アメリカの観光地 フロリダ州

フロリダで行くべき人気の観光スポット28選を、在住者が各都市ごとに感想付きでご紹介!アメリカ旅行の参考に!

投稿日:2018/03/07 更新日:

フロリダ州各都市別のおすすめ観光スポット

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Sunshine State(日光の州)と呼ばれているフロリダ州は、アメリカ合衆国の東海岸の一番南にあり、温暖な気候でアメリカ人にはリゾート地として人気の州です。

アメリカの他の州に比べて物価が安く、気温も暖かいので、定年退職をした世代が第2の人生を楽しむ為に住む土地としても人気です。

日本ではフロリダ州と言えば、ディズニーワールドやユニバーサルスタジオのある都市、オーランドがよく知られていますが、オーランド以外の都市にも面白い観光スポットがたくさんあります。今回はフロリダに住む私おすすめの、現地の人にも人気のフロリダ主要観光スポットを紹介します!

たくさんあり過ぎて一度にご紹介しきれないので、数回に分けて詳しくご紹介したいと思います。実際に行ったことのある場所が殆どですので、行った感想なども書いています。

フロリダへ遊びに来た際の観光地情報としてお役に立てたら嬉しいです。^^

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在住者が選ぶ、マイアミのおすすめ観光スポット7選!

マイアミはフロリダ州でもっとも人口の多い都市で、ダウンタウン地区とマイアミビーチ地区の2つに分かれています。

南にあるマイアミは、フロリダの中でも特に暖かく常に観光客で賑わっていて、特にマイアミビーチ地区はレストランやナイトクラブが多く、昼夜を問わず人で溢れかえっています。

魅力的で面白い観光スポットがたくさんあるマイアミですが、その中でも私のおすすめは以下の7つになります。

  • マイアミビーチ
  • オーシャンドライブ
  • アールデコ地区
  • リトルハバナ
  • マーリンズ・パーク
  • エスパニョーラウェイ
  • リンカーン通り

この記事内で一度に全部はご紹介しきれないので、今回はその中でも特におすすめの3つの観光スポットを紹介します!(その他は、また次の機会に詳しくご紹介しますね)

マイアミビーチ

マイアミと言えばビーチですよね!ハリウッド映画やドラマでもよく目にする、真っ青なビーチの後ろに高層ビルが建っている、あの景色がマイアミビーチで見ることができます。

マイアミのビーチにビルが建ち並ぶ風景

ビーチは大西洋に面していて北から南に直線状に長く、北からノースビーチ・ミッドビーチ・サウスビーチの3つに分かれています。3つのビーチの中でも一番人気なのが、南にあるサウスビーチで、ビーチから歩ける範囲に、オーシャンドライブやアールデコ地区があり、いつも観光客で賑わっています。

マイアミビーチのほとんどは「Public Beach(パブリックビーチ)」と言って誰でも自由に入ることができ、無料で使えるシャワーも完備されています。

基本的にどこでも泳ぐことが出来ますが、中にはビーチ添いのホテル宿泊者専用のプライベートビーチがあり、柵やコーンで仕切られていて、一般の人が入れない箇所もありますので要注意です。

マイアミビーチ

夏(5月~10月)にマイアミビーチに行く際は、午前中から午後3時くらいまでをおすすめします。夏のフロリダは天気の急変がとても激しく、ほぼ毎日午後3時以降になると夕立が降り、空はどす黒い雷雲に覆われます。

短時間で収まるのですが、かなりの量の雨が降り風や雷も激しいので外にいるのはちょっと危険です。傘をさしても意味がないほど強く降ります。

マイアミに限らずフロリダで雲行きが怪しいなと思ったら屋内に行くのが正解です。暑いフロリダでも夕立の後はちょっと涼しくなるのはいい点ですけどね。

オーシャンドライブ

マイアミのヤシの木

サウスビーチ沿いの大通り、レストランやナイトクラブで賑わっている辺りがオーシャンドライブです。大通りの東側ビーチ沿いには公園が広がっていて、上の写真の様にヤシの木がたくさん生えています。

公園内にはインラインスケートやスケボーで遊ぶ若者が目立ちます。スケボーをしてビーチ沿いを走るって、いかにもアメリカらしいですよね。公園は緑が多く、観光がてらちょっと散歩をするのにもおすすめです。潮風が吹いてくるので気持ちいいですよ。

通りの西側には冒頭に挙げたアールデコ地区があり、1930年代から40年代に建てられたホテルが今でも現役のホテルとして営業していたり、レストランやカフェに姿を変えて営業したりしています。

マイアミオーシャンドライブのネオン

オーシャンドライブ沿いのレストランは、オープンカフェになっている所がほとんどで、ビーチから直接来た人は水着のまま食事をしています。いい雰囲気なのですが、狭い歩道にパラソル付きのテーブルが出ていて歩きづらいのが難点です(笑)

マイアミのオーシャンドライブ沿いレストラン

昼間はレストランやカフェで人気のオーシャンドライブですが、夜になると一味違った姿になります。レストランでは生演奏が行われナイトクラブもオープンし、観光客だけではなく地元の人も訪れるパーティタウンに変わります。

建物はネオンサインが点灯し、夜景は絵はがきのようにとてもキレイなので、ぜひ写真に収めてみてください。

私が訪れた際は数日前にオーランドでテロがあったことから、オーシャンドライブ沿いのナイトクラブでは追悼イベントが行われていてたくさんの人が訪れていました。

このテロでは同性愛者が狙われたこともあり、ゲイフレンドリーのマイアミでは、この期間虹色の旗が至る所に掲げられていました。

観光客で賑わっているオーシャンドライブですが油断は禁物です。夜は一人で出歩いたり人通りの少ない通りを歩いたりするのは絶対に避けてください。

マイアミは魅力的な観光地で人口も多くフレンドリーな人が多いですが、その反面、アメリカ国内でも犯罪率が高いことで有名です。特にビーチは夜になると真っ暗なので絶対に入らないように!夜観光をする際は近くてもタクシーを使い、露出の少ない格好で出歩くのがおすすめです。

マーリンズ・パーク

マイアミのマーリンズ・パーク

マーリンズ・パークはMLBのマイアミ・マーリンズの本拠地のスタジアムです。マイアミ・マーリンズはイチロー選手が所属しているチームで、日本人にも馴染みのあるチームです。

イチロー選手は地元でも人気で、現地の子供がイチロー選手の背番号のついたユニフォームを着ているのを見ると、少し微笑ましくなります。

スタジアムはダウンタウン地区のリトルハバナにあり、2012年にオープンした割と新しい野球場です。90年代以降に建てられたアメリカの球場は、屋根が開閉できるのが特徴でマーリンズ・パークもその一つです。降水量の多いマイアミにとってはとてもいい点ですよね。

マーリンズ・パークにも他のMLBのスタジアムと同様レストラン、バー、フードコートがあり食事を楽しみながら野球観戦ができるのですが、私のおすすめはソフトクリームです。

味は普通のバニラやチョコレートですがソフトクリームのカップが球場のホームチームの帽子になっていて、見た目がとてもかわいいんです。

マーリンズ・パークの野球帽に入った名物アイスクリーム

記念に写真に収めてみました。こんな感じで↑プラスチック製なので、食べた後は持ち帰りができます。カップが記念になるので、私はメジャーリーグの観戦に行くと、必ずと言っていいほど食べています。

そしてマーリンズ・パークには他のスタジアムにはない特徴があり、なんとナイトクラブが併設されています。「クリーブランダー」というナイトクラブで、オーシャンドライブにも同じクラブがあります。さすがパーティタウンのマイアミですよね。

マーリンズ・パーク内のプール

中にはバーやダンスフロア、そして上の写真のようにプール(!)があり、本物のクラブよりも規模は小さいものの、十分にクラブ気分を楽しめるようになっています。フィールドの方向に窓がついているのでちゃんと野球観戦もできますよ。

マイアミ・マーリンズ公式サイト(英語)

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車が入れる珍しいビーチシティのデイトナビーチ

デイトナビーチは東海岸にある地元民に人気のビーチシティで、オーランドからは車だと1時間程で行くことが出来ます。

デイトナビーチの特徴は、アメリカでも数少ない一般車が入れるビーチで、自分の車でビーチを走ることが出来ます。ビーチ内は歩行者優先で速度制限は時速10マイル(時速10km)のため、残念ながらスピードを出してビーチを疾走することはできませんが、珍しい体験ができるので車で行く際はおすすめです。

砂浜に車で入る際は「Beach Ramp」という、ビーチへの入り口の標識が目印です。Beach Ramp に入ると小さいブースがあるので、そこで入場料を払います。

ビーチに車で入るのは有料で10ドル(2018年3月現在)。大きな金額のお札はおつりが出ない可能性があるので、10ドルぴったり支払うのが理想的です。

ビーチには車線がないのですが一般道と同じ右側通行です。標識が砂浜の上に立ててあり、ちょっと面白いです。標識の水色が海と空の色にマッチしていてかわいいです。今流行りの「インスタ映え」が狙える写真が撮れますよ。^^

デイトナビーチ

海の真横ということもあり、デイトナビーチにはシーフードレストランがたくさんあります。私は「オーシャンデックレストラン&ビーチクラブ」という、ビーチの真横にあるレストランに行きました。

デイトナビーチ付近のレストラン「オーシャンデックレストラン&ビーチクラブ」の牡蠣

新鮮なシーフードが楽しめ、前菜の牡蠣がとても美味しかったです。生はちょっと怖かったので、上の写真の様に蒸したものを注文しました。(写真は実際のレストランで撮影したお料理です)

このレストランに行くのであれば窓側の席がおすすめで、海を見ながらのシーフードは格別ですよ。

全米一番長い歴史を持つ町、セントオーガスティンの観光スポット9選

セントオーガスティンはフロリダ州の北側大西洋に面している町でとても古い歴史があり、スペインから初めてアメリカに入植者が来た際に作られた、アメリカ50州の中でも一番古い町と言われています。

古いヨーロッパ調の建物が今でも残っていて、まるでアメリカにいるのを忘れてしまいそうな気分になるのがセントオーガスティンの魅力です。日本人に馴染みのない場所ですが、アメリカ人には人気の観光地で、小さい街並みながらも観光スポットがたくさんあり、いつも観光客で賑わっています。

数ある観光スポットの中でも私のおすすめは、以下の9つです。

  • サンマルコス砦
  • セントジョージストリート
  • 海賊博物館
  • セントオーガスティン醸造所
  • オールデストハウス
  • コロンビアレストラン
  • サンセバスチャンワイナリー
  • フラグラー大学
  • バローサトウキビ農園跡

こちらもマイアミ同様、たくさんあり過ぎて一度に紹介しきれないので、今回は中でも私の気に入っている3スポットを紹介したいと思います。

サンマルコス砦

フロリダ州セントオーガスティンのサンマルコス砦

大西洋に面したセントオーガスティンは海賊によく狙われ、戦争の最前線になっていた町でした。

町を守るためにセントオーガスティンの東側にある海岸には「サンマルコス砦」という大きな砦があります。アメリカで一番古い石造りの砦で、1672年に建設が始まり、完成したのはそれから23年も後の1695年です。

砦には「コキーナ」という貝殻が寄せ集まってできた岩が使われていて、砦の壁をよく見ると押しつぶされた貝殻で出来ている様子を見ることが出来ます。現在は国定公園になっていて入場料(10ドル)を払えば中に入れます。

砦の中は部屋が何室もあり、弾薬庫や兵舎や牢屋として使われていた部屋の中に、実際に入って見学ができます。部屋の中は昼間でも暗く、シーンとしていて、昔は電気もなく蝋燭の明かりだけだったと想像すると、夜は結構怖かったのではないかと思います。

階段を上り屋上部分に出ると、昔実際に使われていた大砲がいくつも設置してあり、間近で見て触ることもできます。海からの攻撃を守っていた砦なので見渡しがよく、海から潮風が吹いてくるのでとても気持ちがいいです。

高い建物がないフロリダの郊外に住んでいる私は、久々に高い場所に上がったのでテンションが上がりました(笑)上から景色を見下ろすのは気持ちいいものです。

フロリダ州セントオーガスティン

記念にパノラマ写真↑も撮影しました。海からの風が気持ちよかったです!

また、ここサンマルコス砦では、週末になると1日に数回砦の敷地内で大砲発射の実演をしていて近くで見学することもできます。

実演をしてくれる人たちは、砦が使われていた当時のスペイン兵の制服を着ています。実弾は入っていませんが、かなり大きな音で迫力があり、遠くにいても聞こえてくるほどです。この実演は入場料に含まれていて誰でも見ることができます。

もっと詳しく知りたい方は以下にサンマルコス砦の公式サイト(英語)もあります。
サンマルコス砦の公式サイト(英語)

セントジョージストリート

観光客が多いセントオーガスティンの中でも特に賑わっているのが「セントジョージストリート」です。端から端までだと長い通りなのですが、観光におすすめなのはオールドシティゲートからキングストリートまでの歴史地区の間です。

フロリダ州セントオーガスティンのセントジョージストリート▲上の写真はオールドシティゲート。ここから歴史地区が始まります。

通りの両側にはレストラン、カフェ、お土産屋さん、B&B、バーなどが数えきれないほどあり、1日いても飽きません。たくさんお店があり、どこに入ろうか迷ってしまいますよね。

私のおすすめは「Kilwin’s」というチョコレート屋さんで「キルウィンズ」と読みます。アメリカ東部の観光地によくあるチョコレートチェーン店で、セントオーガスティンの歴史地区には2店舗あります。私はオールドシティゲートの近くの方のお店に行きました。

セントジョージストリート内にあるチョコレート屋のKilwin’s店内

チョコレート菓子の種類が豊富で粒のチョコレートは1粒から購入でき、その他にもファッジ、ブラウニー、クッキー、アイスクリーム、ミルクシェークなどがありチョコレート好きにはたまらないお店です。見るだけでも可愛らしいです。

私はチョコレートアイスクリームを食べましたが、チョコレートの味がしっかりしていてとても美味しかったです。暑い中歩き疲れた後の糖分補給にぴったりの場所です。

地区にある建物はスペイン統治時代の17世紀に建てられたものがほとんどで、300年経っているとは思えないくらい、よく手入れがされたものばかりです。

古い建物の場合は入口の近くの壁に看板が出ていて、建てられた年代や、どういった用途で使われていた建物なのか、英語で説明書きがあります。セントジョージストリートを歩く際には建物にも注目してみてください。

コロンビアレストラン

セントジョージストリート内にある人気レストラン「コロンビアレストラン」

創業1905年のコロンビアレストランは、フロリダ州内に5店舗ある、フロリダ州では有名なスペイン料理店です。セントオーガスティンにもセントジョージストリートに店舗があり、食事時になると人であふれかえっています。

レストランの中は広く、席数も多いため混雑時でもあまり待たずに席に案内されます。店内にはスペイン調の装飾品が並んでいて、まるで豪邸で食事をしているような気分になります。

コロンビアレストラン

スペイン料理というと私はパエリアぐらいしか思いつかないのですが、魚料理や料理も豊富でベジタリアンメニューもあります。

私のおすすめは前菜の1905サラダ。ほとんどの人が注文するメニューで、コロンビアレストランに来たら必ず食べてほしい1品です。注文するとウェイターがサラダの入った大きいボールを運んできて、テーブルでドレッシングを和えて混ぜてくれます。

このドレッシングは「1905ドレッシング」と呼ばれていて、少し酸味のあるさっぱりとした味で、とてもよくサラダに合います。サラダにはレタス、オリーブ、ハム、チーズ、トマトが入っていて、食べられないものはウェイターに頼めば除いて作ってくれます。

サラダはアメリカンサイズで、かなりの量があるので日本人にはハーフサイズがおすすめです。せっかくスペイン料理店に来ているのにサラダだけでお腹いっぱいになってしまうのはもったいないですよね。

クルーズの出発地としても有名なタンパの観光スポット2選

タンパは中央フロリダ地域の西側にあり、州の中でも大きな都市でダウンタウン地区には高層ビルが立ち並んでいます。タンパ湾に面していてクルーズ船の出発地としても有名な都市なので、港に行くと大きな客船を見ることができます。

私の住んでいるオーランドからタンパのダウンタウンまでは、車だと1時間半程で行くことが出来るため日帰り旅行で訪れました。ドライブも「I-4」という、オーランドのメイン高速道路をひたすら東へまっすぐ進んでいくだけなのでとても簡単に行くことが出来ます。

ここでは日帰り旅行で訪れた2つの観光スポットをご紹介したいと思います。

フロリダ水族館

フロリダ水族館はダウンタウンのチャネルサイド地区にあって、クルーズターミナルの真横にあります。1995年にオープンした水族館で、主にフロリダ近辺の海に住んでいる生き物がいます。

フロリダ水族館内

展示は7つのテーマに分かれていて、すべて2階にあります。入場したらまずは2階へ、「Wetlands Trail」が展示のスタート地点になっています。展示室に入るとちょっとびっくり。あれ、ここ水族館?と思ってしまうような大きな温室ドームに入ります。

湿地帯に住む動物の展示室になっていて魚だけではなく、湿地帯に住むワニや鳥類の動物もいます。

フロリダ水族館内

水槽の周りには植物がたくさん生えていて、天井はとても高いです。見上げると木の上や天井では鳥が休んでいます。鳥の糞が落ちてくるのが怖くて、ここの展示を見ている時は気が気ではなくなり、上を見上げて鳥がいないか確認してから移動していました(笑)

同じ温室ドームの上の階にはマダガスカルエリアがあり、階段を上がって行きます。展示室までの道のりはジャングルの橋を渡っているような気分になり面白いです。

ここではマダガスカル島に住む生き物や虫の展示がされています。目を引くのがワオキツネザルで、黒と白の縞模様の長いしっぽがとてもきれいです。顔と動きが猫に似ていて、猫好きの私はすっかり魅了されてしました(笑)

奥には虫の展示室があるので虫の苦手な人は要注意です。

フロリダ水族館内

7つのテーマに展示が分かれていますが、中でもおすすめなのが「Bays & Beaches」の奥にある「Stingray Beach」エリアです。Stingray とは、日本語ではアカエイで、フロリダのビーチに行くとよく見られるエイの仲間です。

ここの展示では、実際に水槽で泳いでいるアカエイを触ることが出来ます。意外にもエイは人懐っこくて、水槽に近づくとこちらに寄ってきます。背中のあたりを優しくなでるとちょっとぬるぬるしていて面白いです。触った後は水槽の近くに手洗い場も完備されているので安心です。

水族館の中には展示のほかにも4Dシアター、フードコート、お土産屋さんがあります。シアターでは4Dまたは3Dの15分間の海にちなんだ映画が上映されていて、料金はチケット代に含まれています。

チケットは大人1人28.95ドルで、オンラインで事前に購入すると少し安く買うことが出来ます。

他にも野生のイルカを見に行くクルーズツアーがついたチケットや、水族館の裏側を案内してもらえるツアーがついたチケットもあります。

フロリダ水族館公式サイト

トロピカーナフィールド

トロピカーナフィールドはMLBの野球チームタンパベイ・レイズの本拠地のドーム型球場で、ダウンタウンからは車で約20分の場所にあります。

オレンジジュースで有名なジュース会社のトロピカーナが命名権を所有していることからトロピカーナフィールドという名前です。

タンパベイ・レイズは野茂英雄選手や松井秀喜選手など、過去には日本人選手が在籍していたことのあるチームなので、日本でも聞いたことがあるかもしれません。あまり強いチームではないのですが、2008年にリーグ優勝をしたことがあり、地元ではとても人気の高いチームです。

私が行ったのはデイゲームということもあり、それほど混雑しておらず、のんびりと野球観戦が出来ました。球場は今のアメリカでは珍しい完全ドーム型で、屋根の開閉が出来ない作りになっています。

トロピカーナフィールドのドーム型球場

トロピカーナフィールドの特徴は球場内に「Rays Touch Tank」と呼ばれるプールがある所です。プールと言っても人が入れるプールではなく、エイが泳いでいて触ることが出来ます。

なぜエイなのかというとチーム名にあるレイは英語でエイという意味で、それにちなんで球場にも本物のエイがいます。チームのマスコットキャラクターもエイがモデルで「レイモンド」という名前です。

トロピカーナ球場のエイ「レイモンド」

このアクティビティはとても人気で、私が行った際は長蛇の列が出来ていて30分ほど待ちました。アメリカで列に並んで待つのは珍しい光景です(笑)

Rays Touch Tank はゲーム前とゲーム開始から約2時間の間に参加ができ、10分の入れ替え制になっていて無料でエイと触れ合えます。

フィールドに面していて窓がないので、今まで何度かホームランボールがプールに直撃したことがあるそうです。ちょっとエイには気の毒ですよね。

タンパベイ・レイズ公式サイト(英語)

アメリカ最南端の町、キーウエストの人気観光スポット9選!

キーウエストはフロリダ南部のフロリダキーズという島群の一番西にあり、フロリダ州そしてアメリカ本土の最南端の地です。

暖かいフロリダ州の最南端にあることから1年を通して気温が高く、フロリダ州の他の都市とは違って晴れの日が多いため、避寒地としてアメリカ人やヨーロッパの人にとても人気の観光地です。

小さい島ながらも空港がありオーランド、マイアミ、シカゴ、アトランタなどからの直行便があります。オーランドから車で行くとノンストップで約7時間半(!)、マイアミからは約3時間半かかります。

もちろん飛行機の方が早いのですがキーウエストへ向かう道中のフロリダキーズは景色がとてもきれいなので、私は車で行くのをおすすめします。

島内はメイン通りであるデュバルストリートを中心に数多くの観光スポットがあります。中でもおすすめなのが、

  • デュバルストリート
  • ヘミングウェイの家
  • マロリースクエア
  • US1マイルマーカー0
  • サザンモストポイント
  • フォートザッカリーテイラー州立公園
  • メルフィッシャー海洋博物館
  • スロッピージョーズ
  • マルゲリータビレ1号店

ここも他の観光スポット同様、たくさんあって全て1記事では紹介しきれないので、今回は私が気に入っているおすすめの観光スポット3か所をご紹介します。(残りは次回ご紹介します!)

デュバルストリート

デュバルストリートはキーウエストに行ったら絶対に外せないスポットです!キーウエストのメイン通りで、レストランやお土産屋さんが立ち並んでいるのですが、中でもずば抜けて数が多いのがバーです。

バカンス地として人気のキーウエストは、お酒好きが集まる場所としても有名で、デュバルストリートには午前中から営業しているバーが目立ちます。朝からお酒を飲むのもキーウエストでは当たり前の光景です。

デュバルストリートは昼も夜も関係なく、いつでもほろ酔いの観光客で賑わっています。注意したいのが、デュバルストリートではプラスチックカップに入ったお酒を飲みながら歩いている人がよくいるのですが、フロリダ州は路上での飲酒は法律違反です。

周りがやっているからといって真似しないように気を付けましょう。せっかくの休暇中にトラブルは避けたいですよね。そしてデュバルストリートでぜひ注目してほしいのが建物です!

キーウェストにあるキーウェストスタイルの建物

キーウエストにある家は、「キーウエストスタイル」と呼ばれる建築様式で、外装がパステルカラーの板張りになっているのが特徴的です。デュバルストリートに立ち並んでいるレストランの中にも、街並みに合わせてこのキーウエストスタイルで建てられているものが幾つかあります。

キーウェストスタイルのウォルグリーン

他にも昔は映画館だった建物が、今は薬局チェーン店の Walgreens(ウォルグリーン)になっているものもあり(上の写真)、歩いているだけでも面白い発見が出来ます。

ヘミングウェイの家

ヘミングウェイの家はデュバルストリートの南からホワイトヘッドストリートに入ったところにあり、ノーベル文学賞を受賞した文豪、ヘミングウェイが実際に住んでいた家です。

キーウェストにあるヘミングウェイの家

2階建ての家の中はすべて博物館になっていて、ヘミングウェイが住んでいたころの様子が再現されています。ヘミングウェイに関する展示がされているのはもちろんなのですが、ここに来る大半の人のお目当ては、なんと「猫」!

敷地内では40~50匹の猫が飼われていて、猫達も入口でお出迎えしてくれます。マイペースな猫たちは「触らないで」と書いてある展示品の上に登ったり、スタッフやお客さんを押しのけて椅子の上に陣取って寝ていたりと、かなり自由です(笑)

ヘミングウェイキャット

そしてこの猫たちよく見ると…、なんと指が6本あります!実際にヘミングウェイが飼っていた猫も6本指で、実は、現在ヘミングウェイの家に住んでいる猫たちは、その猫の子孫なんです。

6本指の猫は「ヘミングウェイキャット」とも呼ばれていて、ヘミングウェイが飼っていた猫が由来になっています。人懐っこい猫が多く、猫好きにはたまらないスポットですが、猫アレルギーや猫が苦手な人にはあまりおすすめしません。

かなりの猫の数ですが、1匹1匹きちんと手入れされていて、きれいな毛並みの猫ばかりでした。

キーウェストのヘミングウェイ旧家に住んでいるヘミングウェイキャットこの写真では分かりづらいのですが、こちらの猫もヘミングウェイキャットで指が6本ありました。

ヘミングウェイの家はキーウエストの中でも人気の観光スポットです。特にクルーズ船の寄港日は大混雑する場所なので、港に大きな船が停泊している日は要注意です。

マロリースクエア

マロリースクウェア

マロリースクエアは島の西側にある広場で海に面しています。ここから見られる夕日はアメリカの中でも有名で、キーウエストに寄港するクルーズ船は、景色を妨げないように「日没時刻よりも前に出港しなければいけない」というルールがあるほどです。

毎日日没の2時間前になると「サンセットセレブレーション」と呼ばれるイベントが開催されていて、出店や大道芸人が出てきて、まるで日本の縁日のような雰囲気になります。日没の時間には空がオレンジ色になりとてもきれいな眺めです。

かなり混雑するので、きれいな夕日を写真に収めたい場合は早めに場所取りをするのがおすすめです。私が行った際はそんなに混雑しているとは思わず、日没ギリギリに行ってしまい、あまりいい写真が取れませんでした(涙)

キーウェストの夕日

夕暮れ時だけではなくマロリースクエアの中にはインフォメーションセンター、レストラン、バー、お土産屋さん、水族館、難破船博物館、公園などがあり、常に人で賑わっている場所です。

中でもおすすめが「シェルウェアハウス」というお土産屋さんで、店内にはTシャツやサンダルなど、どこのお土産屋さんでも扱っている商品のほかに、店名にもなっている貝殻(シェル)がたくさん売られています。

ビーチでよく見る薄っぺらな貝殻ではなく、珍しい形や色の貝殻が沢山並んでいます。形や種類によっては貝殻とは思えないような値段ですが見てみるだけでも面白いのでおすすめです。

 

 

いかがでしたか?
以上、フロリダの観光地でもある5都市のおすすめ観光スポットをご紹介しました。

フロリダは海に囲まれているので、他の州よりもビーチが多いのが魅力です。そして、ヨーロッパから最初の入植者が入った土地ということもあり、歴史地区や今でも残っている建造物が多くあり観光におすすめの州です。

フロリダ観光におすすめの時期は11月~3月の冬から春の期間で、気温が20℃前後で湿度が低く過ごしやすいです。1月は気温が10℃以下まで下がる日も数日間ありますが、同じ日本の1月よりも暖かいです。

夏は日照時間が長く夜8時過ぎまで明るいので夕方以降も出歩きやすい点がおすすめですが、とても暑く毎日夕立があり、天気が安定しないのと、30℃越えの気温で疲れやすくなるので注意です。

夏の強い日差しは熱中症になりやすいので夏の期間にフロリダを訪れる際は水分補給をこまめにするのを忘れないように!

最後まで読んで頂きありがとうございました。
続編として、各都市ごとの更に詳しい観光スポット情報をお届けしますので、次回もお見逃し無く!

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