こんにちは。@Techガールです。
実は先月から下の左奥歯が少し痛むので・・・歯医者さんに行って診てもらったら、親知らずが原因との事でした。
原因は虫歯ではなく、真横から出ている親知らずでした。親知らずが奥歯をグイグイ押していて、それで痛んだろうと。。。
痛み出してから少し嫌な予感はしたのですが、1年半前に日本の歯科でほぼ全ての歯をチェックしてもらって、問題がある歯も治療してしまって、予防までしてもらっていたので、どっかもう悪くなってるって事は無いだろうって思っていたんですけど、、やっぱり一年以上歯医者さんに行ってないと、何かありますね。
はやり、歯医者さんって半年に一回は行っていた方が良さそうです。。。
それでは早速ですが、アメリカの歯医者さんで親知らずを治療した流れをブログで詳しくご紹介したいと思います。それではいってみましょー!
アメリカで親知らずを治療した流れ
近所の歯科医に電話して、すぐ予約取って診療してもらいました。
一応私からは「親知らずじゃなくて虫歯かもしれないから、もう少しよく見て」って生意気な事をお願いしたので、歯のレントゲンもスポットと、機械が一周ぐるって廻って撮る、すごいレントゲンも含めて2回撮影したんですが、虫歯は発見されませんでした。
一周グルって廻って撮るレントゲン、あれってスゴイです。(日本にもあるのかな?)
全部の歯を一度に撮影できるから、何か全ての歯が丸見え。
ちょっと恥ずかしい(笑)
Googleで「X-ray Panoramic」と検索すると沢山出来てます。
下の写真の様な機械です。
前歯でスティックを噛んで、軸がぶれないように固定して、その後に上から降りてきている機械がぐるっと一周廻って歯全体を撮影します。
▲アメリカの歯科レントゲン、一周ぐるって廻って歯や顎全体を撮影されました。
私の初診(First VIsit)は、 Wisdom Teeth Removal Surgery (親知らず抜歯手術)を次回行うという事で、色々と同意書を準備され、術前、術後の説明を受けて、手術するかしないかの決定とサインをしただけで帰りました。
女性のアシスタントが丁寧に、ゆっくりと話してもらったので結構理解できました。
今の時点では、手術する以外の選択は無かったので、説明を十分に受けた後にサインしましたが、同意書にはちょっと怖い内容が。。
- 手術の成功は保証しません。
- 顎の神経に近いので手術後、顎や奥歯辺りに麻痺が残る可能性があります。大体全体の1〜2%に発生し、多くは1週間〜一ヶ月以内に元に戻りますが、稀に一年やその後ずっと麻痺が残る可能性もあります。
まぁ普通に怖いですね。(笑)
でも親知らずの痛みも怖いし、残しておいても何の特も無いので、取りあえずはこの親知らずちゃんは抜歯する事にしました。
歯医者の施設が最新過ぎてビビりまくり(笑)
ところで私の行ったアメリカの歯科医の感想ですが、何だか最新医療器具が完備されていて、クリーンでスタッフもフレンドリー。まさに私が行きたかった歯医者そのものでしたね。
この歯科医のホームページを見てみると、聞き慣れない言葉がどーんと書いてありました。
「Offering State-of-the-Art Dentistry Services」って書いてあったんですけど、この「State-of-the-Art」って言葉が気になって、聞き慣れないし、意味は何だろうって調べてみると、
State of the art
the latest and most sophisticated or advanced stage of a technology, art, or science.訳:最新で洗練された、最高水準の技術、芸術、科学。
引用:Dictionary.com
ほほぉう・・・要するに、最新の技術をもって患者の治療にあたる歯科医って事なんでしょうね。スバラシイです。
アメリカで歯医者に初めて行く場合は、必ず患者のレビューを見て行く事をおすすめします。
殆どのレビューは Yelp 等で検索してチェックできます。
私もこの歯科医に行く前は結構レビューをチェックして色々歯医者をチェックしていました。
でも最初は、アメリカ初の歯医者という事で、日本語の通じる日本人の歯科医さんに行こうかなぁ…と考えていたのですが、
それでは意思は十分に通じるけど、「医師の腕は選べないかも…」と思い、レビュー優先でアメリカの歯科医を選びましたが、正解だったと思いました。
インターネットの普及の恩恵ですね。
親知らずの抜歯手術前に注意すること
知らない人のために書いておきますが、これは私が「親知らずを抜く手術」をする前に注意された点です。
- 手術前24時間はアルコール、カフェインは接種しない。(麻酔の効きに影響するとか)
- 手術前6時間は飲み物、食べ物は食べてはいけない。(常に乾燥しているアリゾナで水が6時間も飲めないのはカナリ辛かった…)
- 手術後は誰か付き添いが絶対に必要。静脈麻酔(IV Sedationと呼ばれている)の作用で、術後は何も覚えていないし、麻酔が完全に切れるまでは半日位掛かるので、何か事故が起きるのを防ぐ為に患者の側には半日誰か同伴している事。
- 帰りは必ず付き添いの人が患者を連れて帰る。(バスやタクシーでの帰宅は禁止、本人が何も覚えていないので事故を防ぐ為)
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親知らずの抜歯手術後に思った事
以下は実際に親知らずを抜いてから思ったことや、注意しておきたいことになります。
特に強烈な「便秘」になってしまったことが、本当に辛かったので、親知らずを抜いた後はまともに食事が出来ませんが、食物繊維をしっかり摂取することは、必ず頭に入れておいて下さい。上(歯)も下(お尻)も苦しい…ってことにならないように。T_T
- 仕事なんて痛みで2〜3日程は集中して出来ない。
休みは取った方がいいが、取れない場合は痛み止めをちゃんと処方してもらう事。あと抗生物質(私の場合はペニシリン)も術後の感染予防で貰うと思うので、決められた量をキチンと飲む事。自分の判断で途中で止めると後が怖い。結構量が多めに出ます。 - 手術後3日間は歯磨きはしない方が良い。その後はしてもいいけど、歯磨き粉は使わない!めちゃくちゃ傷にしみます。そして何より口が開かないから結構歯磨きも辛い・・。
口臭が気になり出したら、歯磨き粉無しでゆっくり、親知らず抜歯部分を確実に避けて、そっと磨く。うがいは口に水を含んで流す程度。
絶対に勢いよくしてなならない。ドライソケットになっちゃうかもとのこと。ドライソケットになると、めちゃくちゃ痛いらしい。
親知らずの手術で一番辛かった事
まともな食事が殆どできない為か、食がかなり細くなって、食べ物を満足に摂取しないので、便通も6日間ほどありませんでした。。(汚いお話でスミマセン…)
しかし、これがかなりマズかった。。。
食べ物も野菜なんて固い物は全く食べれないので、繊維も不足し、便もお腹に長く滞在していて水分が無くなったせいか、、、いくら頑張っても出なくなっていました。。。(涙)
そう、親知らずの抜歯手術後にひどい便秘になってしまったのです。
仕方ないので、水を大量に飲んで、どうにか便通を良くして難を乗り切りましたが・・・これが本当に辛かった。。。
普段便秘知らずなので、本当に苦しかったです。皆様もどうかお気を付け下さい。
親知らずの抜歯後は、食が細くなりがちなので、以下の食べ物を準備出来れば、手術前に買っておくといいと思います。
食物繊維も出来るだけ取って下さい。
- 柔らかい食べ物(ほぼ噛めないので柔い物しか食べれない…)、
- ヨーグルトやゼリー、
- 缶のスープ等(柔い野菜たっぷりな物がいい)
これらを約一週間分位は準備しておくと後々便利です。
特に何も問題が無ければ、一週間位したら痛みも結構引きます。後は片方の歯でも何とか噛んで食事出来る様になります。
次のブログでは、気になる「アメリカでの親知らずの抜歯の費用・金額」について大公開しようと思います。アメリカでの親知らず抜歯の記録としてブログしてみました。
誰かのお役に立てれば嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
また次回もお楽しみに!