイトでは各プランの価格などの料金設定もあるので、まずはそちらで予算に合うかもチェックしてみて下さいね!
いかがでしたか?
今日はアメリカで体験したニューボーンフォトについて詳しくブログでご紹介しました。実際に撮影した写真や、その後撮影したハーフバースデー、一歳のケーキスマッシュなども合わせて(少しだけ)ご紹介していますので、今後、赤ちゃんの写真撮影をする方にとって、少しでもためになる情報にまとまっているとすごく嬉しいです。
次は時間があったら、ハーフハースデーの写真や、一歳の誕生日に行う、アメリカ恒例のケーキスマッシュの写真もご紹介したいなぁと思っています。続編を楽しみたい方は、是非Facebookで「いいね!」をお願いします☆
最後まで読んで頂きありがとうございました!
また次回もお楽しみに〜☆