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自然治癒力を高めたい方へ。食材が薬になる、病気を手術や薬で治療したくない人は絶対読んでおくべき一冊。

投稿日:2015/06/24 更新日:

「からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て」のレビュー

こんにちは。@Techガールです。

つい先日、こういった記事を書きました。
参考平熱が35℃台は本当にヤバい!超低体温だった私が「基礎体温を上げた方法」を全部紹介するよ。

その記事の中でもご紹介した本「からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て」のレビューになります。この本の特徴と、読んでみた感想などを書いていますので、興味のある方は是非参考にしてください。

それでは早速ですが、いってみましょう!

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「からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て」の本のレビュー

からだの自然治癒力をひきだす食事と手当てこの本と出会いですが、もうこのブログでは何度も触れていますが、昨年、私が稽留流産を経験し、その後「子宮筋腫・卵巣膿腫(しかも2個)」が見つかった事で、手術以外で治療できる方法を探している最中、マクロビオティックを仕事でやっている方から、この本をお借りしたのが最初のキッカケになります。

稽留流産の体験記はこちら
アメリカで妊娠・流産…初めての産婦人科の記録(1)〜掻爬手術 D&C Procedure を受ける〜

昨年の稽留流産後は、次の妊娠に向けて毎月頑張ってはいたのですが、何故か一向に妊娠する気配が無く、さすがに気になって産婦人科で調べてもらったところ、「子宮筋腫と卵巣膿腫」が発見されて、医者の見解では「それが原因で妊娠しずらくなっているのであろう」との事で、一時大変なショックを受けおりました。

そして、宣告を受けてからすぐ、卵巣膿腫については「手術をして膿腫を小さくするか、しばらく様子を見るか、そのまま放っておくか」という3択から一つを選ぶ必要がありました。

私の考えでは「しばらく様子を見て、小さくならない様だったら手術を考えようかな・・」と思ってはいたのですが、去年も稽留流産で、自分の人生の中で最も辛かった体験の一つに入るであろう「掻爬手術」を行っているので、出来れば「手術だけは避けたい」というのが正直な気持ちでした。(子宮筋腫は小さかったので治療の必要は無いとの事でした)

そんな時、「食べ物で病気を治す方法もあるから、いくつか試してみたら?」という、そのマクロビの友人の言葉に興味を持ち、「体を傷つける手術以外で治せる希望が少しでもあるのなら・・是非試してみたい」と次第に思う様になり、友人が勧めてくれたこの本を手に取って読んでみる事にしました。

人間の「自然治癒力」の凄さと、普段口にしている食べ物が、西洋医学では治せない病気さえも「治す力」がある事に気づいた

この本では、普段私たちの身近にある食べ物を、ほぼ副作用無しで、あらゆる病気を治癒し、未病にも作用して体を元気にし、自然界にある食材を使って、優しく体を癒す方法が沢山掲載されています。

とにかく知らない事ばっかりで、書いてある内容に最初は驚くばかりでした。
特に衝撃的だったのが、作者の父親の直腸がんを「里芋」と「しょうが」を使って治療したエピソードが凄かったです。

特に「里芋パスター」と呼ばれる、里芋を使った天然の湿布の効果は、ガンをも治療させる程の解毒作用と、お血(体の中の酸化した古い血)を取り除く作用があるので、私の様に「子宮筋腫」や「卵巣膿腫」のある方や、その他、気になる疾患がある方は、是非一度手に取って、色々と治療法を読んでみると、新しい発見がある事は間違いないです。

自然界に存在する、日頃私たちが何気なく口にしている食材も、立派な「薬」になる事を、この本では説明してあります。また、何故それが薬になるのかも、自然界の法則を交えて説明してあるので、そういった説明を読みながら治療法を読んで行くと、頭にスッと入っていきます。

どれも昔からある「おばあちゃんの知恵」的な民間療法なのですが、先ほど少し触れた様に、この本の著者「大森 一慧(おおもり かずえ)」さんの実の父親が直腸がんを患った際も、自身の独自の療法である「里芋パスター」と「ショウガ湿布」で治療してしまいます。

この本に載っている食事療法と民間療法で、ガンさえも治してしまう力のある治療法が、身近に存在しているという事が分かっただけでも、とても為になる内容でした。
※もちろん事実だと思っていますが、何故これほどお金を書けず、里芋とショウガ、その他の食事療法だけでガンが治るのだったら、早く世の中に浸透しそうなのですが・・その辺りは何故広まらないのかがちょっと不思議です。

全部の内容がとっても読みやすく、様々な食材を使った治療法や各手当のやり方は、イラストを交えて詳しい説明があるので、とても分かりやすかったです。

私がこの本で参考にした事、実践してみた事

それは何と言っても「子宮筋腫」と「卵巣膿腫」の食事療法です。
この本では「子宮筋腫」「卵巣膿腫」「子宮内膜症」が出来てしまう理由は以下の様に書いてあります。

「子宮筋腫・子宮内膜症・卵巣膿腫」
肉、魚、卵(動物性タンパク質と脂質)の過食による酸化した血液が原因です。子宮筋腫は魚をよく食べる人に、子宮内膜症や卵巣膿腫は肉や卵、甘い物が大好きな人に多い症状です。
冷えからくる子宮や卵巣の機能低下も、関連していると思われます。

「からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て」から一部引用

それで、「子宮筋腫・子宮内膜症・卵巣膿腫」の治療法として、以下の事を行うように書いてありました。

  • 冷えを取り、血液循環を良くすること
  • 血液浄化に優れている「海藻類」をたくさん食べること
  • 食事全体を穀物菜食に変えること

これが治療法の一番の近道だと言われています。
特に「子宮筋腫」に関しては「血液がキレイになると縮小する」と本では断言されています。

この他にも食事や生活習慣で「子宮筋腫・子宮内膜症・卵巣膿腫」を治療する方法やアドバイスが載っていますので、詳しくは以下の本を読んでみてください。(この部分の治療法に関する記載は少ないですが、食事で体質を改善していく方法は沢山載っています。)

この本に書いてある子宮筋腫と卵巣嚢腫を治す「食事療法」を実践する前と、実践してからの症状について

私が流産を経験した後、半年後に産婦人科に検診に行った理由は実はもう一つあります。
それは今まで経験した事のなかった「不正出血」が頻繁に見られるようになったからです。

生理が始まって10日〜14日辺りなら「排卵出血」だろうとも受け取れたのですが、その辺りから出血が始まると、その日以降、ずーっと次の生理になるまで出血や茶色のオリモノが出続けておりました。

こんな事、今まで経験した事が無かったので、自分として本当に怖くなってしまいましてね・・・(汗)

もしかしたら「子宮頸癌」かもしれないとも思いましたし、でもそれはちゃんと検査して「陰性」の結果が出たので、不正出血は何か別の所に理由があるんだろう・・と思っていたら、いつの間にか子宮には筋腫が、卵巣には膿腫が出来ておりました。

多分、どちらかが原因でずーっと不正出血が続いていたんだと思います。

しかし、この本に出会って、この本に書いてある事をいくつか実践してきたお陰で、今では「不正出血」もバッチリ止まりました。

もう生理が終わっても、次の生理まで出血する事もなくなりました。多分「子宮筋腫・卵巣膿腫」どちらかの症状で出血していたんだろうと思いますが、恐らくですが、どちらか、もしくは両方が治癒していってるのだと勝手に思っています。^^;

↑上の様に書いていましたが、病院で詳しく調べてみたところ、不正出血は「卵巣嚢腫(のうしゅ)」からの出血だったようです。しかし、この本の書いてあったことや、漢方や鍼、冷え性と血液の流れなどを改善すると、不正出血の原因だった「卵巣嚢腫(のうしゅ)」を自然治癒させることが出来ました。

手術無しで卵巣嚢腫を自然治癒した流れは、以下の記事で詳しく書いています。
参考遂に卵巣嚢腫が消滅!半年掛けて卵巣嚢腫(のうしゅ)を自然治癒・克服した記録を全部公開するよ。

この本に書いてある食事療法を行っていくと、一時生理の血がハンパなく大量に出血する事があったのですが、それは体の悪い物が出て行っているプロセスらしく、まずは古くなって汚れたものが体の中からドンドン排出される様になるのだそうです。

実際、私も海藻や玄米ご飯、お味噌汁生活を続ける様になって、次の生理の時には、信じられない位すっごい大きな血の塊が出てきてめちゃくちゃ驚きました。しかし、月を追っていくごとに、次第に月経の量は普通に収まっていきました。

また、食事療法を始めた一週間後から、顔中に吹き出物やニキビが至る所から出てくる様になり、これもビックリして焦って、そのマクロビの友人に相談したのですが、これも良くなっているプロセスの一部だという事で、体が毒素を排出している反応なのだとか。「体って不思議だな〜」としみじみ思っておりました。

このブログの最初にも少し書いていますが、この食事療法と「漢方」「鍼灸」を使って、基礎体温上げる事も実践して成果が出ています。詳しくは以下のブログも参考までに。

参考平熱が35℃台は本当にヤバい!免疫力低下・不妊の原因に。超低体温だった私が「基礎体温を上げた方法」を全部紹介するよ。

この本に書かれている「食事で気を付けるべき点」に注意して食生活を変えた事により、今では生理痛も以前より軽くなり、生理中の吐き気や頭痛なども、今では全くなくなりました。ただ、生理痛だけは未だに少しある状態ですけどね^^; (さすがに全部パーフェクトにはならない・・)

この本に出会ってからは、お味噌汁のダシも、市販のダシではなく「昆布と椎茸」で取る様になりました。この昆布が入ったダシも、何となくですが「海藻」なので、血がサラサラでキレイになりそうですよね。^^

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まとめ

この本は、身近にある食べ物を「薬」として使用し、
あらゆる病気を治癒する為の「バイブル」です。
同時に「自然治癒力を高め、病気をしないカラダ作り」も実践できます。

西洋医学では手術する事でしか治療できない「子宮筋腫」「卵巣膿腫」、また「子宮内膜症」なども、食事療法で治療できる可能性を十分秘めています。

食事はもちろん、以前私が「超低体温だった私が「基礎体温を上げた方法」を全部紹介するよ。」で書いた様に、これに「漢方」と「鍼灸」も加えると、更に加速して治療できるかもしれません。

とにかく私は、この本に書いてある食事療法を3ヶ月〜4ヶ月続けた所で「不正出血」が止まりました。その事からすると、「子宮筋腫」「卵巣膿腫」のどちらかには、確実に効いていっている気がします。

  • 手術が必要な病気で、でも手術は避けたい人
  • 体質改善の為に食事を見直したい人
  • ケミカルな薬よりも、なるべく自然な形で病気を治療したい人

そんな人には是非、手に取って読んでもらいたい本だと思いました。

如何でしたか?
今日は「からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て」の本のレビューについてでした。

最後まで読んで頂き有り難うございます。
また次回も宜しくお願いします。

この本に少し触れている関連する記事はこちら

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